「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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2012/01/31 Tue. 07:20 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (22/146) 宮田正志 

嘆願書 (22/146) 宮田正志

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、本人の了承を得て実名公開します。

22通目の嘆願書はベア―・スターンズ証券の元部下からのものです。

彼との出会いはベアー・スターンズ証券入社の随分前になります。私がクレディ・スイス証券で外国債券部部長であった時に、ヘッド・ハンターから紹介されました。

ヘッド・ハンターというと、なかなか一般の人はイメージが湧かないかもしれません。私は懇意にしていたヘッド・ハンターがいつも4~5人いました。彼らにとって、私は彼らの商品であり、人事権を持ったクライアントであり、また有益な情報源でした。私にとっても彼らからの情報は非常に価値があります。例えば、どうしても食い込めない顧客がいた時に、その顧客がどの業者と仲がよくて、その業者の強みは何かといったようなことを聞くことができます。また、どの会社が人員増強を図っていて、それがなぜか、人が抜けたからか、それとも戦力増強を目指してなのかといったような他社の動きも分かります。これは長く業界にいたことでできた彼らとの信頼関係によるものです。

私は、自分の部署に増員の必要があろうがなかろうが、ヘッド・ハンターから紹介される人間はなるべく会うようにしていましたが、眼鏡に適う者はまれでした。その例外が宮田です。

彼と会う前に、ヘッド・ハンターからは「八田さん、絶対気が合うと思いますよ。一度会ってみて下さい。ただ服装や言葉遣いには余り気を遣っていない人なので、その辺は気にしないでください」と言われました。

会ってみると敬語も微妙な生意気な奴でしたが、妙に波長が合いました。

ベアー・スターンズ証券がJPモルガンに吸収合併される直前に、一緒にロンドンに出張していたのが宮田でした。数奇な運命を一緒に歩いたものだと思います。

<嘆願書>

僕が八田さんと知り合ったのは、2005年の秋ごろだと思います。当時八田さんは、CS(クレディ・スイス)の外国債券部のヘッドをされていて、わたくしもスイス系証券で、トレーディングに携わっておりました。

その際の仕事に対する熱意、情熱はとても尊敬させられました。また、当時のゴールドマン・サックス、JPモルガン、シティーバンクという3極体制に風穴を開けたいという強い思いを持っていらして、ご自身も、シティーバンク(旧ソロモン)という居心地の良い会社から、CSという東京において、立ち上げ直後の会社に移られて、会社を業界のトップに押し上げたいという、証券業務に熱意と夢を持っている方でした。

それから、2年ほどが経ち、いろいろな状況が変わり、私自身も、ロンドンで金融に戻りたいという思いと、八田さん自身も新たに、ベアー・スターンズ証券に移られて、またCSでやったように、業界のトップに押し上げたいという夢を追われている所にお互いの気持ちとニーズが合い、2007年の11月から、一緒の職場で働くことになりました。

ロンドン、ニューヨークに出張などで、寝食をともにし、仕事への情熱を話し、会社の改善点などを話し、新しい方たちの面接する時に同席したりと、いろいろお話しをしましたが、会社を良くすることを常に考えられ、また、コストを気にされている姿から、犯罪に手を染めるような人には見えません。

何人となく、経費を私的流用する人間を見てきましたが、彼は社内で飲みに行く時には、電車で自費で行くような人柄です。この金融業界で、誰もが会社の経費で、タクシー代を出している時代にもそういうことをする方が、犯罪として世間に問われているようなことをするとは思いません。

また、少しおっちょこちょいで、軽率なところは確かにある性格だとは思います。また、ベア―・スターンズ在籍中に社内パーティーを盛り上げるため、仮装パーティーを上司の許可なく企画するなど、少し調整が必要なところなど、たまに怠り、波紋を抱いたりすることはありました。今回は、他の100人と同様、簡単な間違いであったと思います。

ライブドアの堀江さん、M&Aアセットの村上さんと、日本国を活性化させようとする、若い世代の芽をあまりにも簡単に摘んでしまい、それよりも下の若い世代の夢、希望を持てる世界にするためにも、今回の件は、国家として、彼を日本活性化の希望として寛大なご処置を配慮願いたく思います。

僕には、八田さんが税金を隠して自身の評価を下げ得るようなことをする人だとは思いません。確かに軽率にバットを振り回して、人を殺めればそれも犯罪ではあると思いますが、今回の件は穏便な配慮をお願いしたく思います。

宮田正志

<以上>

ここをクリック→宮田正志嘆願書


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category: 嘆願書

2012/01/31 Tue. 06:06 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (97) 「拡散は燎原の火の如く+Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件」 1/31/2012 

#検察なう (97) 「拡散は燎原の火の如く+Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件」 1/31/2012

ツイッターで私をフォローして頂いてる方はお分かりになって頂いていると思いますが、確実に拡散しています。これがソーシャルネットワークの力です。

昨日の#検察なうで紹介したVictoriaさんが、「クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件 その後」と題して日経ビジネスの「クレディ・スイス『国策捜査』の真実」について書かれています。こちらです↓

ここをクリック→Victoriaの日記「クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件 その後」

また別の方もブログに書かれてます。ブログ名は「冷たい風のような火」。題して「また出たよ横暴検察。。。」。こちらです↓

ここをクリック→冷たい風のような火「また出たよ横暴検察。。。」

また収監中のホリエモンのツイッターでは「検察なう」に言及。こちらです↓

ここをクリック→ホリエモン・ツイッター「検察なう」

私が巻き込まれているクレディ・スイス証券集団申告漏れ事件を人にご説明なさる場合、「彼のブログを読んで」というのは正しいのですが、さすがに分量が半端なくなってきてますので、手っ取り早くご説明するためにはWikipediaの「クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件」をご提示下さい。これまで#検察なうをお読みになっている方にはご案内の事実関係だけですが、なかなかコンパクトにまとまっていると思います。こちらです↓

ここをクリック→Wikipedia 「クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件」

息子に「ジャスミン革命って知ってるか」と聞いたところ、「パパよりは知ってると思うよ。で、自分がそれを目指してるって言いたいんでしょ。でもやり過ぎちゃ駄目だよ。周りで応援してる人のことも考えないと。ついていけないって思ってる人もいると思うよ」ですって。小生意気なこと言いやがって。いつまでも子供と思ってるといつの間にか大人びたこと言うんですよね。参った、参った。

1/31/2012


category: クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

2012/01/31 Tue. 00:18 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (21/146) 中野和美 

嘆願書 (21/146) 中野和美

21通目の嘆願書は私のソロモン・ブラザーズ証券時代の後輩からのものです。

ソロモン・ブラザーズは証券は、外資証券ではかつて唯一、そして今でも数少ない、新卒をコンスタントに採用している会社でした。1987年入社の私は新卒採用の第4期生。新卒は入社時には部署の配属が決まらないため(多くの外資証券は縦割りで、入社と同時に配属が決まっています)、新卒の上下間では部署を越えた付き合いがあります。

外資系証券において女性の進出は日本企業よりは門戸は開かれているものです。そしてことソロモン・ブラザーズの東京オフィスに関して言うと、それはあてはまらないような気がします。自分のリクルートの経験からしても、女性の方がそつなく好印象を与えると思います。ソロモン・ブラザーズ証券はなぜか、そうした一見スマートな女性を全く採用していませんでした。中野を含め、新卒女子で思いつくのは変な奴ばかりです。ただ仕事をやらせると、彼女たちは男性と伍すどころか、男性以上の活躍をしていたことは確かです。余り言うと彼女たちに怒られそうなのでこの辺にしときます。

<嘆願書>

私はソロモン・スミス・バーニー証券会社時代の八田氏の会社の後輩ですが、クレディ・スイス証券株式会社(以下、クレディ・スイス)の集団申告漏れの件で八田氏が告発され、これから取調べが始まるということを聞いて非常に驚いております。

八田氏の人柄を考えても、彼が故意で脱税しようなどと考えるはずがないと確信しておりますが、そもそも①クレディ・スイスで100人超の社員が申告漏れを指摘されたこと、②納税に関して八田氏は顧問税理士と契約し行っていたこと、の二点から、申告漏れが故意であるとは考えにくいと思いますし、また、③すでに実名で報道され、社会的な制裁は十分に受けていると考えますので、八田氏に対しては是非とも寛大な処置をお願い致します。

八田氏が指摘を受けるまで申告漏れに気がつかなかったことに関して、よく報道で「何故このように高額なのに気がつかないのか」と言われておりますが、一般に外資系証券会社の賞与は現金で支払われる分が少なく、複数年にわたって株式が付与されますが、付与された時点と権利が確定する時点で株価が異なるため、複数年にわたって権利が確定することも相まって金額の把握は難しいと思います。賞与分について生活費としてあてにしているわけではないと思いますので、自分もそうでしたが、実際にいくら払い込まれたのかは気にしなくてもおかしくないと思います。

ちなみに、私が最近まで勤務していたシティグループ証券株式会社(旧・ソロモン・スミス・バーニー証券会社)の条件付株式報酬制度の場合は所得税が源泉徴収されることになっておりました。私の場合は、国内での受け取りでしたが、同業他社について、海外で払い出している給与に関しても源泉徴収されていると聞いたことがあります。従って、八田氏が源泉徴収されていると思い込んでいたということについても自然なことと思います。だからこそクレディ・スイスで100人超もの社員が申告漏れを起こしたのだと思います。

私は新卒でソロモン・スミス・バーニー証券会社に入社後、八田氏には新人研修時に非常にお世話になりましたが、八田氏は仕事に関しては非常に厳しいですが、非常に温かく、思いやりのある先輩であり、また物事を誤魔化したりするようなことがない真っすぐな方でした。その後違う部門に配属されましたので接点こそ減りましたが、何かの機会にお会いすればいつもお声かけいただき、勇気づけられておりました。

