「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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フィルム・レビュー 『裁き』 『ガメラ 大怪獣空中決戦』 

フィルム・レビュー 『裁き』 『ガメラ 大怪獣空中決戦』

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ここをクリック→ フィルム・レビュー 『裁き』(2014) チェイタニア・タムヘイン監督

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ここをクリック→ フィルム・レビュー 『ガメラ 大怪獣空中決戦』 (1995) 金子修介監督






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2017/07/24 Mon. 00:04 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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フィルム・レビュー 『プレシャス』 『ガンジー』 『ランゴ』 

フィルム・レビュー 『プレシャス』 『ガンジー』 『ランゴ』

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ここをクリック→ フィルム・レビュー 『プレシャス』 (2009) リー・ダニエルズ監督

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ここをクリック→ フィルム・レビュー 『ガンジー』 (1982) リチャード・アッテンボロー監督

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ここをクリック→ フィルム・レビュー 『ランゴ』 (2011) ゴア・ヴァービンスキー監督






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2017/07/16 Sun. 08:40 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (557) 「大崎事件で検察即時抗告。彼らは何を守ろうとしているのか」 7/3/2017 

#検察なう (557) 「大崎事件で検察即時抗告。彼らは何を守ろうとしているのか」 7/4/2017

自分の刑事事件の捜査・公判の経緯を通じて、捜査権力(私の場合は国税局査察部&東京地検特捜部でしたが)に対し何度となく抱いた感覚があります。それは、「こいつら狂ってる」というものでした。しかし、日本の正義を守る彼らが本当に狂っているわけはなく、なぜ彼らの論理が我々一般人の常識に係らないかを必死に理解しようとしました。

そして理解した部分もあれば、そうでなく都度都度その感覚は蘇ってくることもあります。奥西勝氏(「名張毒ぶどう酒事件」の冤罪被害者)を獄死させた時もそうでした(注1)。そしてその感覚が今回の報道を目にしてやはり蘇ってきました。「こいつら狂ってる」と。

検察のあるべき姿は、本来、国民から「正義の味方」だと思われる存在であると私は考えています。その観点からは、この即時抗告は相当ロジカルではない判断だと考えます。

アヤ子さんは既に90歳ですが、万が一彼女の命が立ち消えたとしても、弁護団は真実を明らかにすることを諦めることはないでしょう(再審請求には親族が請求人になることが必要であり、それが最大のハードルとなることが往々にしてありますが、アヤ子さんの娘さんが支援しているので当面その点は問題ないと思われます)。そして既に2回も再審開始決定を裁判所が判断している以上、いずれ再審は開かれ、再審無罪は必ずや実現すると思われます。この即時抗告でも検察は非難されるべきですが、もしアヤ子さんの死後、再審無罪となれば、その非難はとてつもないものになります。なぜそれを検察は理解しようとしないのか。

いてもたってもいられず、友人の市川寛氏(元検事、『検事失格』著者、注2)に電話しました。

「自分如きのレベルよりもはるかに高いところで物事が図られているということはあるのですが」と謙遜の前置きをしながら、彼の言葉はやはりインサイダーを経験した者の言葉でした。しかしそれは、私には理解しながらも共感できないものでした。彼の言ったところは、

「ヒューマニズムは制度の運用を左右しないという自負なんじゃないでしょうか。そして、即時抗告という制度がある以上、それを粛々と遂行するのが行政官としての責務であると考えているのではないでしょうか。一種のヒロイズムですかね。相当歪んではいますが」
でした。

つまり「大岡裁き」はよしとしないということです。

そしてお互い同意したのは、彼らが自分たちの異形の価値観に囚われて完全に思考停止しているという点です。

誰しも過ちを犯すことはあります。そしてこの事件においては、弁護団も裁判所もその過去の過ちに向かい合い、あるべき方向へと歩き出そうとしています。それが再審開始決定の意義です。それをよしとせず、自らの価値観に拘泥している彼らはもう「公益の代表者」とは呼べないものです。

第一次再審請求の際、再審開始が一旦は決定され、検察即時抗告後取り消されるまで2年9ヵ月を要しました。90歳のアヤ子さんにとって、今回の即時抗告は死刑宣告に等しいものです。それでも弁護団の検察即時抗告の報告にアヤ子さんは「頑張ります」と答えたと伝え聞きます。彼女には、是非ともその言葉通り頑張ってほしいと切に思っています。検察の奢りを挫くためにも。

