「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (546) 「豊川市男児連れ去り殺害事件で再審請求」 7/18/2016 

#検察なう (546) 「豊川市男児連れ去り殺害事件で再審請求」 7/18/2016

先週、「豊川市男児連れ去り殺害事件」で再審請求がされたことが報じられました。

ここをクリック→ NHK 「豊川男児殺害事件で再審請求」

14年前に起こったこの事件では、一審無罪判決が控訴審で逆転有罪、そして2008年に17年の懲役が確定したものです。

夜中の駐車場に停められていた車の中から、何者かが1歳10ヵ月の男児を連れ去り、近くの海に投げ捨てて殺害したという事件です。赤ん坊が車から出て数km離れた海に短時間の間に一人で行くことは不可能であるため、殺人事件であることは確かな事件(世の中には、実際に事件性がない事故にもかかわらず事件とされている冤罪も少なくない)です。

自白以外に客観的な証拠は皆無で、唯一有罪を補強する証拠は、目撃者の証言で、犯人とされた田辺雅樹さんと同型の車が、連れ去られた男児の乗っていた車の近くにあった(そして事件をまたいだ時間に、駐車場内のほかの場所で確認された)というものです。

私は、一審無罪判決の判決文と控訴審有罪判決の判決文を比較し、あまりの有罪認定の杜撰さに驚きました。

私は、田辺さんが嘘をついている可能性(目撃者の証言通りの場所に車を停めていたが、その後移動した)も多分にあると考えますが、その理由を、控訴審裁判体が認定したような「殺人を犯したから」などという荒唐無稽なものではないと考えます。しかし、単に車の駐車位置を変えたことが殺人の証拠とされるのも(勿論、そのことに関し嘘をついていると裁判官が考え、心証を悪くしたということですが)、ものすごいことのように感じます。

是非、添付のブログをお読み頂き、ご一緒にお考え頂ければと思います。真犯人でなくとも、犯人らしき人を罪に問うことができれば、それで事件は解決とする捜査権力の論理が透けて見えます。

ここをクリック→ 冤罪ファイル その15 「豊川市男児連れ去り殺害事件」

先日の松橋(まつばせ)事件(注)のように再審開始となり、田辺さんの雪冤が叶うよう祈っています。

(注)
ここをクリック→ #検察なう (545) 「松橋(まつばせ)事件に驚くこと」

7/18/2016
















ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー

表紙1


ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―

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category: 冤罪事件に関して

2016/07/18 Mon. 07:43 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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