「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (505) 「「名張毒ぶどう酒事件」再審請求継続へ」 10/8/2015 

#検察なう (505) 「「名張毒ぶどう酒事件」再審請求継続へ」 10/8/2015

名張毒ぶどう酒事件では奥西勝氏が逝去される前に第9次再審請求がなされていましたが(注1)、彼の逝去後も奥西氏の妹を代理人として継続されることになりました。

ここをクリック→ 日テレ「奥西勝死刑囚死亡 妹が再審請求“継続”へ」

名張毒ぶどう酒事件を題材として扱った映画『約束』(注2)には奥西氏の妹は登場しませんが、それは本人の意向を汲んでのことだと聞いていました。それが、今回、表に出てきたのはやはり肉親を思う情のためだと想像します。

冤罪被害者の再審請求が、その死後、開始決定された例としては、徳島ラジオ商殺し事件(注3)がありますが、昨年3月に福岡地裁でその再審請求が棄却された飯塚事件(注4)の例を見ても、ただでさえ厳しい再審開始がさらに厳しくなる印象を受けます。

奥西氏の逝去に際し書かれた、名張毒ぶどう酒事件を扱った著書のある江川紹子氏の以下の記事を、是非お読み下さい。

ここをクリック→ 江川紹子氏記事「それでも名張毒ぶどう酒事件は終わらない」

名張毒ぶどう酒事件を深く知りたい人に、2冊ご紹介します。

nabari dokubudoshu

ここをクリック→ ブック・レビュー 『名張毒ブドウ酒殺人事件-六人目の犠牲者』江川紹子氏著

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ここをクリック→ ブック・レビュー 『名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』東海テレビ取材班著

また、これまで名張毒ぶどう酒事件を扱った私のブログ記事を紹介します。

ここをクリック→ 冤罪ファイル その1 「名張毒ぶどう酒殺人事件」

ここをクリック→ #検察なう (278) 「映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』鑑賞」

ここをクリック→ #検察なう (339) 「司法の自殺~名張毒ぶどう酒事件で第7次再審請求棄却決定」

ここをクリック→ #検察なう (342) 「「人一人の命は地球より重い」~名張毒ぶどう酒事件・最高裁不当決定抗議集会に参加して」

ここをクリック→ #検察なう (473) 「名張毒ぶどう酒事件第9次再審請求と6・25集会」

奥西氏の死を無駄にすることなく、冤罪がいかに不正義であるかの代表例として語り継ぎ、再審請求の支援の輪を広めることに努めたいと思います。

(注1)
ここをクリック→ #検察なう (478) 「名張毒ぶどう酒事件弁護団、第9次再審請求で新証拠を提出」

(注2)
ここをクリック→ 映画『約束』公式HP

(注3)
ここをクリック→ Wikipedia 徳島ラジオ商殺し事件

(注4)
ここをクリック→ 冤罪ファイル その3 「飯塚事件」

10/8/2015












ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー

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2015/10/07 Wed. 23:53 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (504) 「巨星墜つ、奥西勝氏逝去」 10/5/2015 

#検察なう (504) 「巨星墜つ、奥西勝氏逝去」 10/5/2015

昨日、インターネット環境のない外出先から戻って悲報に触れたのは、友人から彼の死を知らせるメールでした。

単なる偶然ですが、郵便受けには10月1日付の「名張毒ぶどう酒事件・東京守る会ニュース」の封書が届いていました(注)。

私にとっての奥西氏の存在は、私が冤罪の暗闇の中でのたうち回っていた時に射し込んできた一筋の光でした。自分よりはるかに苛酷な状況の中でも、尊厳を失わずに生きて行こうとする人がいるということは私に勇気を与えてくれました。私にとっての恩人です。

彼の健康状態を知っていたため、訃報に触れても、驚きはなく、ただただ自分が恩人に対してその恩を返せなかったという虚脱感しかありませんでした。

そして、正しいものが正しくあり続けようと努力することが、我々国民の幸福につながると強く信じている自分にとって、数多くの人が、この事件のこの一旦の結末(再審請求は続くものと思いますが)によって、やはり捜査権力は正しくない、裁判所は正しくないと思ってしまうことが残念です。

最後の意識の中で、司法に裏切られ続けながらも、その司法に救いの手を求めるしかなかった奥西氏の胸に去来したものは何だったのか、うかがい知る由もありませんが、やはり無念だったのだろうと想像します。

彼には直接返せなかった恩を返すべく、これからも刑事司法と向き合って行こうと静かに思います。

R.I.P.

