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上申書 (12/60) 伏田啓子
上申書 (12/60) 伏田啓子
裁判所に提出する目的で、私の知人・友人に「あなたが裁判員になったとしたら」という観点で上申書を書いてもらうことを依頼しました。1ヶ月で60通の上申書が集まりました。ところが上申書の裁判所提出は検察の不同意で阻まれ、それはかないませんでした。彼らの正義を希求する声を無駄にしないために、本人の了承を得た上でブログでの実名公開に踏み切ります。
ここをクリック→ #検察なう (183) 「上申書に関して」
ここで紹介する上申書は私の中学高校の同級生からのものです。成人式のエピソードが語られています。
成人式と言えば、地元の友人と連れ立って参加するものだと思います。私は小学校から高校まで国立の学校に行ったため、公立の学校に通う近所の子どもたちとの交流は全くありませんでした。それゆえ、地域ごとに開催される成人式には参加するつもりはなかったものです。
たまたま私の学区の成人式は市でも一番大きな会場でやることになっていました。
市から連絡があり、「新成人の代表として挨拶を読み上げてほしい。原稿はこちらで用意するから」とのことでした。
応募をしたわけでもないので、市が私の学歴から判断したものだと思います。「ふーん」と思いましたが、別に断る理由もなかったので、その依頼を受けることにしました。
服装に関しては特に指定されていなかったので、スーツをもっていなかった私は、黒の革ジャンと一番きれいなジーンズに黒のスニーカーを合わせて当日会場に向かいました。頼まれたから出席するだけの成人式のためにスーツを新調するという発想は自分にはなかったように覚えています。
私の出で立ちを見た市の役員の方々はぎょっとして、若干の間協議した挙句、「あー、八田君、申し訳ないが、君には交通安全の宣言を読み上げてもらうことにするよ」とおっしゃいました。
私は「ふーん」と思いましたが、「ま、いっか」とその役目を引き受けました。
私の代わりに新成人代表の挨拶を読み上げた方は、緊張していたのか、原稿を読み上げるだけなのに詰まったりして自分の原稿でないことがありありという状況でした。
私が役目を終えると、先の市の役員の方々は口ぐちに「いやー、堂々として実によかったよ。当初の予定通り新成人の挨拶を読み上げてもらえばよかったかな」と言っていました。
私は「ふーん」と思いましたが、同時に「こういう大人だけにはなりたくないな」と思ったものです。
「上申書
この度、クレディスイス証券での脱税容疑で起訴され公判中の八田隆氏につき謹んで申し上げます。彼とは中学高校で同級でした。
まず、この事件を知ったのは、彼がこの事件で告発され検察の取り調べを前に緊張した日々が続いていた時期、本人から直接知らせがありました。
自分に正直な彼が故意に申告をしなかったとは、全く信じられず、驚きだけでした。
何しろ自分が決めた事はすぐに行動に移し、責任を持って成し遂げると言うのが彼のパターンでした。地元の成人式で新成人代表に選ばれた彼でしたが、当日、ジーパンにジャケットとの軽装で現れて、周りを驚かせたのを覚えています。もちろん、成人式といえば、女性は振袖、男性は新調したスーツと決まっていた時代。決して彼は奇をてらって、軽装にしたわけでは無く、実際ありのままの20歳の自分を見せたかったのでしょう。考えてみれば全く自立していない学生が親に作ってもらった服装で式に出て、成人の自覚を持てるはずがないのかもしれません。
現在公判中の事件では、源泉徴収されていなかった株式の収入に対し、本人は源泉徴収されていると思い込んでいただけで、故意に申告をしなかったわけではないと主張しています。会社からの資料に個人での申告が必要との旨、書かれていたようですが、気付いていなかったとのことです。
もし、その部分に目を通し、内容を理解していたら、彼ならばその性格からなさねばならぬ事を行なっていたことでしょう。
私にしてみれば、検察が故意の脱税としての証拠を見つけ出すために、その会社側資料を使用したのかもしれませんが、第3回公判で検察側証人の部下も申告漏れしていたとの事、社員のどの位の方がそれに目を通していたのか甚だ疑問です。決して故意の脱税を示す証拠ではないと思います。元々故意ではないのですから、証拠は出ないのでしょう。
以上より、本人が故意に脱税したとは考えられず、無罪であると思います。
伏田啓子」
ここをクリック→ 伏田啓子上申書
ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件
ここをクリック→ 経緯説明 「真実は一つである」
ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―
TwitterやFacebookでの拡散お願いします。
↓
裁判所に提出する目的で、私の知人・友人に「あなたが裁判員になったとしたら」という観点で上申書を書いてもらうことを依頼しました。1ヶ月で60通の上申書が集まりました。ところが上申書の裁判所提出は検察の不同意で阻まれ、それはかないませんでした。彼らの正義を希求する声を無駄にしないために、本人の了承を得た上でブログでの実名公開に踏み切ります。
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ここで紹介する上申書は私の中学高校の同級生からのものです。成人式のエピソードが語られています。
成人式と言えば、地元の友人と連れ立って参加するものだと思います。私は小学校から高校まで国立の学校に行ったため、公立の学校に通う近所の子どもたちとの交流は全くありませんでした。それゆえ、地域ごとに開催される成人式には参加するつもりはなかったものです。
たまたま私の学区の成人式は市でも一番大きな会場でやることになっていました。
市から連絡があり、「新成人の代表として挨拶を読み上げてほしい。原稿はこちらで用意するから」とのことでした。
応募をしたわけでもないので、市が私の学歴から判断したものだと思います。「ふーん」と思いましたが、別に断る理由もなかったので、その依頼を受けることにしました。
服装に関しては特に指定されていなかったので、スーツをもっていなかった私は、黒の革ジャンと一番きれいなジーンズに黒のスニーカーを合わせて当日会場に向かいました。頼まれたから出席するだけの成人式のためにスーツを新調するという発想は自分にはなかったように覚えています。
私の出で立ちを見た市の役員の方々はぎょっとして、若干の間協議した挙句、「あー、八田君、申し訳ないが、君には交通安全の宣言を読み上げてもらうことにするよ」とおっしゃいました。
私は「ふーん」と思いましたが、「ま、いっか」とその役目を引き受けました。
私の代わりに新成人代表の挨拶を読み上げた方は、緊張していたのか、原稿を読み上げるだけなのに詰まったりして自分の原稿でないことがありありという状況でした。
私が役目を終えると、先の市の役員の方々は口ぐちに「いやー、堂々として実によかったよ。当初の予定通り新成人の挨拶を読み上げてもらえばよかったかな」と言っていました。
私は「ふーん」と思いましたが、同時に「こういう大人だけにはなりたくないな」と思ったものです。
「上申書
この度、クレディスイス証券での脱税容疑で起訴され公判中の八田隆氏につき謹んで申し上げます。彼とは中学高校で同級でした。
まず、この事件を知ったのは、彼がこの事件で告発され検察の取り調べを前に緊張した日々が続いていた時期、本人から直接知らせがありました。
自分に正直な彼が故意に申告をしなかったとは、全く信じられず、驚きだけでした。
何しろ自分が決めた事はすぐに行動に移し、責任を持って成し遂げると言うのが彼のパターンでした。地元の成人式で新成人代表に選ばれた彼でしたが、当日、ジーパンにジャケットとの軽装で現れて、周りを驚かせたのを覚えています。もちろん、成人式といえば、女性は振袖、男性は新調したスーツと決まっていた時代。決して彼は奇をてらって、軽装にしたわけでは無く、実際ありのままの20歳の自分を見せたかったのでしょう。考えてみれば全く自立していない学生が親に作ってもらった服装で式に出て、成人の自覚を持てるはずがないのかもしれません。
現在公判中の事件では、源泉徴収されていなかった株式の収入に対し、本人は源泉徴収されていると思い込んでいただけで、故意に申告をしなかったわけではないと主張しています。会社からの資料に個人での申告が必要との旨、書かれていたようですが、気付いていなかったとのことです。
もし、その部分に目を通し、内容を理解していたら、彼ならばその性格からなさねばならぬ事を行なっていたことでしょう。
私にしてみれば、検察が故意の脱税としての証拠を見つけ出すために、その会社側資料を使用したのかもしれませんが、第3回公判で検察側証人の部下も申告漏れしていたとの事、社員のどの位の方がそれに目を通していたのか甚だ疑問です。決して故意の脱税を示す証拠ではないと思います。元々故意ではないのですから、証拠は出ないのでしょう。
以上より、本人が故意に脱税したとは考えられず、無罪であると思います。
伏田啓子」
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