「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (270) 「陳情書のお願い」 3/4/2013 

#検察なう (270) 「陳情書のお願い」 3/4/2013

(強制捜査から1539日、無罪判決から3日)

私の事件は、参加型イベントです。そして、また皆さまのお力を拝借することになりました。

嘆願書、上申書に続く「陳情書」のお願いです。

真実を見極める意欲及び能力のある裁判体に巡り合い、皆さまのお力添えもあり、先日の無罪判決となりました。

しかし、これは依然確定判決ではなく、検察上訴の可能性が残されています。

裁判長の魂を揺さぶるあの説諭を真摯に受け止める誠実さが検察にあるのであれば、よもや控訴という暴挙はありえないとは思いますが、これまでの幾度とないターニングポイントで、自らの過ちを正す機会を全てなぎ倒してきた検察のことですから、油断はできません。

私個人は、「控訴も何するものぞ」という気概であり、延長戦でも腕の折れるまで投げる所存です。弁護団も、裁判官の被告人補充尋問の段階で一審無罪判決を確信したため、弁論での主張は85%に留め、15%は控訴審を見据えた新たな主張として温存しています(実のところ、70%を目指したのですが、やはり書き出すと気合が乗って85%の仕上がりになったようです)。

しかし、検察にも引く勇気を示す最後のチャンスを生かして欲しいという気持ちもあり、また何よりも、あの佐藤裁判長の説諭を踏みにじることは日本の司法に対する極めて忌々しい冒涜だという危機感から、検察上訴を避けるべく皆さまのご尽力をお願いするものです。

宛て先は、「東京地方検察庁御中」、タイトルは「陳情書」です。

文面は自由作文です。名前と住所を明記して下さい(日本人、日本在住である必要はありませんが、文面は日本語でお願いします)。署名と差別化すべく、少なくとも一文を添えて下さい。長くなる分にはどれだけでも構いません。検察へのあなたの思いを是非この機会にぶつけて下さい。いかにあの無罪判決の後の控訴が市民感情とずれているかを検察に分からせて下さい。

私のことを直接知っている必要はありません。但し、私とのご関係を(「ブログを読んで事件を知った」等)お書き添え下さい。

もし私の公判を傍聴された方は、是非その印象を書いて下さい。非常に貴重な情報です。

嘆願書は、事後に本人の承認を得てブログ掲載しました。上申書は、検察不同意を前提に、最初からブログ掲載を前提で書いてもらいました。今回の陳情書は名前を公開してのブログ掲載はありません。但し、本文のみの一部引用でのブログ掲載はあることをご了承下さい。

それを

sienhatta@gmail.com

宛てまでご送付下さい(ヘボン式の「shi」ではなく、日本式の「si」です。ご注意下さい。)

メール本文ベタ打ちでも、ワードファイル等添付のどちらでも構いません。

また郵送の場合には、

〒100-0011
東京都千代田区内幸町1-2-2
日比谷ダイビル6階
潮見坂綜合法律事務所
弁護士 小松正和


までご郵送下さい。

締め切りは一週間、来週3/11の月曜、日本時間の正午までにお願いします(郵送の場合は午前中必着)。

資料1 弁護人上申書 (3/1/2013 検察に提出)
陳情書の弁護士バージョンとお考え下さい。

ここをクリック→ 弁護人上申書

資料2 江川紹子氏ブログ 「初心を忘れず、初心に返ろう~この無罪判決が意味するもの」
是非、味読下さい。佐藤裁判長の説諭に関して言及しています。

ここをクリック→ 江川紹子氏ブログ 「初心を忘れず、初心に返ろう~この無罪判決が意味するもの」

資料3 #検察なう (267) 「刑事司法改革のためにすべきこと」
検察上訴について一石投じます。

ここをクリック→ #検察なう (267) 「刑事司法改革のためにすべきこと」

資料4 「検察の理念」
郵便不正事件後、検察の在り方検討会議を経て、彼らが標榜するものです。彼らの行動が、この理念に照らして正しいものか、是非検証下さい。

ここをクリック→ 「検察の理念」

本来、個別に頭を下げてお願いしなければいけないところですが、私はSNSは世界を変えると思っています。その力を信じて、ブログに掲載し、ツイッター、フェイスブックで拡散しお願いするものです。是非とも、皆で力を合わせ、日本の刑事司法に正義を実現しようではありませんか。ご尽力お願いします。

