「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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経過報告 (13) 「再就職ならず&検察の在り方検討会議」 12/1/2010 

経過報告 (13) 「再就職ならず&検察の在り方検討会議」  12/1/2010

バンクーバーの今年の冬は厳しいと言われています。この数日は少し寒さもゆるみ、街の雪は一旦溶けてなくなりました。それでも毎日のように氷雨が続いています。

依然、地検特捜部は沈黙したままです。

残念ながら香港での再就職はなりませんでした。告発前に内定していた同じ会社(アメリカの証券会社)ですが、現場の強い希望から話が復活したものの、結局最後の最後で社長決裁が下りずとのことでした。自虐的な言い方をすれば、犯罪者になるかもしれない人間を能力だけで雇うというのも、会社という組織としては無理な話であったろうとあきらめざるをえないところです。

私の報道は告発時に英文記事(共同通信)にもなり世界中に実名で発信されていますので、報道を目にしてしまうとなかなか実状を理解することは難しいと思われます。特にアメリカでは源泉徴収といったシステムがないため、更に理解のハードルは高いといえます。

村木氏の郵便不正事件を機に検察の在り方検討会議が時限的に設立されています。

このメンバーに直接手紙を出そうと添付の文書を用意しましたが、弁護士と検討の末、検察の在り方検討会議に個別の事案を示唆することに結局なるのは適当ではないとの判断から見送ることにしました。引き続き解決への糸口を求めて攻め続けたいと思っています。

私は一昨年の11月の税務調査開始以降、幾度も納税の意思を示していましたが、国税局は私の納税を認めなかったため、昨年の10月の修正申告に先立つ4月に予納を行っています。その予納では、来る修正申告時に追加の納税を言われるのが非常に気に食わなかったため、十分に多く予納しました。

修正申告の後、国税局は私の過少申告が脱税であるとの判断から重加算税(本税の35%)を賦課してきましたが、それもその予納分から充当され、その後私は残額の還付を受けています。

私は、当然重加算税は不当であるとの主張から、今年の6月末に税理士を通して納税地である目黒税務署長宛てに異議申立を行っています。身内の国税局が脱税だと言っている事案に税務署長がこちらに有利な判断をするという見込みはありませんが、その際に今まで一切明らかにされていない何を根拠に脱税としているかという説明があるはずだという期待をしています。

制度上は異議申立が認められない場合、次の段階として国税不服審判所に訴えることができますが、異議申立から3ヶ月経過した場合、申立の沙汰を待たずに次のステップに移ることができます。即ち、通常の場合、3ヶ月以内に何らかのアクション(ほとんどが却下だと思いますが)を取ってきます。既に5ヶ月も放置されているのは異常と言える状況です(税務調査開始から15ヶ月掛けての告発の異常さに比べればまだまだかわいいものですが)。いかに役所というのは自分の過ちを正すことができないかということを物語っています。残念なことです。

年内は日本に戻る予定はありませんが、年明け早々には一旦短期帰国をする予定です。

また連絡させて頂きます。年末のあわただしい時節となっています。お体にはお気をつけて下さい。

12/1/2010











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2011/09/24 Sat. 18:12 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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