今回の件で八田氏に落ち度はあったのかもしれませんが、決して故意に脱税しようとしていたということはないと思いますので、何卒寛大な処置をお願い致します。

中野和美

<以上>

ここをクリック→ 中野和美嘆願書


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category: 嘆願書

2012/01/30 Mon. 08:48 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (96) 「ブログで応援されちゃいました」 1/30/2012 

#検察なう (96) 「ブログで応援されちゃいました」 1/30/2012

ブログ、ツイッター、フェイスブックといったソーシャルネットワークを最大限に利用して情報拡散をしておりますが、徐々にその効果が出始めています。実際に協力してくれている直接の友人たちもその手ごたえを感じているようです。

ある方がツイッターでご自身のブログを紹介しており、覗いたところ田中周紀氏著の「国税記者 実録マルサの世界」の書評を載せておりました。

そしてそのブログで、めっちゃ応援されちゃいました。

直接の面識はないので、どのような方かは伺い知ることはできませんが、サマライズの仕方や、キャッチ―な言い方ながら非常に当を得た指摘に脱帽した次第です。

私も、ブログを一生懸命書いているわけですが、やはり人に読ませるブロガーの書くブログというのはこういうことなんだなあと感心しました。

是非、このブログを訪れて読んでみて下さい。

ここをクリック→Victoriaの日記

Victoriaさん、ありがとうございます。


category: 支援者の方へ、支援者の方から

2012/01/29 Sun. 23:24 [edit]   TB: 1 | CM: 1

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#検察なう (95) 「日経ビジネス「クレディ・スイス『国策捜査』の真実 日本でもジャスミン革命を!」 1/30/2012 

#検察なう (95) 「日経ビジネス「クレディ・スイス『国策捜査』の真実 日本でもジャスミン革命を!」 1/30/2012

本日配信の日経ビジネス・オンラインに、田中周紀氏の「クレディ・スイス『国策捜査』の真実」が掲載されました。

ここをクリック→クレディ・スイス「国策捜査」の真実

一青年の焼身自殺に端を発した反政府デモがチュニジアに民主化をもたらし、その民主化運動はエジプトやその他アラブ諸国に拡散しました。このジャスミン革命(ジャスミンはチュニジアを代表する花)では、フェイスブック、ツイッターといったソーシャルネットワークが民衆をつなげ、専横権力に対抗することができました。

日本の検察が、郵便不正事件を経ても自浄作用なく、同じ過ちを繰り返している以上、我々が立ち上がって変えていくしかありません。

冤罪は、社会のシステムの問題であり、当事者だけではなく、国民全体への脅威です。

是非、情報拡散をお願いします。

日本でもジャスミン革命を!


category: クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

2012/01/29 Sun. 14:50 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (20/146) 出島元 

嘆願書 (20/146) 出島元

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、本人の了承を得て実名公開します。

20通目の嘆願書は、私の小学校・中学校の同級生で、今でも毎日フェイスブックでコミュニケートしている友人のものです。ニックネームは「デジ」。

中学の時の仲良し4人グループのメンバーでしたが、いつも男4人でごそごそしていたので、口さがない女子からは「インキーズ」と呼ばれて敬遠されていました。4人は、私がバレー部、デジともう一人が軟庭部、残る一人が野球部でした。4人そろって部活の日は、必ず終わってから4人でラーメンを食いにいく決まりがありました。地元のラーメンチェーン店の「8番らーめん」がお決まりの場所。

4人の一番の思い出はサザンオールスターズのコンサートです。私たちが好きだったその当時は、まだデビューしたての頃で、「今何時!」「そうね大体ねー!」と4人で叫んでいたことを覚えています。地元金沢に来た時にコンサートに行きましたが、まだまだ小さな会場でした。アンコールの最後に、桑田が「これが新曲です。歌詞を配ったのでみんなで歌って下さい」と言って歌ったのが初めて聞いた「いとしのエリー」。それまでの曲とは一転してスローバラードで、4人して「こんなん売れるんかい」って言ってたのを思い出します。

高校は4人ばらばらになり、あまり会うこともありませんでしたが、デジとはテニスの試合で顔を合わせることがありました。彼も私も高校に入ってテニス部に入っていたからです。

まだウッドラケット全盛の時代に、それぞれ憧れのテニススタイルを反映してたんでしょうね、グランドストローク中心の耐えるテニスのデジはコナーズのT2000、私はとにかくサーブ命だったので、ロスコ・タナ―のPDPオープンでした。ボルグやマッケンローの時代です。私はなんちゃってテニスでしたが、デジは今でも地元の社会人の大会に出場して、準優勝が定位置のようです。50前のおっさんがすごい。いずれテニスを一緒にするのが楽しみです。

私が金沢に帰省する度に声を掛けてくれて、二人で飲みに行くのですが、これが毎回エンドレスなのでやばいです。3軒目くらいで完全に出来上がって、4軒目、5軒目となるとほとんど意識はないですね。そうなると判断能力がなくなり、「何でも自白します!」っていう状況だと思います。はっきり言って次の日何も覚えていないんですけど。彼と飲みに行っていつも思うのが、人間の隠れた能力としての帰巣本能というのは素晴らしいな、ということです。朝にはいつのまにか家のベッドに寝ていますから。

<嘆願書>

八田隆とは同じ小学校・中学校に通いました。高校から別の学校に進みましたが、それからも付き合いは継続し、1992年頃までは連絡を取り合っていました。しかし段々連絡も取りにくくなり、会わなくなってしまいましたが、先日久しぶりに会い、脱税の話を聞いてびっくりしています。

そもそも、脱税をするようなやつではありません。

基本的に正直で思ったことをすぐに口にする。デリカシーが無いとも言えますが、悪気が無いからそれが魅力となって友達も多いのだと思います。基本的にマニアックで凝り性で負けず嫌い。やると決めたらとことんやる。
18年ぶりにあってもこのイメージは全く変わっていませんでした。記憶が危うくなるくらいまで一緒に酒を飲み、八田が嘘をついていないことは肌で感じました。
このような感覚は実際に付き合いが無ければ分からないかもしれませんが。

税金の申告漏れについては「知らなかった」というのは通用せず、然るべきペナルティを受けるものだとは思いますが、何ら隠蔽工作をしていない者を悪質であるとして起訴をするというのは一般的な感覚からしても納得できるものではありません。

鳩山由紀夫や茂木健一郎より悪質だとは到底思えません。

政治家でも著名人でも会社経営者でもない一サラリーマンが、既に追徴課税や取り調べ、さらには実名報道と十分過ぎるペナルティを受けたと思います。

業界に対する警告としても十分なものだと思います。

冷静な判断をして頂けることを願います。

出島元

<以上>

ここをクリック→ 出島元嘆願書


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category: 嘆願書

2012/01/29 Sun. 09:56 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (26) 

ぴあにすと in #検察なう T-shirt バックプリント (by T.S ♀)

ぴあにすと

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2012/01/29 Sun. 08:02 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (19/146) 神野悦子 

嘆願書 (19/146) 神野悦子

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、本人の了承を得て実名公開します。

私は21年のキャリアの間に2度会社を変わっていますが、人生最初の離職であったソロモン・ブラザーズ自己都合退社の時も次の会社を決めることなく、半年間のブランクがありました。

当時、会社の元後輩に言われたものです。

「八田さんって、モモンガみたいですよね。普通は猿が木から木に乗り移るように、次の会社を決めて、一方の手でしっかりと次の枝を握ってから、反対の手を離すものなのに、ぱーっと空に飛び立つように辞めましたもんね」

その半年間は、スノーボードをするために白馬に山籠りしていました。

白馬ではゲレンデから車で10分足らずアパート(家賃6万円)に住んでいました。岩岳のスノーボード・チームに入り、ゴールデンウィーク明けまで約4ヶ月、朝8時45分の集合から、夕方4時くらいの解散まで平日は毎日滑っていました。終わるとジャスコ白馬店で夕食の買い出しが日課。週末はゲレンデが混むため、祖母が植物人間で入院していたこともあり、毎週金沢の実家に戻っていました。

そしてゴールデン・ウィーク明け頃に、雪が溶けてクマが山から下りてくるように、のそのそと都会に戻って再就職活動を始め、入社したのがクレディ・スイスでした。

白馬では、チームメイトやインストラクター、スキー場スタッフと大勢の友人ができました。もう10年が経ちますが、その何人かとは今でもつながっています。スノーボードのことしか考えていなかったあの約半年間は楽しかったなあ。

そのチームメイト同士が結婚することになり、結婚式にお祝いに行きました。そこでスピーチを振られ、若干不謹慎な発言をしたことを覚えています(ついウケ狙いで言っちゃうんですよね。「性(さが)」ですね)。その二人に嘆願書を頼みました。最初は旦那の方に頼んだのに、彼が書いたものをかみさんの方がダメ出しして、書き直してくれたそうです。

神野さん、ぶー、片がついたら名古屋に遊びに行くからね―。

<嘆願書>

八田隆さんの友人の神野悦子と申します。
八田さんと私は9年ほど前、趣味のスノーボードを通じて知り合い、以来私の主人共々交流をさせて頂いております。
今回の騒動をネットやニュース報道で見聞きし、私たち夫婦が知る八田像とはあまりにもかけ離れた報道のなされ方に驚きを隠せません。

私と知り合った当時、八田さんは勤めていた会社を退職し次の職に就くまでの空いた一シーズンスキー場近くに部屋を借り技術の向上に打ち込んでいました。
知り合った環境が利害関係がまったく無い趣味の世界だったこともあり、彼の前職や経歴などは知る由も無く、親しくなるうちに伝え聞く彼の素性に正直驚きました。