(注)
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ここをクリック→ 2015年10月1日発行「NABARI News」弁護団紹介「証拠開示実現に向けて」

10/5/2015













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2015/10/05 Mon. 08:32 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (478) 「名張毒ぶどう酒事件弁護団、第9次再審請求で新証拠を提出」 7/2/2015 

#検察なう (478) 「名張毒ぶどう酒事件弁護団、第9次再審請求で新証拠を提出」 7/2/2015

この5月に、名張毒ぶどう酒事件冤罪被害者奥西勝氏は第9次再審請求を行いました。

ここをクリック→ #検察なう (473) 「名張毒ぶどう酒事件第9次再審請求と6・25集会」

そのブログで紹介した市民集会に参加してきました。

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その集会では、まず映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(注1)の上映がありました。私は4回目の観賞でしたが、映画としてもよくできた作品であることを再確認しました。やはり仲代達矢氏と樹木希林氏の存在は大きいと感じました。

映画上映後、映画の原作『名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』の著者の一人である門脇康郎氏の講演がありました。

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ここをクリック→ ブック・レビュー『名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の半世紀』

門脇氏は、東海テレビのカメラマンでしたが、奥西氏が控訴審で逆転死刑判決を受けた判決文のひどさに憤り、それから私費を投じてこの事件を個人的に追い続けました。彼の、正義を求める信念の強さと奥西氏家族を思いやる気持ちには心打たれるものがありました。

講演後、彼と話す機会がありましたが、私のした質問の一つは映画に奥西氏の妹が登場しない理由についてでした。彼の答えは、彼女も兄を思う気持ちはあるものの、自分の子供のことを考えると表に出られないというものでした。冤罪は被害者本人だけではなく、周りの家族の生活も破壊するものだとあらためて感じました。

その後、特別面会人の稲生昌三氏の挨拶がありました。たまたま当日の朝、奥西氏と面会をしてきたそうです。病床にいる奥西氏の容体は芳しくないことも多く、面会の叶わないこともしばしばだそうですが、その日は奥西氏の容体も安定しており面会できたとのことでした。

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彼の前回5月22日に行った面会の模様を報告する「面会通信」を添付します。
ここをクリック→ 「無実の死刑囚・奥西勝さんを励ます面会通信 No.287」

その後、弁護団により第9次再審請求に関しての報告がありました。

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まず伊藤和子弁護士(注2)から、これまでの再審請求の流れと、新証拠の開示を求めているもののままならない状況が伝えられました。再審における証拠開示に関しては、通常審とは違う問題があり、この点に関しては別の機会に取り上げてみたいと思います。

次に古橋将弁護士から、唯一の物証である王冠についての説明がありました。第5次再審請求の時点で、王冠についた歯型が奥西氏によるものではなく、鑑定の画像は適合するように倍率を変えて捏造されたことが弁護団から主張されています。その時点の裁判所の判断は、「奥西死刑囚の歯型と断定できなかったとしても、人の歯型である以上、ある程度の証明力がある」という頓珍漢な論理でうやむやにされたものです。弁護団は現物の開示を求め、再鑑定を試みようとしています。

その次は脇田敬志弁護士から、自白の信用性について弁護団が立証に努めている点が説明されました。それは、奥西氏の自白にある、①犯行前夜、暗闇の竹やぶの中で農薬を入れる竹筒を作成し、農薬を注入した、②その竹筒に新聞紙で栓をし、上着ポケットに入れて栓を濡らすことなく運搬した、③王冠の開栓を、まず外ぶたを火ばしではずし、中ぶたを歯でこじ開けたとした点です。弁護団は学生30人を使って、それぞれの実験をしましたが、①②③の全てをできた学生は一人もいなかったことから、自白の信用性に疑問があるという主張でした(但し、それぞれどれかのみをうまくできた学生はいたようです)。

最後に野嶋真人弁護士から、今回の再審請求の中心となる新証拠の説明がなされました。

まずは凶器の農薬に関してです。自白では「ニッカリンT」という奥西氏が購入したことが証拠上明らかな農薬が殺害に使われたとされました。弁護団は、第7次再審請求で、実際の犯行に使われた農薬は、同じ有機リン系農薬(テップ剤)であるが違う農薬(「三共テップ」という農薬である可能性が高い)であるという鑑定結果を提出しました。そしてそれは一旦、再審開始決定の鍵となりましたが、検察異議申立を受けた異議審では、ニッカリンTであったとしても矛盾しないという非科学的な裁判官の独自の解釈で再審開始決定が取り消されたという経緯があります(注3)。

