「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

07« 2017 / 08 »09
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.

経過報告 (8) 「福岡『爪切り事件』で無罪」 9/20/2010 

経過報告 (8) 「福岡『爪切り事件』で無罪」 9/20/2010

「爪切り事件」で、郵便不正事件での大阪に続き、福岡でも検察の連敗です。

政治家がらみの虚構の大絵図を描いた郵便不正事件に比べると、認知症の老人の爪を切った看護師の行為が虐待か医療行為かという、私も普通の状況であれば看過しそうな「つまらない」事件です。しかし本人は職場を懲戒解雇され、逮捕後一審有罪の宣告を受けています。逮捕から控訴審で無罪判決を勝ち取るまでの3年2ヶ月間に彼女がどれほど苦しんだか、今は少しは理解できるような気がします。

これらの記事を読むにつけ、これからこんなにやくざな取調べを何十時間(国税局の取調べは延べ100時間超でしたが、検察の取調べはそれ程にならないことを期待しています)も受けなくてはならないかと思うと実に気が重くなります。また、村木氏も否認をしたため逮捕拘留されましたが(公文書偽造の実行犯は犯行を認めたため在宅起訴のはずです)、私も否認ゆえに逮捕拘留の可能性は高いと覚悟しております。自分がこんなことになるまで、逮捕されるのはよほど悪い人間だけだと思っていましたが、自分の無実を訴えるため容疑を否認すると、「罪証隠滅ないし逃亡の懼れあり」(刑事訴訟法)として検察は被疑者の身柄を拘束することができます。村木氏に罪証隠滅が可能だったのか、あるいは実際に逃亡の懼れがあったのかどうかは関係ありません。これは慣例のようなもので、国が怪しいとみなせばその時点からその人物は罪人扱いだからです(メディアの扱いもそれに準じています)。

検察にはやはり恐怖を感じます。取調べや逮捕拘留の肉体的・精神的よりは、彼らの導きだす結論があくまで彼らの恣意によるものだという現実に恐怖を感じます。国税局にしても、「もし脱税をするのであれば、確定申告を自分でやらずに、なぜ面識のない税理士に任せたのか」「もし脱税をするのであれば、税務署が知らない海外口座もあるのに、なぜわざわざ彼らが知っている口座に送金したのか」といった素人が考えても不合理な事実を無視して、自分たちのストーリーに沿うようむりやり証拠を作り上げたことは明らかです。国家権力はやりたいようにやり、そこでは個人の人権などはなんの意味も持ちません。ここしばらくの世論の検察に対する厳しい目が、彼らに「秋霜烈日」の本義を思い出させてくれればいいと思っています。

現在、この逆境下でも再就職をめざして活動中です。添付ファイルは、再就職見込み先に提出するために弁護士の先生に書いて頂いたこれから起こり得ることです。私の状況を皆様方に知って頂きたく送付させて頂きます。

多くの方から励ましのメッセージを頂き、本当に助かっています。以前、ある方(会社の後輩)からは「感謝の表現が足りない」とおしかりを受けました。もしそのような失礼がありましたら、忌憚なくおっしゃって下さい。本当にありがたいと思っています。お一人お一人にお会いして直接お礼をしなければいけないところ、カナダで離れているということもあり(言い訳に過ぎませんが)メールで失礼させて頂いております。まだまだ何も始まっていない状況ですので、決着がついてからの宿題とさせて下さい。今後もご支援よろしくお願いします。

9/20/2010

ここをクリック→弁護士見解書

ぽちぽちっと、クリックお願いします






category: 支援者の方へ、支援者の方から

2011/09/24 Sat. 18:00 [edit]   TB: 0 | CM: 0

go page top

この記事に対するコメント

go page top

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://fugathegameplayer.blog51.fc2.com/tb.php/17-1d788e8e
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top