「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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経過報告 (6)  「ドレフュス事件とエミール・ゾラ」 9/3/2010 

経過報告 (6) 「ドレフュス事件とエミール・ゾラ」  9/3/2010

昨日、子供の新学期に合わせてカナダに帰国しました。依然、検察からは全く音沙汰ありません。嘆願書は124通になりました。

先日手にした書に「ドレフュス事件とエミール・ゾラ」があります。ゾラは「居酒屋」を代表作とするフランスの小説家ですが、社会・政治活動にも積極的に参加し、右翼的軍部の陰謀によりスパイ容疑にかけられたユダヤ系のドレフュス大尉を弁護して「我弾劾す("J'accuse")」に始まる公開状を新聞紙上に寄稿しました。彼は、「冤罪を見逃す者はその共犯者である。私は決して共犯者にはならない」と断固とした態度で主張をしました。嘆願書を書かれた皆さまは現代のゾラだと思います。また公開状を掲載した新聞(オーロール紙)はまさに社会の木鐸として機能した好例です。現代のメディアにも同様な姿勢を望んでやむことはありません。

国税局の税務調査開始以来、あと数カ月で既に2年になろうとしています。彼らの意図(被疑の真相を問うのではなく、当初の見込みに無理やり結論づける)が明らかになって以来、底なし沼の縁にしがみついているような気分です。嘆願書の効果を問う声もあり、それを理由に書かない方も少なからずおられましたが、私にとっては嘆願書は助けに投げかけられた藁のようなものです。1通1通では非力かもしれませんが、124通集まればそれも太い綱になります。国家権力に対して、個人の力がいかに非力かを思い知らされたこの一件ですが、皆さまのご支援には大変勇気づけられています。これを私の人徳だと言われる方もいますが、私にはそうは思えません。嘆願書を直接頼んで、書いてくれない人は10人や20人ではありません。もし私に人徳があるのであれば、彼らも問題なく書いたのではないかと思っています。嘆願書は書かれた皆さまの人徳を示しているのだと強く感じています。もしお知り合いの方で私の話題が出たならば、一言「嘆願書を集めてるよ」と添えて下さい。しがみつく綱が少しでも太くあればよいと思っています。

9/3/10



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2011/09/24 Sat. 17:55 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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