3/4/2013











法廷画が冊子化されました。正(第2回公判~第7回公判、400円)、続(第8回公判~第11回公判無罪判決、500円)の2冊です。代金(実費)は、無償で法廷画を描いてくれた漫画家にカンパされます。ご希望の方は「#検察なう フェイスブック・コミュニティ」のメッセージでご連絡下さい(送料9冊まで80円、10冊以上160円)。

#検察なう


ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 被告人最終陳述

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―

ここをクリック→ #検察なう フェイスブック・コミュニティ





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category: 支援者の方へ、支援者の方から

2013/03/04 Mon. 07:07 [edit]   TB: 0 | CM: 2

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この記事に対するコメント

ガバナンスの効いた司法への提言

初めまして。私は公認会計士で監査業務ではディスクロージャー制度を通じて社会的正義の実現を目指してまいりました。今はコンサルタントとして企業のあり方を常に考えております。
 人間の行動を心の形成過程まで含めていかなる行動をとる必然性があるかを考えております。
私にとっては人間は弱いので間違いを犯してしまう存在でありそうならないためには悪いことができない体制がなければならないと考えております。
 企業では社長を守るための仕組みである内部統制が機能することで社員の出来心へのけん制になりますし、社長のけん制効果としては」ガバナンス体制が形成されますしさらに市場でけん制されるようになっております。誤りはお客様から指摘されますし社会から制裁されることで健全性を保てるわけです。
 しかし残念ながら日本の司法制度はガバナンスが聞いておらずいわば密室の中で行われ本来誤ってしかるべき人間の判断で99%以上検察の判断が通ってしまうという信じられない実態を形成しています。
 高名な医者が「私の護身は10%だ」と言ったら多くの医者が「信じられない。そんなに低いのですか」と言ったという話を聞いたことがあります。それが何事でも実態だと思うのです。
 だとすれば今の司法は抜本的に構造が誤っていると思います。その中で仕事をしている人は常識では考えられない誤りを日常的に犯してしまっているのでしょうからそこにいる人たちにとっても不幸なのだと思います。
 誤りは誤りだとはっきりと指摘されウソがまかり通らない司法にしなければ日本の将来は暗いと思います。従って冤罪は作らないという流れを作るべく真実を語っておられる八田さんを支援したく意見を書きました。宜しくお願いします。

長山宏 #fT4u90Wk | URL | 2013/03/06 Wed. 12:52 * edit *

Re: ガバナンスの効いた司法への提言

全くおっしゃる通りだと思います。刑事司法の現況を理解すると、制度の建付けが日本人の良心に根ざしているように感じ、それが完全に機能不全に陥っているということだと理解しています。

是非、今、集めている陳情書で、あなたのお考えを少しでも実践に近づけるよう行動に移して頂けますでしょうか。過分なお願いであることは重々承知ではありますが。

制度改革は待ったなしの状態だという危機感を持っています。

重ねてメッセージありがとうございました。

八田

> 初めまして。私は公認会計士で監査業務ではディスクロージャー制度を通じて社会的正義の実現を目指してまいりました。今はコンサルタントとして企業のあり方を常に考えております。
>  人間の行動を心の形成過程まで含めていかなる行動をとる必然性があるかを考えております。
> 私にとっては人間は弱いので間違いを犯してしまう存在でありそうならないためには悪いことができない体制がなければならないと考えております。
>  企業では社長を守るための仕組みである内部統制が機能することで社員の出来心へのけん制になりますし、社長のけん制効果としては」ガバナンス体制が形成されますしさらに市場でけん制されるようになっております。誤りはお客様から指摘されますし社会から制裁されることで健全性を保てるわけです。
>  しかし残念ながら日本の司法制度はガバナンスが聞いておらずいわば密室の中で行われ本来誤ってしかるべき人間の判断で99%以上検察の判断が通ってしまうという信じられない実態を形成しています。
>  高名な医者が「私の護身は10%だ」と言ったら多くの医者が「信じられない。そんなに低いのですか」と言ったという話を聞いたことがあります。それが何事でも実態だと思うのです。
>  だとすれば今の司法は抜本的に構造が誤っていると思います。その中で仕事をしている人は常識では考えられない誤りを日常的に犯してしまっているのでしょうからそこにいる人たちにとっても不幸なのだと思います。
>  誤りは誤りだとはっきりと指摘されウソがまかり通らない司法にしなければ日本の将来は暗いと思います。従って冤罪は作らないという流れを作るべく真実を語っておられる八田さんを支援したく意見を書きました。宜しくお願いします。

八田隆 #- | URL | 2013/03/09 Sat. 05:56 * edit *

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