「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

06« 2017 / 07 »08
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.

#検察なう (201) 「なりすましウィルス事件の問題点」 10/24/2012 

#検察なう (201) 「なりすましウィルス事件の問題点」 10/24/2012

(強制捜査から1408日)

昨日のNHK クローズアップ現代のテーマは、最近物議をかもしている「なりすましウィルス事件」に関してでした。

ここをクリック→ クローズアップ現代「仕組まれた罠(わな)~PC遠隔操作の闇~」

残念ながら、番組の内容は今一つ、問題の核心に迫っていないような印象を受けました。

「新手のネット犯罪」という新奇さに目を奪われがちですが、この事件での最大の問題点は、

「なぜ否認をしていた被疑者(の4人に2人)が『虚偽の自白』をしたか、そして否認にも関わらず起訴、有罪(少年の保護観察処分)となったか」であり、この問題は、何ら新しいものではないということです。

捜査権力は「想定外」という「警察関係者」のコメントをリークして、少しでもダメージを小さくしようとしていますが、その捜査の在り方は、全く想定外どころか、お決まりの既定路線であったはずです。

そもそもが実害が伴なっていない単なるいたずらを、なぜ逮捕・長期間勾留までして「割ら」なければならなかったのか。一般人が逮捕されることのダメージを軽視して、人質司法により事件の安易な解決を図ったという警察・検察の捜査の在り方が一番非難されるべきだと思います。

昨日のクローズアップ現代の視聴者の少なからずがそうした問題点を意識していると思われ、一連のツイートでもそれが伺えました。私のツイートも含まれたトゥギャッタ―をご覧下さい。

ここをクリック→ トゥギャッタ― 「NHK クローズアップ現代 『仕組まれた罠(わな)~PC遠隔操作の闇~』」

人質司法を利用した捜査の在り方が問題点であるならば、解決の「対症療法」は取調べの全面可視化であるはずです。昨日の番組では、可視化に関しての言及は一切ありませんでした。

私が、「対症療法」と述べたのは、更にこの一連の事件にはそれでは解決しきれない根本的な問題があると感じているからです。それは、刑事事件において被疑者の主張を、警察・検察・弁護人・裁判官といった関係者すべてが予断なく聞かなければならないということです。そうした当たり前のことがないがしろにされている現状の刑事司法の歪みが、今回の「なりすましウィルス事件」の背景にあると思います。

冤罪の最大の防波堤はやはり優秀かつ強大な捜査権力をもつ検察です。今回の「なりすましウィルス事件」の実態が、「検察の理念」といかにかけ離れているかをもう一度考えてみるべきです。

「検察の理念」より

3. 無実の者を罰し、あるいは、真犯人を逃して処罰を免れさせることにならないよう、知力を尽くして、事案の真相解明に取り組む。

4. 被疑者・被告人等の主張に耳を傾け、積極・消極を問わず十分な証拠の収集・把握に努め、冷静かつ多角的にその評価を行う。

5. 取調べにおいては、供述の任意性の確保その他必要な配慮をして、真実の供述が得られるよう努める。

10/24/2012







ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 「20分で分かる『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』~日本の司法を正す会動画ダイジェスト版」


ここをクリック→ 経緯説明 「真実は一つである」

ここをクリック→ 過去のお勧めブログ記事


ここをクリック→ 過去のお勧めブログ記事 Part2

ここをクリック→ 過去のお勧めブログ記事 Part 3

ここをクリック→ 嘆願書まとめ

ここをクリック→ 上申書まとめ






TwitterやFacebookでの拡散お願いします
↓ 

category: 刑事事件一般

2012/10/24 Wed. 07:40 [edit]   TB: 0 | CM: 0

go page top

この記事に対するコメント

go page top

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://fugathegameplayer.blog51.fc2.com/tb.php/422-f8490e03
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top