「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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ブック・レビュー 「検察の罠」 森ゆうこ著 

ブック・レビュー 『検察の罠』 森ゆうこ著

検察の罠

この書を小沢派議員が書いた小沢氏擁護のものと誤解してはいけない。これは独善的な「正義感」の肥大化の行きつく先は、法治国家と議会制民主主義の瓦解であるという警鐘の書である。

まず読みやすい。これは元々一人の主婦であった森ゆうこ氏が、検察による石川議員の女性秘書に対する不当な取調べで、子供の保育園に迎えに行けずに10時間も監禁されたことに感じた「目の前が真っ赤になるほどの怒り」という市民感覚が行動原理にあるからだと思う。

ハイライトは勿論、陸山会事件に関して。田代報告書に関し、森氏はこう書いている。

「『検察官の作る文書ってそんなにいい加減なの?そんなに大きな事実認識の違い、半年前に聞いたことと、ついこの間聞いたことを混同して、何の記録も見ずに適当に捜査報告書を書いてしまうような?検察官の仕事ってそんなものなの?』

本当にそうだとしたら、すべての刑事裁判の前提を変えなければならなくなる。

検察が作ったあらゆる供述調書は、ひょっとしたら田代検事が作ったような『インチキ調書』かもしれないと疑わなければならないだろう。

問い詰められてとっさに出てきた言い逃れとはいえ ― いや、だからこそ、検察の証拠というものに対する考えの不誠実さが透けて見えるようで、私は気分が悪くなった。」

森氏の「検察のやっていることは議会制民主主義の否定である」という指摘は正しい。誰が総理になるべきか、どの党が政権をとるのが適当かを検察が決めることは、行政権の専横であり、司法、立法をないがしろにして三権分立を形骸化するものである。

チェックアンドバランスが利かなくなった国家、組織に未来はない。

ここをチェック→ ブクレコ 『検察の罠』




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2012/06/28 Thu. 18:00 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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