「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (233) 「国民審査 『X10 (バッテン) プロジェクト』の意義」 12/15/2012 

#検察なう (233) 「国民審査 『X10 (バッテン) プロジェクト』の意義」 12/15/2012

(強制捜査から1460日)

明日は衆議院議員選挙の投票日です。それと同時に行われるのは、最高裁判所裁判官の国民審査です。

これに関しては、先日のブログで書かせてもらったところです。

ここをクリック→ #検察なう (229) 「来たる最高裁判所裁判官の国民審査について」

江川紹子氏がプッシュしている、10人全員に「X」をつける「X10 (バッテン) プロジェクト」ですが、私もこれをフェイスブックで紹介したところ、友人からメッセージをもらいました。

その友人も賛同して、更に彼女の友人に勧めたところ、拒否られたそうです。彼女のメッセージは、次のようなものでした。

「罷免する程なのかどうかよくわからないのに X つけるのは抵抗あるって言われてしまった」

そのように感じられる方は少なくないのかもしれません。しかし、私にすれば "You're missing the point." 「うーん、分かっちゃないなあ」です。

なぜなら、国民審査で「X」をつけようというのは、何も彼らを罷免しようとするものではないからです。いくら皆さんがこぞって「X」をつけたところで、彼らが罷免されることはありません。

簡単な計算をしてみましょう。

日本の有権者数は1億人を少し越えた程度です。1億人としましょう。衆議院議員選挙の過去最低の投票率は59.86%ですので、60%としましょう。そして過去最高の国民審査の不信任率は15.17%ですから、15%とすると、「最低の投票率の場合、過去最高の不信任率よりも更に何人が「X」をつけないと罷免されないか」というと、

1億 x 60% x (50% - 15%) = 2100万人

ということになります。この約2000万人というのはとんでもない数字であることはお分かりになると思います。

江川さんのツイッターのフォロワーは約10万人です。その10万人が全て「X」をつけて、更に一人一人が呼びかけて、一人につき10人の賛同を得て彼らが「X」をつけても、たかだか10万人+100万人です。

周りを見回して、その有権者数の1/5の人々がいきなり刑事司法の矛盾に気づいて、「けしからん。よし、国民審査で「X」だ!」なんてことにはなりようがないということです。

こう問われたらどうでしょうか。

もしあなたが、本当にひどい最高裁裁判官を知っていて、その方を罷免したいと国民審査で問いかけても、制度のからくり上、罷免されることはないということに対して、おかしいと思いませんか?

これはどうでしょう。

突然、国民審査のルールを変えて、「信任と思う裁判官には「〇」をつけましょう。それ以外の印、あるいは白紙投票はすべて不信任票とカウントします」となった場合、確実に全ての裁判官が自動的に罷免されることになりますが、そうしたやり方はおかしいと思いませんか?

つまり「X10 (バッテン) プロジェクト」の意義は、国民審査が国民の権利を担保する重要な制度だと言いながら、それを骨抜きしている制度のからくりに「No!」と言いましょうということです。

またそれは、「国民は何も知らなくていいんだよ」というお上の論理に対して「No!」と言いましょうということです。

フェアな国民審査の投票方法は、信任は「〇」、不信任は「X」、白紙投票及びそのほかの記入は棄権とすべきです。そのように制度を変えようとする訴えが「X10 (バッテン) プロジェクト」の意義です。

少なくとも私はそのように理解して江川さんを支持します。

是非、彼女の最新記事「最高裁裁判官の国民審査をどうする?」をお読み下さい。

ここをクリック→ 江川紹子「最高裁裁判官の国民審査をどうする?」

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12/15/2012










ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 「20分で分かる『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』~日本の司法を正す会動画ダイジェスト版」


ここをクリック→ 嘆願書まとめ

ここをクリック→ 上申書まとめ






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category: 刑事事件一般

2012/12/15 Sat. 10:09 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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