「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (555) 「刑事司法の歴史が動く日、来る9月11日の私の国賠審口頭弁論にご注目下さい」 5/26/2017 

#検察なう (555) 「刑事司法の歴史が動く日、来る9月11日の私の国賠審口頭弁論にご注目下さい」 5/26/2017

国家機関(=国税局及び検察)が犯した過ちを、同じ国家機関(=裁判所)に、「違法性あり」と認定させるという、ほぼ不可能なハードルに挑戦してきた私の国賠審も大詰めを迎えています。

国家賠償法という公務員の不法行為に対しての損害賠償請求権を認めた法律は、一見、日本国憲法第17条「何人も、公務員の不法行為により、損害を受けたときは、法律の定めるところにより、国又は公共団体に、その賠償を求めることができる」に基づき、「国家無答責の法理」を排斥しているかのように見えます。しかし実態は、「公務員の不法行為」の認定のハードルのあまりの高さに、それは形骸化し、イギリス中世において「Crown can do no wrong. (国王は悪をなし得ない)」という法格言があった時代同様、やはり国家権力が国民に対し何をしようがお咎めなしという状況が現実となっています。

私は、反則を犯したプレイヤーが笛を吹かれても、何のペナルティもないのであれば、「今度はもっとうまく反則すればいいや」と何の反省もしない今日の刑事司法に大きな危機感を持ち、ほとんど不可能と言われている国賠審に挑戦することを決めました。

その決意は、国賠審を戦うことを決めた後のブログを是非ご参照下さい。

ここをクリック→ #検察なう (392) 「国家賠償に関して (1) ~国家賠償訴訟に懸ける思い」 

私の刑事裁判は、まさに降りかかる火の粉を払わざるを得ない、やむにやまれぬ事情があったものです。勿論多くの冤罪被害者が、可能性ほぼゼロの挑戦を諦めるということはあるでしょうが、諦めが極端に悪い私にその選択肢はありませんでした。しかし、同じ「勝率ゼロへの挑戦」であっても、国賠審に臨んではいささか違う心持ちでした。自分の刑事裁判以上に、義憤がモチベーションと言っていいと思います。

「こんなふざけたことがまかり通っている世の中っておかしくね?」という気持ちは、刑事裁判の頃から持ち続けていますが、国税局、検察には私の無罪判決よりもきついお灸が必要だと感じています。「もっとうまく反則すること」を許さず、将来の冤罪を少しでもなくすためです。

そして、歴史が大きく動こうとしています。来る9月11日、国賠審第19回口頭弁論(14時30分、東京地裁第611号法廷)において、控訴違法に関し、刑事裁判一審の公判検事の証人尋問が行われることになりました。

これがいかに異例中の異例であるかは、私の代理人チームの一人である郷原信郎氏の最新ブログをご参照ください。

ここをクリック→ 『郷原信郎が斬る』「現職検察官が国賠審の法廷に立たされる前代未聞の事態」

国(検察)側の主張は、「一審裁判体の判断は、常識に照らして異常なものであった(=論理則・経験則違背)」というものになります。しかし、彼らがやったことは「何が何でも控訴してやる」という無理筋の控訴であることは明らかです。

刑事裁判においては、上級審は「レフリーを代えて、もう一回チャレンジ!」ではありません。刑事裁判の上級審が「事後審」と呼ばれるように、審理を継続して新たに心証を形成するのではなく、原審の訴訟記録に基づいて原判決の当否について事後的に審査することが大原則です。しかし、私の刑事裁判における検察官控訴は、「控訴審の裁判体は我々検察の肩を持った判断をしてくれるだろう」という愚かな期待に基づいた控訴であり、刑事裁判を「続審」化する、刑事司法に携わる法曹の一員として恥ずべき行為です。

同じ愚行が繰り返されないよう、私と私の代理人チーム(喜田村洋一弁護士、郷原信郎弁護士、森炎弁護士、小松正和弁護士)は戦っています。是非ともご注目頂き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

5/26/2017










ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー

表紙1


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category: 国家賠償請求訴訟

2017/05/26 Fri. 14:17 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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