それ程、彼の雪山での暮らしぶり、スタイルは庶民性に溢れ、エリートビジネスマン的な選民意識など微塵も感じさせない、飾らないものであったからに違いありません。

9年前、世間では大抵の大人たちが携帯電話のメール機能を使いコミュニケーションを取り始めていた時代に、メールアドレスを持たないどころかアドレス機能さえ使うことができないアナログぶりでした。驚く私たちに「株のことなら分かるけどコンピューターとかそう言うのまったく分からない」「パソコンの設定とかも会社の専門の人間に全部任せていたから」と覚えようともしないそぶり。ボロの手帳をウェアーのポケットから出して携帯番号をメモする八田さんを見ながら、ものすごく有能な人なのだろうが、何と極端な人・・・と思ったものです。

高額所得者への興味から税金の額など質問した折にも「おれは株はプロだけど税金関係はさっぱり。幾ら払ってるかも分からない、全て税理士任せ。だってプロに任せるのが一番でしょ?」と。口座の中身に自由度が少ない我々とは違い、払うお金に困らない人と言うのは税金に対しても鷹揚なのだなと感心した覚えがあります。

無駄を徹底的に嫌う倹約家でもありながらも、何事もプロの仕事を尊重、信用しすべてを任せる合理主義者。仕事や趣味、自分にとって重要な事柄にはストイックにのめり込む反面、必要性の感じない物事に関しては驚くほど無知で無頓着で鷹揚。今回の件もそんな彼の無頓着さが招いてしまった錯誤ではないでしょうか?

今回、脱税があったのかなかったのか・・・本当のことは私達にはわかりません、しかし、少なくとも私が知る八田隆という人物は、億のお金を稼ぐ自分の能力に執着することはあっても、一億程度のお金自体に執着するような人ではなかったのではないか?と思っております。

実名で報道され、すでに修正申告を済ませ追徴金も支払っていると聞きます。
申告漏れは否めませんが、もう十分に社会的な制裁をうけているのではないでしょうか。

どうぞ、公正な目で判断を下して頂きたく、ここに嘆願いたします。

神野悦子

<以上>


ここをクリック→ 神野悦子嘆願書


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category: 嘆願書

2012/01/28 Sat. 05:33 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (25) 

#検察なう T-shirt with タコ・ウィンナー (by T.M ♂)

タコウィンナー

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2012/01/28 Sat. 05:29 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (94) 「検察が逮捕したい人」 1/27/2012 

#検察なう (94) 「検察が逮捕したい人」 1/27/2012

先日、元会社の後輩から「はったさんってこの類型2だよね」というメッセージと共にURLが送られてきました。

そのURLがこれです。
ここをクリック→ブログ「検察が逮捕したい人」

開封してみると、ある方のブログで、タイトルは「検察が逮捕したい人」。

「検察が極めて恣意的に“逮捕したい人を逮捕する”ことに、多くの人が気づき始めています。
新聞やテレビなどのマスコミは“検察の広報部隊”と化しているので、この点についてネットメディアの意義は非常に大きいと言えます。
今日は“検察が逮捕したがる人の類型”をまとめておきます」
として、それらを

類型1: 内部告発者
類型2: 成り上がり
類型3: 官僚組織の敵
類型4: 反保守主義者
類型5: 逮捕しやすい人

と分類列挙しています。

既存メディア(「記者クラブ」と言い、警察・検察といった公的機関は、情報を記者クラブに限定して発表し、雑誌、インターネットメディア、海外メディアを排除しています。そして彼らに弓を引けば「出入り禁止」という方法を取って事実上の情報操作を行っています)が「“検察の広報部隊”と化している」という点に関しては、今まで何度も述べているように、メディアも(私の告発の第一報を報じたある全国紙の御用記者を除けば)彼らに利用された被害者であると思っていますので、その意見には与しないものです。

しかし、検察の恣意的な権力行使は明らかです。私個人に関しても、以前ホリエモンがインタビューで、私と、ほぼ同額の過少申告であり明らかな故意があった茂木健一郎氏を比較して、その恣意的な権力行使を指摘しています。
ここをクリック→ホリエモン・インタビュー「その検事、凶暴につき」

類型2は
「日本で一番偉くて最も尊敬されるべきは、東大をでて司法試験や公務員試験に合格した自分達であって、たかが民間で働いているような者や、“起業家”などという試験も受けずになれる卑しい職業の者では決してない。
彼等が経済的に成功したことでこの点を勘違いし、いい気になったり、目立ち始めた場合は、遠慮なく逮捕して、その辺についてきちんと教える」
というもので、その例として
「ライブドア」のホリエモン、「リクルート」の江副浩正氏、ディスコ「ヴェルファーレ」→人材派遣「グッドウィル」の折口雅博氏を挙げています。

勿論、そうした超ビッグネームと比較して、目黒の家賃26万の賃貸マンションに住んでいたサラリーマンの私が、個人としてターゲットとされたことはないと思います。しかし、私が告発・起訴された背景には、類型2に見られるようなパターンと同じ背景での「外資系金融業界叩き」があったと想像するのは難しくありません。つまり先の、「たかが民間で働いているような者や、“起業家”など」という部分を「外資系金融に従事する者」と置き換えて、「外資系金融に従事する者という試験も受けずになれる卑しい職業の者」としてもらえばその意味が通じるところです。クレディ・スイス証券だけでも100人、ほかの外資系証券からも数百人の海外給与申告漏れが指摘される中、スケープゴートとされたのが私ということです。

日本経済が落ち込み、ワールドマネーが"Japan Passing”として日本を一顧だにせず中国に向かっている現状、この当局による外資系企業叩きがどれほど危険なものかを当局は全く理解していないと思います。そうした俯瞰的視野、長期的ヴィジョンを持たないのが役所の役所たるゆえんです。この国際センスのなさは、当局に限ったことではなく、ぬくぬくと島国で育ってきた日本人の一般的な欠点ですが、それはまた別の機会に述べることもあるかと思います。

なぜ、捜査権力が恣意的に権力行使をして、それでよしと思っているのでしょうか。その鍵として、少し長くなりますが、昨日配信された私の敬愛する稀代の論客、田原総一朗氏のメルマガから引用します。

田原総一朗 「正義感は危険だ」

先週19日、映画『J・エドガー』を観た。
2度のアカデミー賞監督賞に輝く名匠、
クリント・イーストウッドが監督、
主演はレオナルド・ディカプリオである。
アメリカFBIの初代長官、
ジョン・エドガー・フーバーを
描いた作品である。

フーバーは77歳で亡くなるまで
ほぼ半世紀にわたってFBI長官を務めた。
死ぬまで現役でFBIに君臨した独裁者だった。
なぜ、そんなにも長く長官であり続けたのか。

48年間の在任中、フーバーは8人の大統領に仕えた。
そして、歴代大統領も彼の能力と手腕を買っていた。
だが、どの大統領からも信頼されていたから
クビにならなかったというわけではない。
誰もフーバーをクビにできなかったのだ。

歴代大統領のプライバシーを
徹底的に調べて弱みを握り、
極秘ファイルをつくっていたのである。
アメリカの数多くの要人たちに対しても
そのプライバシーも同様に調べ上げ、
極秘ファイルをつくった。
フーバーをクビにしようとしたり、
楯突こうとしたりするものなら、
その極秘ファイルをもとに
スキャンダルが表沙汰にされてしまう。
誰もがそれを恐れたのである。

黒人解放運動を指導したキング牧師を
標的にしたこともあった。
キング牧師が女性とホテルで過ごしたときの
音声を録音したのである。
その録音を使ってキング牧師を陥れようとしたが、
牧師がノーベル賞を受賞したことによって、
策略は実行されなかった。

フーバーはアメリカきっての
正義感の持ち主であったようだ。
そして同時に、アメリカきっての
スキャンダリストでもあった。
「アメリカの平和と安定を、何としても守らねばならない」
という正義感に燃えていたのである。

僕は、この映画を観て、
いろいろなことを考えさせられた。

アメリカを平和で安全な国に
しなければいけないという信念を持ち、
アメリカにとって害になると
判断した人間や勢力を
あらゆる手段で叩き潰す。
そのために謀略もトリックも躊躇なく使う。
日本の検察はフーバーを
手本にしているのではないか、と。

そして、もうひとつ。
「正義感」というものが持つ
危険性についてである。

「アメリカの平和と安定を守る」
という強い正義感ゆえに、
謀略を尽くし、法をねじ曲げる。
政治家や著名人への諜報活動や恐喝、
政治的な迫害を次々と行う。
信念に裏打ちされた正義感が
彼をそうさせたのである。
アメリカで一番恐れられた
フーバーという男を見ると、
「正義感」とはかくも危険なもの
と思わざるを得ない。

少し前に足利事件の菅家利和さんが
再審公判で無罪を勝ち取った。
厚生労働省元局長の村木厚子さんも
逮捕起訴されたが、無罪を確定させている。
このような冤罪事件が後をたたない。
もっといえば、僕は
ロッキード事件の田中角栄さんも
リクルート事件の江副浩正さんも
冤罪だと思っている。

これらの冤罪事件の背景には、
「悪い奴はやっつけろ」
「誰が悪い奴かは俺たちが決める」
「徹底的にやっつけるためには何をしてもよい」
という検察や警察の
「正義感」があるのだろう。
まさにフーバーのやり方である。
こうした価値観はとても危ないものだと
僕は考えている。