この凶器とされたニッカリンTは、1961年の時点で既に、実際に使われた農薬とは違う可能性が示唆されています。それはニッカリンTに含まれる不純物が、ペーパークロマトグラフィーで検出されなかったからです。それは検察の「不純物が加水分解することもありえる」という、これまた非科学的な独自の解釈を裁判官が採用し、ニッカリンTが凶器とされた農薬ではないとは認定されませんでした(注4)。

今回の再審請求では、弁護団は、今日では時代遅れともいえる鑑定法のペーパークロマトグラフィーを再度行い、ニッカリンTが犯行に使われた農薬ではないことを立証しようとしています。

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第7次再審請求において最新技術の鑑定方法結果が裁判官に採用されなかったのは、彼らがそれを理解できなかったからであり、中学の理科の実験で使われるレベルの内容であれば理解できるであろうという、それはそれで説得力のある主張でした。

更に興味深かったのは、ぶどう酒瓶の封緘紙の分析でした。弁護団は、封緘紙の糊づけされた部分に、ほかよりも濃く変色し、隆起した部分を見つけています。当時、犯行に使われたぶどう酒の封緘紙は、「CMC糊」という半合成糊で接着されていましたが、弁護団の主張は、「犯人は、開栓のため封緘紙をはがした後、CMC糊ではなく、一般家庭によく使われる「フエキ糊(でんぷん糊)」で接着したと考えられ、その部分が隆起、変色した」というものです。よくもそこまで細かな証拠を探し出したと感心しますが、そのポイントは、奥西氏が全く自白で述べていない「無知の暴露(真犯人しか知りようがないため、虚偽自白では述べられることがない事実)」であり、真犯人の行動を類推したアナザ―・ストーリーという点で評価できるものと思います。

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第9次再審請求の判決は、第8次再審請求を棄却した同じ裁判体とのこと。状況は厳しいとはいえ弁護団の最後まで(それどころか、この先奥西氏の無罪を得るまで未来永劫)諦めない真剣度が伝わってきました。

今後も名張毒ぶどう酒事件の再審請求の状況には注視する必要があります。

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(注1)
ここをクリック→ #検察なう (278) 「映画『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』観賞」

(注2)
ここをクリック→ 伊藤和子弁護士 「名張毒ぶどう酒事件 89歳になる死刑囚の救済の道を閉ざす高裁決定は正義に反する。」

(注3)
ここをクリック→ 「科学的証拠の無視と自白偏重~名張毒ブドウ酒事件第7次再審請求最高裁特別抗告決定」矢澤昇治弁護士

(注4)
ここをクリック→ 日々是好日「名張毒ぶどう酒事件と農薬鑑定に使われたペーパー分配クロマトグラフィー」

7/2/2015






















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2015/07/02 Thu. 01:52 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (473) 「名張毒ぶどう酒事件第9次再審請求と6・25集会」 6/15/2015 

#検察なう (473) 「名張毒ぶどう酒事件第9次再審請求と6・25集会」 6/15/2015

先日、実家の金沢に帰省したところ、「名張毒ぶどう酒事件・奥西勝さんを守る東京の会」から会報が届いていました。奥西勝氏の命の灯が消えないよう祈願して、私が5年分の会費をまとめて納付したのは、彼が八王子医療刑務所に移送された直後の3年前のことになります。奥西氏は、この3年の間に2度の危篤状態となり、気管切開によって声を失い、酸素吸入と点滴のみによって命を維持する日々を送りながらも、冤罪を晴らす精神力で命を保っています。

今回の会報『NABARI News』には、弁護団が第8次再審請求を取り下げ、第9次再審請求を行った報告がありました。

弁護団は、第8次再審請求の名古屋高裁棄却後、最高裁に特別抗告を申し立てていましたが、それを自ら取り下げ、新たな再審請求を行うというのは異例のことです。彼らの再審請求が死刑執行を停める延命措置ではなく、奥西氏を獄中から救い出そうと本気で行っていることがひしひしと伝わってくる決断です。