大崎事件詳細についてはこちらをご参照下さい。

ここをクリック→ #検察なう (556) 「大崎事件で再審開始決定!検察の正義が問われる」

(注1)
ここをクリック→ #検察なう (339) 「司法の自殺~名張毒ぶどう酒事件で第7次再審請求棄却決定」

ここをクリック→ #検察なう (504) 「巨星墜つ、奥西勝氏逝去」

(注2)
ここをクリック→ Amazon 市川寛著『検事失格』

7/4/2017
















ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー

表紙1


ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

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2017/07/04 Tue. 00:26 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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フィルム・レビュー 『追憶』 『若者のすべて』 『殺人の追憶』 

フィルム・レビュー 『追憶』 『若者のすべて』 『殺人の追憶』

追憶

ここをクリック→ フィルム・レビュー 『追憶』 (2017) 降旗康男監督

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ここをクリック→ フィルム・レビュー 『殺人の追憶』 (2003) ポン・ジュノ監督






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2017/07/02 Sun. 19:36 [edit]   TB: 1 | CM: 0

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#検察なう (556) 「大崎事件で再審開始決定!検察の正義が問われる」 6/28/2017 

#検察なう (556) 「大崎事件で再審開始決定!検察の正義が問われる」 6/28/2017

今日、帰省中の私は福井の病院で人間ドックを受診していました。検診が終わって食事をしていた私の目に飛び込んできたのは待ち望んだ朗報でした。

osaki news


以前から弁護団事務局長の鴨志田祐美弁護士のお話を伺い、今回(第三次)の再審請求審での再審開始決定の判断は確信していたものの、それはあくまで裁判所が公正な判断をするという前提に基づくもの。我々一般人の常識にかからないとんでもない判断を裁判所がすることを知ってしまった私は、やはり実際に決定が出るまでは安心できなかったものです。

これで、再審開始決定前の現地調査会の最後のチャンスと思い、鹿児島の大崎まで足を運んだ甲斐があったというものです。

ここをクリック→ #検察なう (549) 「大崎事件現地調査会に参加しました」

この事件はそもそも自白すらない、冤罪になるべきでない冤罪です。確定審までその有罪を支えていたのは、共犯者とされる三人の供述でした。しかし、彼らには知的障害があり、その供述の信用性は常に疑問視されていました。

2002年の第一次再審請求審で一旦は再審開始が鹿児島地裁で決定したのも、そうした危うい証拠構造を裁判所が否定したことによります。しかしその再審開始決定は、検察の即時抗告後、2004年に福岡高裁で取り消されることになります。その理由は、親族の一人が、アヤ子さんが夫に「邦夫(被害者)をうっころすので加勢しやんせ」と言ったことを耳にしたという証言でした。伝聞証拠にしか過ぎないこの証拠を裁判所が重視したのは、明らかに結論ありきの理由付けにしか過ぎないものです。

このあまりにも脆い有罪の証拠を打ち崩すために、一度目の再審開始決定から15年の月日が費やされました。2002年の再審開始決定当時、アヤ子さんは74歳で、まだまだかくしゃくとしていました。その彼女も今月15日に90歳を迎えました。認知症を患った彼女の様子を見れば、もう待ったなしの状況であり、いかに検察の抗告が不当なものであるかが分かります。

ここをクリック→ 共同ニュース「38年前の殺人、再審認める 「大崎事件」で鹿児島地裁」

この期に及んで検察が更に抗告するようなことになれば、更にアヤ子さんの貴重な人生の時間が無駄に費やされることになります。まさに検察の正義が今、問われているものです。アヤ子さんの存命中に、一刻も早く彼女の無実の罪を晴らすことが正義です。その日が来るまで、我々国民は注視すべきものです。

この事件に関心がある方は、是非過去のブログをご参照下さい。

ここをクリック→ #検察なう (522) 「大崎事件の真相に迫る(1) ~大崎事件の概要」

ここをクリック→ #検察なう (523) 「大崎事件の真相に迫る(2)~大崎事件の複雑性」

ここをクリック→ #検察なう (524) 「大崎事件の真相に迫る (3) ~ 被害者死因について」

ここをクリック→ #検察なう (525) 「大崎事件の真相に迫る (4) ~ 誰が死体を遺棄したのか」

ここをクリック→ #検察なう (526) 「大崎事件の真相に迫る (5) ~ 関係者供述の信用性」

6/28/2017











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category: 大崎事件

2017/06/28 Wed. 23:10 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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