私が、田原総一朗氏と対談した際も、氏はリクルート事件の例を挙げて「正義の罠」(これは彼の著書のタイトルにもなっています)について述べられていました。結局、検察は、郵便不正事件というショックを受けてもなお、彼らの「正義」を信じて相も変わらず権力の恣意的行使をしているというのが実態だと思います。我々国民にとっては、「出る杭は打たれる」ということに戦々恐々として生きて行かねばならないということです。残念なことですが。

1/27/2012

P.S.
昨日1/26に、西武池袋線痴漢冤罪事件の被害者小林さんが仮釈放となりました。本当によかったと思います。
ここをクリック→西武池袋線痴漢冤罪事件被害者小林さん仮釈放

なぜこのような好々爺であり全身性膠原病の小林さんが、痴漢をしたと言われ著しい精神的苦痛及び肉体的苦痛を受けて受刑しなければならないのか、実に理解に苦しみます。

そして冤罪の問題は当事者のみの問題ではありません。それが社会のシステムによるものである以上、国民全員の脅威だからです。事件を知り、背景を理解し、冤罪の問題を考えてみて下さい。


category: クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

2012/01/27 Fri. 15:33 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (18/146) 池田禎尚 

嘆願書 (18/146) 池田禎尚

ヤフオクに#検察なうTシャツを出品しました。昨日、落札がありました。誰かなと思ったら、高校時代の同級生でした。彼とはごく最近フェイスブックでつながったため、以前に嘆願書を頼むことはありませんでした。ブログを読んでいてくれたようです。「俺、嘆願書書いてないけど応援してるから」のメッセージをもらった時は、生きててよかったなぁ(このコメント多いですか?)と思ったものです。

社会人になってからは、付き合いといえば会社がらみ、仕事がらみの関係が圧倒的に多くなりましたが、やはり昔に素の時期に付き合った連中とこうしてつながることができるというのはいいもんです。これもソーシャル・ネットワークの力です。フェイスブックをやられていない方には是非お勧めします。

18通目の嘆願書はまた別の高校時代の同級生からのものです。

みんな彼を「てーしょー」と呼んでおり、それは名前の音読みなのですが、誰も本当の読み方を知りません。

てーしょーは、同じ硬式テニス部の友人でした。嘆願書では、私のサーブのことについて書いていますが、そういう彼は、軟庭上がりの技術で、アンダー・サーブからの魔球を編み出していたことを覚えています。ファースト・サーブから下で打たれた方も面食らったでしょう。うちの高校は受験校だけに、大会に出ると、うちの高校だけには負けたくないという気負いが相手校から感じられましたが、こちらはいつも「勝てたらラッキー」くらいのリラックス・ムードでした(それでも、とーきどき勝ってたんですよ。ほんとにとーきどきですが)。

高校の修学旅行は東北でした。道中の写真の中に、山の上がくそ寒くて、てーしょーを含む我ら数人が調子にのって上半身裸になって撮った写真を思い出します。高校生のガキのやることです(でも調子にのるところは余り今も変わってないか)。

<嘆願書>

八田隆と高校で同期だった池田禎尚と申します。このたび八田君が脱税で刑事告発されたと聞き、一筆書かせていただいております。

高校卒業後、特に社会人になってからは、八田君も私もお互いに仕事が忙しく、海外勤務もあり、あまり会う機会はありませんでした。このため、私は今現在の八田隆について詳述するに適した人間ではないかもしれません。しかし、一昨年に同期の集まりで会った八田君は、何ら昔と変わることのない気さくないいやつでした。このため、八田君が故意に脱税のような愚挙を行ったとは考え難く、高校時代の八田君の思い出という形で、嘆願書を書かせていただくことと致しました。

八田君と私は、金沢大学教育学部付属高校で、共にテニス部で汗を流した仲間であり、大会でダブルスを組んだこともありました。私たちの高校は県下有数の進学校ですが、その中でも八田君は、入学当時からトップクラスの秀才でした。しかし当の本人にはそのような雰囲気は露ほどもなく、部活の時間は最速サーブの習得に熱中し、部活が終わるとどこの誰それは美人だよなあといったごくありふれた会話で盛り上がる、ごく普通の友人でした。

違っていたとすれば、テニスで誰よりも速いサーブが打てるようになると、それだけで勝ったかのように打ちまくってダブルフォールトで負けてしまったりすることでしょうか。そして、パートナーには悪かったと謝るものの、それでも自分自身はあまり悔しそうには見えなかったことでしょうか。テニスにしても女の子の話にしても、自分が思ったことはごく自然に口に出し、聞かれれば何でも惜しげもなく教えてくれていました。よくいえば常におおらかで自然体、悪く言えば大雑把であっさりしすぎと言えるかもしれません。

そんな八田君が、金にこだわって悪意を持って脱税を行ったとは到底思えません。八田君は興味の対象から外れた部分では抜けているところはあっても、集中する分野では極めて優秀な成果を出していました。これは昔も今も変わらないのだと思います。だからこそ、外資系証券でそれだけの成果を出せていたのだろうと思います。そんな八田君ですから、あり得ないことですが誤解を恐れずに書けば、もしも本当に脱税をしようと思うなら、そんなすぐ見つかるようなやり方ではなく、もっと完璧な方法を研究し、確信が持てて初めて実行していただろうと思います。

当時の記事をネットで探して読みましたが、クレディスイスでは彼だけではなく約100人もの社員が同様の申告漏れになっているとのこと。これはやはりクレディスイスの内部に単なる誤解か連絡ミスがあったのではないでしょうか。無論、検察の皆さんはそのような点は調べた上で告発されたのだろうとは思いますが、100名もの頭脳明晰な人間が、そんな簡単な方法で故意に脱税するとは到底思えません。

また、一部のメディアでは、所得隠しのために海外に蓄財したというトーンで報道されていますが、海外に住んで海外の金融機関で国際的に活躍している人が海外に資産があるのがそんなに不自然なことでしょうか。それを国内で不正に蓄財した人が海外に送金して隠し財産を作っているように書かれたのでは、八田君が可哀想です。

会社と社員のどちらにどのような落ち度があり、それぞれがどう負担すべきかはわかりませんが、申告漏れという事実は事実としてペナルティを払うべきだと思います。正直ものが馬鹿を見る社会になってもらっては困ります。しかしそれが過失なのか故意なのか、悪意があったのかどうか、この点は慎重に慎重を重ねて調査、評価していただきたいと心よりお願い致します。

調査を通じて、八田君に悪意がなかったことが認められるよう、切に願っております。

池田禎尚

<以上>

ここをクリック→ 池田禎尚嘆願書


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category: 嘆願書

2012/01/27 Fri. 10:37 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (24) 

#検察なう T-shirt @霧に煙る街 (長江 in China) (by Y.I ♂)

煙ぶる街

category: #検察なう Tシャツ・プロジェクト

2012/01/27 Fri. 07:37 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (23) 

#検察なう T-shirt @居酒屋カウンター(多分、蒲田)(by M.K ♂)

居酒屋

category: #検察なう Tシャツ・プロジェクト

2012/01/27 Fri. 07:35 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (93) 「脱税犯のプロファイリング」 1/25/2012 

#検察なう (93) 「脱税犯のプロファイリング」 1/25/2012

みなさんは「プロファイリング」という言葉をご存知でしょうか。

基本的な構造は「こういう犯罪の犯人はこういう人間が多い」という統計学をベースに、犯罪の性質や特徴から、行動科学的に分析し犯人の特徴を推論することをいいます。FBIがその捜査に利用していることで有名です。映画化もされたトマス・ハリスの小説「羊たちの沈黙」で一躍有名になったものです。

脱税犯のプロファイリングに関して、以下の文章が参考になると思いました。

今、田中森一(注1)と佐藤優(注2)の対談集「正義の正体」を読んでいます。その中に、佐藤優が取調べを受けた西村検事のことを書いています。その検事は、検事になる前に財務局にいたらしく、自分で「脱税のプロ」だと言っていたそうです(勿論、実行犯ということではなく、捜査側としてです)。その部分を引用します。

「そんな西村氏にとっての検事としての一番の強みは、法で定められた20日間の取調べ期間中に、被疑者とその人生を一緒に旅することだと言うんです。そして、脱税の被疑者には二つの過去がかならずあるんだと。一つは若い頃に金のことでものすごい苦労をしていること。もう一つはそうやって苦しんでいたときに日本の国が助けてくれなかったこと。この二つが合わさったところで巨額の脱税事件が起きるとも言っていました。たしかに、在日外国人の脱税事件などというのは完全にその構図が当てはまるんですよね。で、そうした無念の思いに辿り着くまで被疑者と一緒に旅をすることができれば自ずと供述は取れる。西村氏はそう教えてくれましたよ」

私は、裕福な家庭に育ったとまでは言いませんが、祖父母や両親の努力のおかげで、特に不自由なく暮らすこともでき、学生時代に東京で一人暮らしをしていた時も、しっかり親のすねはかじらせてもらいました。今回のことがあるまでは、別に国に裏切られたこともなく、彼らに怨恨もないです(今でも、冤罪はシステムの問題であり、誰かを恨むような問題ではないと思っています)。

捜査のプロが指摘するプロファイリングと私の人物像が重ならないことは、146通の嘆願書を読んで頂いてもお分かりになって頂けるのではないでしょうか。
                            
1/25/2012

(注1)田中森一
元特捜検事、元弁護士。特捜検事時代は「特捜のエース」として数々の汚職事件を担当。バブル景気絶頂期の1987年に弁護士に転身。山口組などの暴力団幹部や仕手筋、総会屋など、いわゆる裏社会の人間の顧問弁護士を多く務めたほか、許永中や中岡信栄などの裏社会の人物との親交も深く、「闇社会の守護神」などと呼ばれていた。弁護士時代には、日本に2台しかない7億近くの豪華ヘリコプターを保有していた(もう一人のヘリ所有者は西武グループ総帥の堤義明)。石橋産業事件で許らと共謀して手形をだまし取ったとして有罪判決を受け、2008年4月受刑。ヤメ検弁護士時代の経験をつづり2007年に出版された「反転 闇社会の守護神と呼ばれて」はベストセラーとなった。