会報には、弁護団長の鈴木泉弁護士の「名張事件を支援している皆様へ」と題して、一連の経緯の詳しい説明が添えられていました。そこには、「最高裁決定を待っていたのでは、時間がかかり過ぎる」「特別抗告審で提出する証拠は、今後新たな再審請求には用いることができない」といった事情が説明されていました。また新証拠に関する情報もありました。鈴木弁護士のメッセージを添付します。

ここをクリック→ 「名張事件を支援している皆様へ」

来る6月25日には、東京都千代田区永田町で奥西氏を支援する「6・25集会」が開催されます。そこでは映画『約束』の上映と、原作者の門脇康郎氏の講演が行われます。万障お繰り合わせの上、ご参加下さい。私もバンクーバー帰国前日ですが、できる限り参加し4回目の『約束』観賞をしたいと思っています。

ここをクリック→ 「6・25集会チラシ」

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ここをクリック→ 冤罪ファイル その1 「名張毒ぶどう酒殺人事件」

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ここをクリック→ ブック・レビュー 『名張毒ブドウ酒殺人事件―六人目の犠牲者』 江川紹子著

6/15/2015









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2015/06/15 Mon. 00:01 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (342) 「「人一人の命は地球より重い」~名張毒ぶどう酒事件・最高裁不当決定抗議集会に参加して」 10/31/2013 

#検察なう (342) 「「人一人の命は地球より重い」~名張毒ぶどう酒事件・最高裁不当決定抗議集会に参加して」 10/31/2013

(強制捜査から1780日、控訴審初公判まで15日)

「人一人の命は地球より重い」

この言葉の意味するところは明らかです。「人の命は尊く、何事にも代えがたい」ということは誰しもが納得するところではないでしょうか。

名張毒ぶどう酒事件では、1969年以来、奥西勝氏は死刑囚としてその自由を奪われてきました。そして今、本来は人権の擁護者である検察官、裁判官が、彼の命まで奪おうとしています。

一旦は開いた再審の門を、検察、裁判所は再び閉ざしました(注1)。奥西氏の命は風前の灯です。87歳の彼は今年に入り危篤状態となり、その時医師はあと20日の余命を宣告したそうです。それでも今なお奥西氏の命を支えているのは、無実の罪を晴らそうという強い意志です。

昨日行われた「名張毒ぶどう酒事件・最高裁不当決定抗議集会」に参加して私が思ったことは、「なぜ、検察官・裁判官に真実が分からないのか」と問うことは間違っているのだろうということです。我ら一般人のレベルで理解できることが、知性ある彼らに理解できないはずはないからです。

検察官・裁判官にとっては、本来何よりも重要な人の命と引き換えにしてでも守らなければならないものがあるのだと思います。それは彼らが人である前に、あるいは人である以上に検察官・裁判官であろうとしているのではないかと考えます。

そして裁判官である前に人である、我々一般人の感覚からすると「まともな」裁判官に当たった時、奥西氏の一審無罪や一旦は決まった再審開始決定が出されたのだと思います。しかし、結果として奥西氏の無罪が得られていない現実は、そうした「裁判官である前に人である裁判官」は少数派であることを意味しています。

検察官や裁判官に「検察官や裁判官である前に人であれ」と批判することが正しいのかどうか、私には分かりません。彼らも死ぬ時は、検察官や裁判官として死ぬのではなく、人として死ぬことは分かっているはずです。その時に「人として間違っていた」と思わないはずはなく、その十字架を彼らは背負っています。

彼らの、人命と引き換えにしてでも守らなければならないそれが何なのか、あるいはそうした彼らの「崇高な職業意識」を理解しなければ、冤罪の問題はいつまでたっても、我々一般人と、捜査当局・司法当局の間で交わることのない平行線のような気がします。

映画『約束~名張毒ぶどう酒事件・死刑囚の生涯~』に主演した仲代達也氏からもメッセ―ジが寄せられました。

ここをクリック→ 仲代達也氏「奥西勝氏に寄せるメッセージ」

弁護団報告 野嶋真人弁護士・伊藤和子弁護士

写真

「弁護団は全く諦めていない。11月5日に第8次再審請求を行う。」

会場発言 江川紹子氏

江川氏写真

「名張毒ぶどう酒事件は多くの冤罪被害者が注目する事件。彼らのためにも頑張らなければならない。」(注2)

集合写真

集合写真

(注1)
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(注2)
ここをクリック→ 江川紹子氏寄稿記事「名張毒ぶどう酒事件・最高裁の棄却決定に思う」

10/31/2013



















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2013/10/31 Thu. 08:00 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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