「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (556) 「大崎事件で再審開始決定!検察の正義が問われる」 6/28/2017 

#検察なう (556) 「大崎事件で再審開始決定!検察の正義が問われる」 6/28/2017

今日、帰省中の私は福井の病院で人間ドックを受診していました。検診が終わって食事をしていた私の目に飛び込んできたのは待ち望んだ朗報でした。

osaki news


以前から弁護団事務局長の鴨志田祐美弁護士のお話を伺い、今回(第三次)の再審請求審での再審開始決定の判断は確信していたものの、それはあくまで裁判所が公正な判断をするという前提に基づくもの。我々一般人の常識にかからないとんでもない判断を裁判所がすることを知ってしまった私は、やはり実際に決定が出るまでは安心できなかったものです。

これで、再審開始決定前の現地調査会の最後のチャンスと思い、鹿児島の大崎まで足を運んだ甲斐があったというものです。

ここをクリック→ #検察なう (549) 「大崎事件現地調査会に参加しました」

この事件はそもそも自白すらない、冤罪になるべきでない冤罪です。確定審までその有罪を支えていたのは、共犯者とされる三人の供述でした。しかし、彼らには知的障害があり、その供述の信用性は常に疑問視されていました。

2002年の第一次再審請求審で一旦は再審開始が鹿児島地裁で決定したのも、そうした危うい証拠構造を裁判所が否定したことによります。しかしその再審開始決定は、検察の即時抗告後、2004年に福岡高裁で取り消されることになります。その理由は、親族の一人が、アヤ子さんが夫に「邦夫(被害者)をうっころすので加勢しやんせ」と言ったことを耳にしたという証言でした。伝聞証拠にしか過ぎないこの証拠を裁判所が重視したのは、明らかに結論ありきの理由付けにしか過ぎないものです。

このあまりにも脆い有罪の証拠を打ち崩すために、一度目の再審開始決定から15年の月日が費やされました。2002年の再審開始決定当時、アヤ子さんは74歳で、まだまだかくしゃくとしていました。その彼女も今月15日に90歳を迎えました。認知症を患った彼女の様子を見れば、もう待ったなしの状況であり、いかに検察の抗告が不当なものであるかが分かります。

ここをクリック→ 共同ニュース「38年前の殺人、再審認める 「大崎事件」で鹿児島地裁」

この期に及んで検察が更に抗告するようなことになれば、更にアヤ子さんの貴重な人生の時間が無駄に費やされることになります。まさに検察の正義が今、問われているものです。アヤ子さんの存命中に、一刻も早く彼女の無実の罪を晴らすことが正義です。その日が来るまで、我々国民は注視すべきものです。

この事件に関心がある方は、是非過去のブログをご参照下さい。

ここをクリック→ #検察なう (522) 「大崎事件の真相に迫る(1) ~大崎事件の概要」

ここをクリック→ #検察なう (523) 「大崎事件の真相に迫る(2)~大崎事件の複雑性」

ここをクリック→ #検察なう (524) 「大崎事件の真相に迫る (3) ~ 被害者死因について」

ここをクリック→ #検察なう (525) 「大崎事件の真相に迫る (4) ~ 誰が死体を遺棄したのか」

ここをクリック→ #検察なう (526) 「大崎事件の真相に迫る (5) ~ 関係者供述の信用性」

6/28/2017











ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー

表紙1


ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―

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category: 大崎事件

2017/06/28 Wed. 23:10 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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