(注2)佐藤優
元外務官僚。外務省入省後、1988年から1995年まで在露日本大使館に勤務。1991年9月、日本が独立を承認したバルト三国に政府特使として派遣されてきた鈴木宗男の通訳と車の手配を行った件を機に鈴木と関係を築く。佐藤の「外務省のラスプーチン」というあだ名は鈴木が命名。2002年5月に鈴木宗男事件に絡む背任容疑・偽計業務妨害容疑で逮捕。保釈まで512日間勾留された。2005年2月に一審有罪、2007年1月高裁控訴棄却、2009年6月最高裁上告棄却で判決確定。これにより外務省を失脚した。一審後、捜査の内幕や背景などをつづった著書「国家の罠 外務省のラスプーチン」と呼ばれてを2005年に出版すると大きな反響を呼んだ。同書などにおいて、佐藤本人は自身にかけられた一連の容疑・判決を「国策捜査」であると主張。

category: クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

2012/01/25 Wed. 23:43 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (17/146) 吉村佳美 

嘆願書 (17/146) 吉村佳美

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、本人の了承を得て実名公開します。

「三つ子の魂百まで」と言います。人は経験によって変わる部分もありますが、根本的な性格は案外変わらないものではないでしょうか。

私もほぼ半世紀の紆余曲折の人生を歩んできましたが、性格に関しては、子供の頃と全く変わってないと感じています(成長していない?)。146通の嘆願書の中には、小学校、中学校、高校の友人にも頼んで、子供の頃の私について書いてもらっています。

17通目の嘆願書は、私の中学・高校の友人のものです。

私も随分と青くさいことを言ったもんだと思いますが、30年も前のことなのに、今聞いても全く違和感のないのが不思議です。こんなことで結婚された方が迷惑だと考えてないところもすごいんですが。

最近、帰省の際に会った彼女はすっかり美しいお母さんになっていました。彼女の子供も私と同じ高校生ですので、最近たまのメールや電話でやり取りすることといえば子供の受験のことばかり。私も自分のことは自分でなんとかなると思っていますが、こればっかりはどうも困ったもんです。世の親共通の悩みなんですね。

<嘆願書>

私は八田氏と中学・高校と同級生だった吉村佳美と申します。今回の件に関しましては、八田氏の人格・性格から考えましても、全くあり得ない話であり、驚くと同時に、氏の無実を信じて疑わない一人です。

私には八田氏に関しまして、ある思い出があります。あれは高校2年のことだったと思います。運動会で竹棒を使う競技があり、その先端がたまたまそこに立っていた私の顔を直撃したのです。そのときは痛みだけを感じたのですが、徐々に出血がひどくなり、すぐに医者に連れて行かれ、あごを数針縫うけがを負ったことがわかりました。

医師から「傷跡が少し残るかもしれない」といわれ、ショックを受けた私は翌日学校を休んでしまいました。すると、八田氏ともう一人の男子が、わざわざ私の家を訪ねてきて、私にけがをさせてしまったのは自分らであると、私と両親に謝罪にきたのです。実は私は、誰が竹棒を当てたのかは知りませんでした。誰が悪いというより、そこにぼんやり立っていた自分を責めていたのです。

けれども二人は、私がけがをしたのは自分たちの責任だとし、「もしも顔の傷が原因で、将来に支障がでた場合は、僕たちふたりのうちどちらかが必ず責任をとります」とまで宣言したのです。多感な高校時代に、ただの同級生だった女子に対して一生責任をとるというのは、なまじっかな決心ではいえないことだと思います。その誠実な人柄、責任感ある態度に、私も勇気づけられ、翌日から元気に登校できるようになりました。

傷は今でも薄く残っていますが、幸い私は普通に結婚し、八田氏のお世話になる必要もありませんでした。

八田氏とは昔からこんな人です。正義感が人一倍強い八田氏が、悪いとわかっていることを故意に行うはずがありません。どうかよろしくお取りはからいくださいますよう、古くからの友人として心からお願いする次第であります。

吉村佳美

<以上>

ここをクリック→吉村佳美嘆願書


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category: 嘆願書

2012/01/25 Wed. 08:44 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (22) 

リアル小姐(シャオジェ)in #検察なうT-shirt (by Y.I ♂)

シャオジェ

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2012/01/25 Wed. 07:52 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (16/146) 浜田昌彦 

嘆願書 (16/146) 浜田昌彦

刑事告発の報道直後、私を知る人が「本当はどうなんだろう」「やっちゃったのかな」と思っているところに、私が「自分はやっていない」と言った時の反応は、「真実があるならそれを通すべきだ」というものでした。

その中で一人だけ慌てて電話をくれて、「みんなは無責任に煽ってるけど、否認したら逮捕されちゃうよ。そら、きっついわー。またそれで報道されたら、家族また心配するで。考えた方がいいんちゃう」と心配してくれた友人がいます。それが浜ちゃんでした。彼は、自分の知り合いの弁護士に私の状況を伝えて、これから起きることを確認してくれたものです。

私は既にそうした「人質司法」と言われる状況は知っており、覚悟は決めていました。

「浜ちゃん、いいんだよ。腹くくってるし。やってないものはやったとは言えないから」
「おっさん、かっこええわー。ほんなら応援するわ」

嘆願書を頼んで書いてくれなかった人も少なからずいます。書いてくれた人との違いはなんだろうかと考えることがあります。私はそれは、「勇気の証明」だと思っています。人が明らかなSOSを出している時に救いの手を差し伸べることに躊躇しなかったというのは、勇気ある行動だと言えると思っています。

人が目の前で線路に落ちた!その時に飛び降りて助けた人の勇気は称えられるべきです。勿論、それができなかったからといって非難されるべきでないことは明らかです。

引き続き嘆願書の実名公開をお願いしていますが、そのSOSに応えてくれる勇気に感謝しています。

浜ちゃんとは、子供の年齢が近いので、家族ぐるみでの付き合いも多く、子供を連れてバンクーバーにも遊びに来てくれました。結構、適当なところも多いやつですが、こっちはそれ以上に適当なので、気が合っているのだと思います。

でも、「おっさん」っていうのはどうかなあ。うちの息子が時々まねするんだよねー。

<嘆願書>

私、浜田昌彦と申します。八田隆さんとは年齢は2つ下になりますが、職場で知り合いになり今に至るまで10年来の友人でございます。

八田さんと初めてお会いしたのは、10年前の日興ソロモンスミスバーニー証券在籍中でありました。その後、私はクレディスイス・ファーストボストン証券(現、クレディスイス証券)に転職をしました。これは偶然ですが、私の転職後6ヶ月目に、同僚ということで八田さんも入社されてきました。クレディスイス時代の5年間、その後、私は他の会社に転職をしましたが、現在に至るまで、遊び仲間として、よき相談相手として、個人的にも、私の子供たちもかわいがってもらい、優しく思いやりを持ち合わせた人であり家族どうしのお付き合いをさせてもらっております。

ここから、私の知る八田さんについて申し上げます。
八田さんのことを良く知らない方に、「八田さんってどういう方?」って聞かれますと、一言では言い表せませんが、
「人並みはずれた探究心の持ち主」
と言うでしょう。
自分が興味を強くいだいた事柄(一般的にはそれを趣味というのでしょうが)に対して並外れた集中力と探究心でそれを極めていくという性格を持った方だと思います。

具体的には、ワイン、スノーボード、です。
ワインは、数年前から興味を持ち始めたみたいですが、仕事の合間をぬって自らワイン学校に通い、ソムリエの試験を受け合格し、さらに実際のソムリエの実務をある程度の期間を経験しないと取得できないエクスパートという
「ワインのプロの鑑定士」
の資格も取得し、自らレストランのオーナーの方たちに依頼されワインのプロとして店にどのワインを置いたら喜ばれるかなどをアドバイスできるほど極めたようです。

スノーボードについても申し上げますと、一般的な30歳後半から始める方々には、たまの休日、休暇に友人、家族と連れ立って楽しく滑るという感覚なのかなと私は考えますが、八田さんは違いました。誰かに紹介されてゲレンデに行ったようですが、強い興味を示し、休日、休暇にはプロのスノーボーダーさんの直接の指導を受けながら、必要であれば海外にまで行き指導を受けに渡航していたようです。

こんな人並みはずれた探究心を持った八田さんですが、その反面と申しますか、知識、認識においてバランスが欠けているようなところがあります。
自分の関心の外にあるものには興味すら持たないようです。その点では、よく食事や飲み会などでその認識のギャップゆえ周りの人の笑いを誘っております。

最後に、今回の件について申し上げます。
私は八田さんとは一度も税務に関する会話をしたことはありません。同じクレディスイスの同僚としては、本件の税務の扱いにはかなり複雑でわかりにくいと思います。また税務ということそのものが、本人の関心の外であるんでしょう、ぽっかりと認識として穴があいていたとおもいます。八田さんは悪意もなにもなく、ただ本当に何も考えていたかっただけだと思います。

繰り返しになりますが、八田さんは人間的に思いやりのあるやさしい方であることは間違えありません。決して意図的に悪いことができる人ではないのです。どうぞその点は十分に斟酌を賜り寛大なご処置を頂けますようお願いいたします。

浜田昌彦

<以上>


ここをクリック→浜田昌彦嘆願書


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category: 嘆願書

2012/01/24 Tue. 09:43 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (21) 

