「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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嘆願書 (29/146) ジョワ由紀 

嘆願書 (29/146) ジョワ由紀

犯罪の契機は、結局動機と人品に関わると思っています。その人品に関して、私の友人・知人に「あなたの知っている八田隆を文章にして下さい」と依頼しました。そして集まったのが146通の「嘆願書」です。検察特捜部に提出したものですが、本人の了承を得て実名公開します。

29通目の嘆願書は古くからの友人、フェイスブックで私とつながってる方は私の漫才の相方としてご存知の者からのものです。

彼女と初めて会ったのは、私が就職活動をしている時、彼女がある企業の人事部にいたものです。それが1986年ですから、既に25年の付き合いということになります。現在は、スイス人の旦那とマニラで彼女のブログのタイトルにあるように「ゆるゆるマニラ生活」を送っているようです(ブログは主婦のたわ言を毎日書いていますが、コンスタントに4-500人のビジターがいるようです)。

しばらく音信不通であったのがフェイスブックでつながった時は、私に既に国税局の調査は入っていましたが、告発以前の状況で、彼女も私同様、私が告発されるなどとは思いもしなかったものです。告発以来、彼女も現実の理不尽さに憤り、惜しみない協力をしてくれています。主婦業は相当ひまなのか、いろんなところで検察関係、冤罪関係の記事を見つけてきて「ほれほれ、リツイート」と私を遠隔操作している、「#検察なう」の影のフィクサーでもあります。

案外しっかり者の彼女には、周りの人望もそこそこあるようで、彼女を通してフェイスブックで知った彼女の友人の方々にも今回の件に関して強力サポートしてもらっています。多分、そこは彼女のキャラクターによるところが大きいのかもしれません。学生時代はスッチ―になることに人生を賭けていたようですが、その気合が入社試験で逆噴射して、垂直飛びを前に飛んで入社試験に落っこちたという武勇伝の持ち主です。

福島原発の事故の時は、正しい情報の開示はパニックにつながらないとする私の主張に、ある程度の情報のコントロールは必要だと反論して、マニラとバンクーバー間でスカイプ・チャット上で喧嘩寸前の大激論をして一歩も引かないハードコアな部分もあります。お互い日本にいなかったもどかしさもあったのでしょうが、自分が正しいと思うところにはきちんと筋を通す性格は似ているのだと思います。

彼女のブログでは私のことも時々登場していますので、主婦の戯れ事も覗いて見てあげて下さい。

ここをクリック→ 「ゆるゆるマニラ生活」


<嘆願書>

私、ジョワ由紀は、八田隆さんが大学生時代から彼の事を良く知る友人の一人です。今回、八田さんへの告発をニュースを通じて知る事になり、驚きを隠せません。

八田さんは学生時代、社会人になってから、そして今も、自分の目標に向かって努力を惜しまない人です。
まっすぐ自分の信じた方向に走る、そのためか周囲を振り返らない事もあり、誤解をされる事もあるようですが、特に今回の告発については明らかに誤解が生じているように思えてなりません。

八田さんとは、彼が大学時代から社会人になって暫くお付き合いしていましたが、勿論、学生時代はお金もなく、電車賃だけしかない状態で食事に出たり、「なんとかなるだろう」という行き当たりばったりという面があり、何度も驚かされた事があります。これは社会人になった後も変わらず、NY駐在時代からその後、一般のサラリーマンよりも多いであろう給与を手にするようになった後も同じです。

ガソリンを入れるにしても「あっちの店の方が2円安い」、レストランの割引クーポンは必ず貰う、使う。景気がいい時代だっただけに、あくまで自分のスタイルを変えない、自分の金銭感覚を持ち続ける彼を見て、時に呆れ、時に尊敬していました。長年、八田隆さんを見てきて思うのは、彼くらい、自分が自分である事にこだわって生きている人は珍しいという事です。格好良い、悪いは自分が決める事であって、自分が良いと思えば、映画に出てくるようなNYのオフィスで目の不ぞろいな手編みのセーターを着る事も格好悪くない。お洒落な店で割引券を使う事も厭わない。

他界した私の妹が彼を見て「欲があるんだか、ないんだかわからない」と言っていましたが、その通りです。1円10円の無駄を嫌う割には、いい加減なところがある。スキーには一緒に頻繁に出かけていましたが、そういう時はかなり大雑把でした。人が組んだプランには言われた金額を払ってしまう。チェックなどしない。これも長い間、お付き合いしてわかった事ですが、彼は、信じた人には物事を隠さない、自分を出してしまう。彼の「頼んだ」には重みがあって、頼んだ以上、後は全てよろしくという意味なのです。今回の告発を知り、まず、彼に限って脱税なんてありえないと思いました。自分なりにネット、ニュースで内容を読み、きっと会社や税理士、周りに任せ過ぎてしまったんだろうなぁと、自分できちんと確認もしてなかったのだろうなぁと残念に思うばかりです。彼の「脇の甘さ」がこんな形で出てしまった事が非常に残念です。

八田さんとはこの10年ほど音信をとっていませんでしたが、久しぶりに再会して、相変わらず自分である事にこだわり、相変わらず学生時代と同じような金銭感覚を持っている彼を見て、ほっとしました。本は中古を買うし、物は捨てられない。着ていた服を見て「それ、学生時代の?」(違いましたが)と聞いてしまいましたが、彼が20年以上前の服を着ていても、驚くことではないのです。霞を食べて生きていけるとは思いませんが、彼は恐らく、本と音楽があれば無人島で生きていけるタイプなのでしょう。

この10年ほどの彼の交友関係は殆ど存じませんが、そういう彼の人となりに魅力を感じ、今回告発されるという、会社員にとってはスキャンダルが起こったとしても、恐らくは、親しい友人は私同様に、彼を信じていると思います。また、彼はその友人達を裏切る事はない、それが自分である事を貫く彼のスタイルなのだと思います。

どうぞ、私の嘆願書をもって、少しでも八田隆さんの事を理解され、判断の材料となれば幸いに存じます。

ジョワ由紀

<以上>


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category: 嘆願書

2012/02/07 Tue. 14:35 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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