「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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上申書 (5/60) 福田恵美 

上申書 (5/60) 福田恵美

裁判所に提出する目的で、私の周りの人たちに「あなたが裁判員になったとしたら」という観点で上申書を書いてもらうことを依頼しました。1ヶ月で60通が集まりました。彼らの真実を求める声は、検察不同意で阻まれ、上申書の裁判所への提出はかないませんでした。彼らの正義を希求する声を無駄にしないために、本人の了承を得た上でブログでの実名公開に踏み切ります。

ここをクリック→ #検察なう (183) 「上申書に関して」

次に紹介する上申書は高校友人のものです。

自分の性格は自分でよく分かっていますが、それは嫌いなものではありません。自分で嫌いでなければ直すはずもなく、私の性格はこの半世紀全く変わってないと感じます。

特に高校時代は、勉強さえしていればあとは好き勝手していればいいと誤解していたこともあり、周りに遠慮することもなく生きていたことから、この頃の友人は私の「素」を知る人たちです。

ここで彼女が問う「人それぞれ守るべきもの」に関し、彼女の「人としての真実」が私の守るべきものであるという指摘は実に当を得ています。

言い換えれば、それは「自分らしく生きる」ということです。それが私の全ての行動規範だと言ってもいいと思います。

否認すれば自動的に逮捕・長期勾留、そして刑事裁判の有罪率99.9%というのは非常に重い事実です。この事実を前に、犯罪を実際にやっていた者、実際にはやっていない者がどのように考え、行動するか。そこには人それぞれの「人としての真実」が表れると思います。

もし脱税という犯罪が金額だけで決められるのであれば、私は最初の最初から全く争うことなく、「まあ、しゃーないや」と気持ちを切り替えて、次なる人生を歩んでいたと思います。

逮捕されることが確実な捜査、全く勝ち目がない裁判を前に、自分に嘘をつくことができなかったのは、やはり自分らしい行動であったと思います。

そして、今まで正しいと思っていた捜査権力が、実に傲慢で、個人の人権など全く問題にしないということを身を持って感じた時に、「ふざけんな。お前らの思うがままに全てが運ぶと思うんじゃねーよ」と、くだらない義憤にかられたことも事実です。

ブログのタイトル「蟷螂の斧となろうとも」というのは、まさに私の気持ちを表現したものです。

ここをクリック→ #検察なう (143) 「『蟷螂の斧となろうとも』解題」

これからも、自分らしく生きること以外はできないと思いますが、末長くお付き合い頂ければと思います。


「上申書

私は八田隆とは、金沢大学教育学部付属高等学校の同級生です。

八田隆は無罪です。

以下がその理由です。

八田隆は、東京大学法学部を卒業後外資系の証券会社にて頭角を現し、優れた実績を残しています。勉強ができるだけでなく、実社会における物事の理解力、的確な判断力、実行力を兼ね備えた大変優秀な人物です。

そうした人物が、もし本当に株式報酬の所得税を隠匿しようとしたのであれば、もっと周到に研究・準備をし、発覚しにくい方法をとったであろうことは想像に難くなく、今回の彼の行動はあまりに稚拙であると考えられます。

たとえば八田隆は、会社の口座から海外の自分の口座に送金をしています。海外口座であるがゆえに不正をなした証拠のような受け取られ方もしていますが、本人名義の口座であり、税務署に把握されている口座をわざわざ犯罪に使うことは、普通は考えられません。

八田隆が本当に、故意に所得税を納めないでおこうと考えたのであれば、何らかの、税務署等に把握されない方法でその報酬を受け取ることを画策するでしょうし、すぐ足がつくようなことを安易に実行するほど、安直な人間ではないと思われます。(これはちょっと考えれば、だれでも思い至ることでしょう)

八田隆は聡明な人物であり、すぐにばれるような嘘をつき、人生のすべてを捨てるような愚かなことをするとは考えられません。また、仮に彼がもし本当に故意にやったのであれば、発覚してからもじたばたして、泥沼状態に陥り、何年もの人生の貴重な時間を棒に振るほど、愚かな人物とは考えられません。もっとスマートに、さっさと罪を認め、為すべき義務を果たして、さっと社会復帰することを考えるのが、八田隆の行動としては妥当と思われます。

人には守るべきものが何かあり、それが、財であったり信用であったり信義であったり、人によって違うと思いますが、八田隆にとっては、「人としての真実」が、譲れないものであるということは、その後の彼の行動や発言で十分理解できます。「故意ではない」そこが八田隆のもっとも重要な、彼を彼たらしめているもとであり、それを捨てることはできないというのが、八田隆の行動原理と思われます。

以上の理由により、八田隆は無罪です。

福田恵美」

ここをクリック→ 福田恵美上申書





ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 経緯説明 「真実は一つである」

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―





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category: 上申書

2012/09/01 Sat. 10:36 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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