二次元フライト・アテンダント in #検察なうT-shirt (by Y.I ♂)

二次元フライトアテンダント

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2012/01/24 Tue. 07:24 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (92) 「名張毒ブドウ酒殺人事件」 1/23/2012 

#検察なう (92) 「名張毒ブドウ酒殺人事件」 1/23/2012

「事件は山間の小さな集落で起きた。世帯数にして25戸、人口140人足らずの、事件以前は全く無名の部落であった。

村は三重県と奈良県にまたがり、村の寄り合いはそれぞれの県名の頭を取って『三奈の会』と名付けられたが、住民の仲のよさを象徴するように「みんなの会」とも呼ばれていた。村では、娯楽らしい娯楽はなく、楽しみといえば年に一度開催される村の総会の後の宴であった。この時ばかりは、女たちはめずらしく口紅を塗り、いつもより小奇麗な着物を着ていそいそと公民館に集まる。

そして例年通りの総会。楽しい宴となるはずが、一転地獄絵図そのままの惨状となる。ブドウ酒(ワイン)に混入された農薬の中毒で、ブドウ酒を飲んだ17人の女性のうち5人が死亡。それが名張毒ブドウ酒殺人事件である。時は昭和36年3月28日のことであった」

私は以前からこの事件の名前だけは知っていました。それはアムネスティの「世界でもっとも危機に瀕する人権状況にある人10人」に日本の事件として取り上げられていたのを以前目にしていたからです。しかし、私の生まれる前の事件でもあり、事実関係も複雑そうな印象で、詳しいことは知りませんでした。

ここをクリック→世界でもっとも危機に瀕する人権状況にある人10人

江川紹子氏著の『名張毒ブドウ酒殺人事件 六人目の犠牲者』を読んでみました。事件に関し、私が非常に関心を惹かれたのは、事件の舞台となったこの小さな集落の人間模様、心の葛藤です。そして犯人とされた奥西勝氏は、今も冤罪を訴えて獄中にいます。昔話ではない、今も続いている事件なのです。

死亡した5人の中には奥西勝氏の妻と愛人がいました。そして彼が犯人であるとされた動機は、その三角関係を清算しようとしたものというものです。

人口140人足らずの集落はほとんどが親戚関係と言ってもいいほど閉じた社会だったようです。そしてこの近隣の村々は「たらいころがし」の地方としても知られていたそうです。

「たらいころがし」とは「洗濯をしている女房が、たらいをころがす。傾斜地を、たらいがどこまでも落ちて行く。亭主にそれを拾いに行かせている間に、十分ほかの男と情事が持てる。亭主がそれを承知していて、諾々とたらいを拾いに行くのは、拾いに行く亭主がまたそのままよその女房の情事の相手だからである」というものだそうです。

実際にこの地域の人たちがそれほど貞操観念がなかったかどうかは分かりかねますが、捜査権力が、その地域でよく知られたこの話から、「三角関係の清算」といういかにも貞操観念の欠落からイメージしやすい動機に結び付けたことは確かだと思います。

そして興味深いのは、奥西勝氏が犯人として逮捕された時には、村の誰も彼や彼の家族を責めなかったことです。むしろ彼らをいたわることさえあったようです。そしてそれが一変するのは、奥西勝氏が否認に転じてから。検察の取調べでは容疑を認めていた奥西勝氏は、裁判で罪状を否認。すると村人は手を返したように、家族には一切口をきかず、家には投石されました。果ては夕食中の奥西家族宅に被害者遺族が押しかけ「土下座して謝れ」と詰め寄る事もあったといいます。こうした村八分の結果、家族が村を去ると、何者かによって共同墓地にあった奥西家の墓が暴かれ、墓地の外にうち捨てられたといいます。

もし奥西勝氏が犯人でなければ、村の中に真犯人がいるかもという疑心暗鬼が、そうした屈折した行動を村人たちに取らせたのだと思います。そして、それは奥西勝氏を犯人としたい捜査権力との利害の一致を見て、関係者が奥西勝氏を犯人とするために都合がいいよう証言を変遷するという事態まで招きます。

事件のことを詳しく知ると、事件以降今日までの長期間の法廷闘争の間に、奥西勝氏を犯人とする捜査権力の挙げた証拠を、弁護団が懸命にくつがえしてきた状況が分かります(それでも依然再審開始には至っていません)。ここではその物証、あるいは状況証拠に踏み入る代わりに、私が奥西勝氏が犯人でないと思う理由を二点だけ挙げておきます。

奥西勝氏は、取調べ当初より、犯行に使われたとされものと同種の農薬を薬局で買い求めていたことを認めていました。しかし、その農薬を売った薬局の者が、事件と関わり合いになりたくないために、奥西勝氏には売っていないと証言をしました。奥西勝氏は、自分は農薬を買っていないと言えばいいものを(彼の家からは農薬は見つかっていません)わざわざ、その薬局の店員を警察まで呼び出して、売ったという真実を説得の上証言させています。

奥西勝氏が死刑確定後、拘置所内で死刑廃止の署名運動が起こりました。そして署名を求められた彼は、死刑そのものには反対するものではない、と署名を辞退しています。彼が、無実を訴えているのは、単に死刑になりたくないためではなく、それが真実だからです。

以上の二点です。

裁判では、一審で奥西勝氏は無罪を獲得しています。これがどれだけ珍しいかというと、最高裁判所の記録が残る戦後、検察死刑求刑で一審無罪になった最初の事件がこの事件で、以降2005年の北方事件まで、40年間も検察死刑求刑一審無罪という事件はありませんでした。

先程述べた、検察のストーリーに合わせた関係者の証言の変遷を一審の裁判官は「検察官のなみなみならぬ努力の所産である」と厳しく非難しています。

しかし、この一審無罪も検察控訴の後、高裁で有罪になってしまいます。

以前、私が「司法改革」で述べた「二重の危険」論が日本においても機能し、検察上訴を認めなければ、名張毒ブドウ酒殺人事件は起こっていません。これは東電OL殺人事件しかり、福井女子中学生殺人事件しかり。これらは一審無罪の後、「合理的な疑い」が十分認められているにも関わらず、犯罪を作りださんばかりの検察の横暴によって、有罪に追い込まれた事件の数々だと言えると思います。

私が生まれる前の事件でいまだに冤罪を訴えて獄中につながれている奥西勝氏のような犠牲者、ネパール人に対する人種差別が根底にある事件でのゴビンダ氏のような犠牲者、物証もなく関係者証言のみで実刑に問われた前川彰司氏のような犠牲者を出さないためにも検察上訴は認めるべきではありません。

「起訴をして被告を有罪にすることが仕事」だと言わんばかりの検察に上訴権を認めるのは、私たち国民にとって、私たちの人権を脅かす脅威以外の何物でもないということをもっと理解するべきだと思います。

それが今日の結論です。

名張毒ブドウ酒殺人事件に関しては、是非、江川紹子氏著の『名張毒ブドウ酒殺人事件 六人目の犠牲者』をお読み下さい。冤罪の問題はまず我々国民が事実を知ること、そしてそれに関して考えることが第一歩です。

ここをクリック→ Amazon 『名張毒ブドウ酒殺人事件 六人目の犠牲者』

P.S.
「二重の危険」論に関し参考になるブログがありましたので、添付しておきます。

ここをクリック→二重の危険

これによると、一審無罪→検察控訴では75.9%が原判決破棄(=有罪)ですが、一審有罪→被告人控訴ではわずか12.0%が原判決破棄(=無罪)だそうです。

1/23/2012








ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―





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category: 名張毒ぶどう酒事件

2012/01/23 Mon. 20:51 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (20) 

ソフトバンクおとうさん with #検察なう T-shirt (by Y.I ♂)

ソフトバンクおとうさん

category: #検察なう Tシャツ・プロジェクト

2012/01/23 Mon. 08:38 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (15/146) 和気香子 

嘆願書 (15/146) 和気香子

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、本人の了承を得て実名公開します。

15通目の嘆願書は大学後輩のものです。

元々は私が社会人一年目に、私の最初の会社であったソロモン・ブラザーズの面接に来て、私が大学先輩ということで担当リクルーターとなったものです。

フェイスブックで彼女とコミュニケーションするようになったのは、昨年、偶然にも共通の知り合いに彼女の名前を見つけたからですが、後から聞くと、友達リクエストの承認には一旦躊躇したようです。

20数年前の面接の過程で、面接継続を希望しないと決めた後、連絡をすることなく、無視したことを気にしていたようです。学生にありがちな行動ですが、こちらはそんなことすら忘れていました。

彼女が嘆願書に書いている、私の検察への信頼は非情にも裏切られることとなりました。次は裁判所の正義に期待です。

<嘆願書>

私が八田さんの嘆願書を書くのに適切な人間かどうかは分かりません。

知り合ったのは二十数年前ですが、その後最近まで私の不義理から連絡を取っていなかったからです。ですが、やはり私の捉えた八田さんの姿が“故意の脱税”と結びつかないことを申さずにはいられません。

私が大学四年の就職活動の最中に回ったソロモン・ブラザーズで、八田さんはOBとして私の対応をして下さいました。当時の私は、ただ周りに流されるままに就職活動をしておりました。特にソロモン・ブラザーズに入りたいという理由もなく、単に皆が回っているからという理由で面接を受けたのです。他にも似たような外資系のコンサルティング企業や投資銀行の面接を受けていました。私のような強い意志も理由も無い人間に対し、当時の外資系コンサルティング・投資銀行で働くOBは、見下した態度を取りました。今から思えば、当時の彼らも若かったし、難関をくぐり抜けてそれぞれの会社に入ったことで肩に力が入っていたのだとは思いますが、同じように若く無知で幼かった私はいちいち傷ついておりました。でも、八田さんは偉ぶった態度を取ることも無く、気さくに接してくれ、頼りない私にアドバイスをくれました。そんな人は、本当に他に居ませんでした。今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

詳細を書くのはこの書面の趣旨に合わないと考えるので省きますが、その後、私の不義理から連絡は取っておりませんでした。それなのに、最近再会した八田さんは、私の不義理を責めることなく、以前と変わらず気さくで優しい言葉をかけてくれました。

そして今回の事情を知った私が、「知り合いを通じて何か聞いてみましょうか」と申し出たところ、「そういう、裏から手を回すといったようなことはしたくない」と答えられました。もし、事実がどうあれ“無実になる”ことを最終目的としているとしたら、どんな手でも使う筈です。そうではなく、八田さんは自分の無実を知っているからこそ、真正面から立ち向かっているのです。そして、その心の奥では、“検察が正しい判断をする”と信じているのです。

とても思いやりのある方です。そして正直な方です。正直だからこそ、上手に立ち回れなくて今回のような破目に陥っているのだと思います。

過少申告というミスはあったとしても、悪意をもっての脱税だとは信じられません。“疑わしきは罰せず”の原則に基づいた公正な司法としての判断をお願いいたします。

和気香子

<以上>


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category: 嘆願書

2012/01/23 Mon. 08:07 [edit]   TB: 0 | CM: 1

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#検察なう (91) 「ホリエモンのメルマガに登場!」 1/22/2012 

#検察なう (91) 「ホリエモンのメルマガに登場!」 1/22/2012

本日配信の堀江貴文氏のメールマガジンに紹介されました。

堀江貴文 メルマガ Vol 105 より

1.時事ネタオピニオン【特別編】

 私が得た時事ネタでのなかから気になるものをセレクト、各時事ネタに対して、極々私的な見解でコメントするコーナーです。

【元外資系証券マン、「検察なう」と取り調べをツイッターで】
 古いニュースだが、検察の取り調べ(任意)中に「検察なう」って、ツイッターでつぶやいたクレディ・スイス証券の元部長がいるみたい。これこそ、まさにセルフ可視化。これからは、ライフログの時代である。技術が進歩するのと同時に、捜査のやり方も変わっていくだろうな。

実は、長野刑務所に田中周紀氏サイン入り「国税記者 実録マルサの世界」と#検察なう Tシャツを送っています。彼のこのメルマガ掲載の原稿はそれらが届く前に書かれたものですので(彼の今週のメルマガでの近況報告は1/8まで。私は1/7に発送しています)、Tシャツが届いたらびっくりしてくれると思います。事前に長野刑務所に確認したところ、「華美なものは差入れできない」と言われました。#検察なう Tシャツが華美かどうかは判断しかねますが、彼の手元に届くといいなと思います。

ちなみにTシャツはスリムフィットのMサイズを送り、「このTシャツが似合うくらいにダイエット頑張って下さい」のメッセージを添えています。彼の刑務所での楽しみ方の一つがダイエットです。12/19時点で72.8Kg。収監時の体重が96Kgなので、現時点でもかなりダイエット効果が見られています。目標は62Kgだそうです。

彼のメルマガの近況報告の紹介コメント→
4.近況報告
 最近の活動内容をお伝えします
 ダイエットに効果的なグルメ情報(獄中版)も満載です(笑)。

収監直前のリリー・フランキー撮影のヌードは「ジュ、ジュゴン!?」と正視に堪えないものでしたが(失礼!)、before/afterのギャップには大いに期待するものです。

収監ダイエット流行るかもなあ(流行んねって!)

1/22/2012


category: 支援者の方へ、支援者の方から

2012/01/22 Sun. 17:32 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (14/146) 石川隆道 

嘆願書 (14/146) 石川隆道

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、本人の了承を得て実名公開します。

14通目の嘆願書は私の友人のものです。

外資金融業界つながりの仲良し4人グループの一人です。彼は、その4人の中で一人だけ一回り年齢が離れているのですが、なぜかみんな仲良しで、ちょくちょく連絡を取り合っています。昨年夏、その4人が中心になって石巻にボランティアにも行きました。まさに気の置けない仲間です。

彼の嘆願書に茶髪とありますが、正確を期すると「三毛髪」です。1ヶ月半おきの髪を切る時に、今回はブラウン、今回はイエローと、地毛の黒と合わせて三色のグラデーションがこだわりでした。これが二巡ほどするとかなり複雑な色合いになります。ソロモン・ブラザース時代からクレディ・スイス時代までずっと髪は染めていました。

金融というお堅いビジネスで、しかも外資系という逆差別を受けやすい環境にあって、髪を染めるのは止めた方がいいという忠告は幾度となく受けていましたが、そうした雑音は「仕事に影響しない」といって一切受け付けていませんでした。

クレディ・スイス証券在籍中に、私がトレーディングの本業のほかに、営業のマネージャーを兼任するようになって、さすがに部下が私をお客さんのところに連れていくのが恥ずかしいようじゃいかんかな、と髪を黒く染めた時は随分と周りに驚かれたものです。

自分の生き方は自分で決めたい方なので、「ああしろ、こうしろ」と言われると、むしろ嫌になってしまうんでしょうね。

<嘆願書>

八田隆さんを業界・人生の師と仰いでおります石川隆道と申します。

同じ職場で働いたことはありませんが、知人を介してご縁をいただいてからもう7、8年になります。少しでも八田隆さんについて知っていただければと思いこの書をしたためることにいたしました。

八田隆さんを語るとき、3つのキーワードがあります。

・ 兎年
・ パパ
・ 茶髪

です。

生まれ年はちょうど私の一回り上の「兎年」、私とは大分年が離れています。外資系証券会社において、その位年が離れていますと、雲の上の存在としてなかなか近寄りがたいのですが、八田隆さんにそんな「壁」を感じたことは今まで一度もありません。いつもニコニコと大らかに見守ってくれる大きな兄貴、それが八田隆さんです。とても気遣いが細やかで、寂しがり屋、同じ兎年生まれとしてよくわかります。

次は、「パパ」。仲良く遊ばせていただいている中で、八田隆さんのご家族ともご一緒したことがあります。いろいろと大人の事情があるのだと思いますが、とても離婚されたご夫婦、親子には見えませんでした。ご家族にもご理解があるはずですが、八田隆さんの器の大きい包容力が別れた今日でも人の、家族の縁をつなぎとめているのだと感じました。お金では解決しない目に見えない大切なものを大事にされている方だと思います。なかなかできることではありません。人生の師と仰いでいますのは大きくここに起因します。

最後に「茶髪」です。日々社会に働きに出るに当たり、身なりはとても大事です。皆個性を出そうと苦労しております。八田隆さんは昔、茶髪でした。そんな方はあまりいません。これは、八田隆さんが格好を気にされる自意識、美意識の高い方ということの表れです。

私にはどうしても、ニコニコと大らかで、言葉に出来ない無形のものを大切にされ、自意識の高く、周りの見た目を気にされる寂しがり屋の八田隆さんが、意識して大それたことを陰で行えるような人物とは到底思えません。人生の先を歩んでいらっしゃる大好きな八田隆さんの背中をこれからも追い続けたいと思います。

この嘆願書が八田隆さんという方を知る上での一助となりましたら幸甚に存じます。何卒宜しくお願いいたします。

石川隆道

<以上>

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category: 嘆願書

2012/01/22 Sun. 07:33 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (19) 

益荒男 in #検察なう T-shirt (by Y.Y ♂)

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category: #検察なう Tシャツ・プロジェクト

2012/01/22 Sun. 06:14 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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嘆願書 (13/146) 田中雪絵 

嘆願書 (13/146) 田中雪絵

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、それを本人の了承を得て実名公開します。

13通目の嘆願書はベア―・スターンズの同僚のものです。

私の21年間の社会人のキャリアで3社目だったベア―・スターンズは、入社半年でJPモルガンに吸収合併されました。書けば淡々とした感じですが、金融機関の心肺停止は突然来ます。私は合併発表のまさに前週、部下の一人とロンドンに出張に行っていました(奇しくも、私が脱税したと言われる2007年分の確定申告の期日にはロンドンにいました)。

それまでの半年は私の21年間のキャリアで、最もエキサイティングで、最もストレスフルな半年でした。私にしてみれば、人生を賭けていた一世一代のその時に脱税なんて全くありえない話ですが、そんなこちらの事情は国税局も検察も敢えて勘案しないということなのでしょう。

私の仕事でのモットーは「お客さんは、私個人と仕事をするのではない。会社対会社の仕事を求めているのだ」と思っていたので、私が会社に入ってしたことの一つは、社内のネットワーク作りでした。自分の会社の組織としての強み・弱みを把握して、ベア―・スターンズのブランド力を高めようと思ったからです。また同じ会社の社員は、いうなれば家族のようなものなので、お互い知り合うことは必要だと思っていました。

彼女は、世間話レベルの会話をしている時は、いまどきの若い「女の子」って感じなんですが、仕事の話になるといきなりギアが入れ換わってプロフェッショナルの顔になるので、面白いなあと思って、会社ではちょくちょく話をしていました。ベア―・スターンズは、一人一人個性派ぞろいの面白い会社でした。

<嘆願書>

私は八田さんとはベア―・スターンズ証券東京支店で勤務していた時の同僚でした。

わたくしが感じた八田さんの人格は、まっすぐで、一生懸命で、まじめで、まわりの人たちのために自ら先頭に立って進んで行く、厳しさの中にもあたたかさがあるという印象です。ここに何故そう思うのか、いくつかのエピソードをあげたいと思います。

八田さんがベア―・スターンズ証券に入社されてから、わたくしは八田さんとは違う階の別の部署に所属していましたが、わざわざ挨拶にいらっしゃったことです。外資系証券の出入りの激しい業界で異なる部署の一人一人に役職などとらわれずに丁寧に挨拶にまわられる八田さんの姿に良い意味でとても驚きました。あたたかい人だなぁという強い印象を受けました。マネージング・ディレクター(部長クラス)の方がそこまで一人一人に頭を下げて挨拶する姿を今まで見たことがありませんでした。それが最初の八田さんに対する印象です。

同様に八田さんが採用した新しい人が入ってきた時も同様でした。彼が会社にとけ込みやすいように同様に一人一人に丁寧に紹介をしてまわっていました。

最後にベア―・スターンズ証券のあるヘッジ・ファンドが倒産した時、八田さんは真っ先に社内全員を会議室に集め、緊急にアメリカのマーケットでは一体何が起こっているのか、その背景にあるものを細かく説明してくれました。社内の殆どの社員150名程度が集まっていたと記憶しています。当時社内はヘッジ・ファンド倒産によりかなり混乱している状況でした。その忙しい中、八田さんは自ら資料を集め、作成し、八田さんが理解している範囲での状況を細かく社員全員に教えていました。彼は説明後、どんな質問でも良いので分からない箇所があれば聞いてください、と締めくくりました。その時思ったのが、多くの社員が自分のこれからで心配している中、自分のことよりこの人は人のことに一生懸命になれる思いやりのある心と強さをもった人だと感じました。わたくしもその後いくつか分からない点を質問しました。会議室からの帰り道、丁寧に質問に答えてくれたのを鮮明に記憶しています。

金融業界では特に“自分”のことしか考えない人も多いため、八田さんのような有能で人柄も素晴らしい人が社内の部長クラスにいることを誇りにすら思いました。

ここまで人のことを思いやれる、自分よりまわりのことを思って行動できる人、そして汚いやりかたやずるさを嫌っている人が敢えて意図的に脱税とはとても考えられません。このニュースを最初に聞いた時は間違いじゃないかと耳を疑いました。わたくしは八田さんがごまかして脱税したとは信じられません。

私は八田さんが今回意図的に脱税をしていないと心から信じています。
公正な判断がくだされますよう心からお願いを申しあげます。

田中雪絵

<以上>

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category: 嘆願書

2012/01/21 Sat. 09:04 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう Tシャツ・プロジェクト (18) 

「民衆その1 in #検察なう T-shirt」 (by A.M ♀)


民衆その1

category: #検察なう Tシャツ・プロジェクト

2012/01/20 Fri. 18:40 [edit]   TB: 0 | CM: 1

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嘆願書 (12/146) 安原淳 

嘆願書 (12/146) 安原淳

初公判の日程が決まりましたが、何人もの方から「会社を休んで行く!」とメッセージを頂いております。勇気づけられます。ありがとうございます。

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、それを本人の了承を得て実名公開します。

12通目の嘆願書は高校後輩のものです。

私が通っていた高校は国立大学の付属高校で、一学年120人という小規模な学校です。かつては、県下で有数の受験校で、理系志望の大多数が国立医学部、東大も文系・理系合わせて毎年20人程度合格する学校でした。

私たちの時代では、私たちの高校から塾に通う生徒は一人もいなかったと思いますが、最近は全国有数の受験予備校も地方に進出し、それら予備校に通う生徒が我が校にも多いと聞いて時代の変化に驚いています。そうした変化が、地元他校の水準を押し上げて競争が激化、基本大らかな我が校はどうも地盤沈下しているというのが最近の状況のようです。

嘆願書を書いてくれた方々の中で、私の高校出身者からものは一大勢力を形成しています。しかもそのほとんどは私が直接頼んでいないにも関わらず、彼らが声を掛け合って書いてくれたものです。同級生のみならず下級生からも6通届きました。

安原は一年下のテニス部後輩でした。文字通りナイスガイで、付き合っていても気持ちのいい奴でした。

高校時代は部活で毎日のように顔を合わせていても、学年が違うと高校卒業後は疎遠になるものです。大学は同じキャンパスに通って、サークルも同じだったはずですが、私の大学との関わりは学食と生協にほぼ限定されていたので、あまり顔を合わせる事もありませんでした。

その彼と学生時代以来再会したのが、昨年の暮、西武池袋線痴漢冤罪小林事件の市民集会に私が出席した時です。会が終わって、帰ろうとしたところ「八田さん、覚えていますか」と声を掛けてくれたのが彼でした。その前の経過報告で私がその集会に出席することを読んで、わざわざ訪ねてくれたものです。

「勿論だよ、安原」と言いながら、私は「そのモアイ像みたいな顔忘れるわけないじゃん」と心の中で思っていました(あ、言うてもた)。ちょっとポリネシア系の見ようによってはいい男です。

忘年会シーズンで、彼も会社の忘年会に出る前に寄ってくれたとのことで、立ち話をした25年ぶりの再会でした。いやあ生きてるといいことあるな、と思った瞬間でした。

<嘆願書>

報道されてる八田隆氏の納税問題について以下の通り違和感を感じ、本件について寛大なご配慮をお願いするものであります。

八田さんは、私の高校・大学時代の1年先輩であり、高校時代はテニス部、大学時代にもサークルの先輩・後輩としてもお付き合いさせて頂きました。非常に頭の良い方であり、また、強い個性を持っていた先輩であると共に、後輩に対する面倒見が極めて良く、学校の内外で八田さんと大変楽しく過ごした思い出があります。私には八田さんが、悪意を持って脱税する様な狡猾な側面を持っているとは信じることが出来ません。

報道で知る範囲では、ストックオプションに起因すると理解しましたが、これらは“サラリーマン”として得られた権利であり、万一疑義が生じた際に、会社を介して調べることは決して困難なこととは考えられず、隠すことは所詮不可能であることは明白なものと理解しております。非常に頭脳明晰であった八田さんが、調べればわかるサラリーマンとして得た利益を隠す様な愚行に出るとは考えられません。

隠蔽するために海外に資産を移したとの報道もありました。私も英国で長く勤務しておりますが、海外在住者が、日本から資産を移すことに何の違和感も感じませんし、将来性の不透明な昨今の日本の状況を考慮すると、世界的な資産運用に長けた人間は日本に資産をおくことに固執すべきではないと考えております。

以上のとおり、私は八田さんは、故意に脱税を行ったのではなく、サラリーマンとして会社が税金を払ったものと思い込み、税金未納であったことは知らなかったものと強く信じております。(私もサラリーマンですが、自分が完全に納税したかは確認したことはありません。あくまでも会社が間違いなく納税しているものと思っております。)

八田さんが卒業された80年代後半は未だ外資系金融機関への就職は現在ほど多くはなく、卒業後、あえて海外企業の中で活躍し、現在カナダ在住されている八田さんは貴重な存在です。内向性を強める日本という島社会から飛び出し、世界のマーケットの中で戦うことができる貴重な日本人として、同世代の人間からは一層のエールを送るもので有り、若い方からは注目されるべき姿の一つであると思っております。

税金が未納であったことは事実であろうと推測いたしますが、この点については、実名報道されており、社会的制裁は既に充分受けていると理解しております。これを超えて、八田さんの今後のご活躍の場を狭めていくことは、同氏の問題に限らず、世界で活躍しようと努力する日本人全般に対し、出る杭は打つ旧来の日本文化を連想させ、日本人として国の将来に悲しみを感じることを禁じえません。現在、明確な脱税意図の証拠が存在しないのであれば、なにとぞ今後のご処置について寛大なご配慮を頂戴いたしたくお願い申し上げます。

安原淳

<以上>


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category: 嘆願書

2012/01/20 Fri. 08:47 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (90) 「第一回公判期日」 1/19/2012 

#検察なう (90) 「第一回公判期日」 1/19/2012

決定しました。

2月22日水曜日、11:00-12:00
東京地方裁判所7階 718法廷 

公判期日の数字を並べてみると

201222211001200

と三進法みたいな数字の順列です。ま、どーでもいいんですけど。

裁判所の方で、大き目の法廷を用意してくれたようなので、それでガラガラだと寂しいですから、皆さんお誘いあわせの上、お寄り下さい。

傍聴にあたっての禁止事項を確認しておきます。
はちまき、ゼッケン、たすき、腕章の着用はできません。#検察なうTシャツは残念ながら封印でお願いします。
あと、旗、ヘルメット、ビラ等の持ち込みもできせん。
カメラ、録音もできません。記念写真撮りたいところですが、できないみたいです。メモは可です。
発言、拍手もだめです。
飲食不可、読書もできません。あまりする人もいないでしょうが。

ま、そんなところでしょうか。

それでは法廷でお会いしましょう。

1/19/2012


category: 刑事裁判公判報告

2012/01/19 Thu. 23:33 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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#検察なう (89) 「日経ビジネス Digital記事 ~ クレディ・スイス『国策捜査』の真実」 1/19/2012 

#検察なう (89) 「日経ビジネス Digital記事 ~ クレディ・スイス『国策捜査』の真実」 1/19/2012

日経ビジネスDigitalの2012年1月20日版トップ記事に、「クレディ・スイス『国策捜査』の真実」が掲載されました。

会員登録が必要ですが、今月中は無料で閲覧が可能です。是非ご覧になって下さい。

1/19/2012


ここをクリック→クレディ・スイス「国策捜査」の真実

(注)その後、この記事は日経ビジネス・オンラインに移行し、会員登録なしで閲覧できるようになりました。同じ記事です。日経ビジネス・オンラインの記事を添付します。

category: クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

2012/01/19 Thu. 10:05 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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