「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (272) 「陳情書途中経過ハイライト」 3/7/2013 

#検察なう (272) 「陳情書途中経過ハイライト」 3/7/2013

(強制捜査から1542日、無罪判決から6日)

来週月曜日午前中の締め切りまで今日が中日です。ここまで54通の陳情書が届いています。

その中からいくつかピックアップしてハイライトを掲載します。ご参考になさって下さい。

是非、一言でもよいので名前と住所に添えて、「陳情書」として

sienhatta@gmail.com

までご送付下さい。よろしくお願いします。

陳情書A ハイライト

「これ以上国民の血税をこの事件に注ぎ込むのは脱税に勝るとも劣らない大罪と考えます。」

陳情書B ハイライト

「今回、この真実は無罪ときまりました。検察の犯罪を憎む正義心は崇高であり国民等しく期待するところであります。しかし判断を間違えて個人の基本的人権を大きく侵害する不正義は検察が犯す犯罪ではないでしょうか。
真実の正義の達成のため、いまこそ御庁の大英断が待たれます。それが控訴断念の決定です。控訴断念の決定は刑事司法の一翼を担われる御庁が現下の国民の負託に応える重責であり検察の理念にかなうものであると思います。」

陳情書C ハイライト

「個人的には検察の方は最初の段階で彼の無罪を感じ取っていたであろうと思っています。それなのに、有能な証券会社社員として高額な税金を払ってきた八田さんを4年半仕事から遠ざけて納税させず、更に優秀な検察官・裁判官が膨大な時間と労力をかけて、これを調べ審議してきたのは、どれだけのエネルギーと税金の無駄遣いだったのだろうとため息がでます。それでもそれが日本の司法における真理と正義のために必要であったのならば、納得できます。今回無罪の判決を得られたことで、日本にも佐藤弘規さんという信頼できる裁判官がいらっしゃることを知って、本心から嬉しく安堵しました。日本の司法が正しく機能していることが証明されたのですから、これまでの労力と税金も無駄ではなかったと思っています。

どうか検察の皆様は今一度真実が何かをよく見て、佐藤弘規裁判官の判決の言葉の意味をよく考え、無意味な控訴で無実の者をこれ以上苦しませることがないように、強く強く望むものであります。」

陳情書D ハイライト

「先進国では類を見ない検察絶対優位の構造を改革し、真の民主的裁判を行うために、取調べの全面可視化、取調べ時の弁護士同席、収集証拠の全面開示、そして検察の上訴権の廃止を希望いたします。しかしその民主的裁判制度が実現するのを待つまでもなく、検察の方々には、間違いを認める勇気、引き返す勇気を持っていただきたい。そして裁判官の方々にも、今回、佐藤裁判長が言っておられた、「初心を忘れずに」判決を書く勇気を持っていただきたいと思います。そして二度と冤罪で人の人生が狂う事が無くなってほしいと思います。もう一度お願いします。これ以上八田さんを苦しめるような不毛な控訴はしないでください。控訴断念は、これこそ検察改革の第一歩となるはずです!もし控訴となったら検察改革はまた100年遅れることになるでしょう。」

陳情書E ハイライト

「日本はかつて、戦場や空襲で多くの人々が命を落としました。のちの世で言われることは「なぜ、間違っている闘いだとわかったときにやめなかったのか」「引き返せなかったのか」という幕僚への批判です。終戦の幕を引いた天皇を悪く言うものはおりません。それは天皇が絶対の教育を受けたからではなく、それが「英断」だったからです。聖書では「多く与えられたものは多く求められる」と教えられています。優秀な頭脳とさまざまな能力を神から与えられ、権限を付与されるお立場の検察官各位であればこそ、あえて、わたくしは、その与えられた能力を、「引き際の美しさ」にもお使いになることができる、と確信もし、お祈りもしています。」

陳情書F ハイライト

「控訴断念というはじめの一歩を歩みだすことで、国民の理解と承認を得てください。子供たちのために日本の司法をもう一度見直してください。日本人特有の正義 感と道徳感を正しく法に適用するのが本来の司法のあるべき姿なのではないでしょうか?

私たち国民は有罪率が高い司法を望んでいるのではなく、罰せられるべきものが法に照らされ、相応の償いをする、という安全な社会の基本理念を具現化した司法です。

国民を罰する権利を与えられた尊い仕事は組織単位の意向ではなく、個人の強い信念が集積することによって機能するということを再認識してください。良識ある行動を期待しております。」

陳情書G ハイライト

「検察の一連の不祥事を本件に結び付けての批判は、本陳情の中では致しません。しかしながら、最高検が自ら基本姿勢を定めた「検察の理念」や、伊藤鉄男元次長検事が辞職する際に語った「引き返す勇気」が今の検察が持つべき理念と規範であるとの認識をお持ちなら、本件の上訴を諦めていただきたい。そして、決して多くは無い検察の人材と時間を、真に糾弾すべき悪に対して費やしていただきたい。」

陳情書H ハイライト

「不良品発生率が0%の工場などありえないことはいうまでもありません。素朴な直感として、人々は組織的な隠ぺいの存在を疑うでしょう。今回、本件判決についての控訴を断念することにより不良品発生率は0.05%に上昇してしまいますが、この数字は直ちに検察の捜査・立証能力の低下を意味するものではありません。寧ろ、「検察は、極めて低い確率でエラーを生み出すもののエラーの発生は認め、是正することができる。決して無理筋を通して無から罪を作り出すことをしない、透明性のある組織である」ということを示す、価値のある数字となるでしょう。

「能力を持ったものには、それを正しく行使する責務がある」という言葉があります。当件においては、佐藤裁判長がまず能力を正しく行使されました。「次は検察組織に」と、期待せずにはいられません。どうか寛大な処置を八田氏に賜りますよう、伏してお願い申し上げます。」

陳情書I ハイライト

「 検察側にかかる諸費用は国庫から出ますが、被告人の裁判費用(弁護士費用を含む)は自腹です。結論が分かっている裁判に、これ以上、彼を拘束しないでほしい。」

陳情書J ハイライト

「この度の佐藤裁判長の言い渡しには、正に裁判官としてのdignityがあった、と感動しました。恐らく、そう感じた人たちは少なくないはずです。検察改革が叫ばれて暫くの時間が経ちました。国民の「どうせ検察は変わらない」と諦めている声も聞こえます。しかしながら、私はそうではないのでは、と思っています。

今まさに、日本の司法が変わろうとしているのではないか、過渡期ではないだろうか。検察もこれまでは、友人のような事件で無罪判決がたとえ出たとしても「必ず」控訴する、と思われていたけれど、いや、検察は「引き返す勇気」を持ち、振りかざした拳を下げる dignityを見せるのではないか、そう、私は期待しています。

一歩、これまでと違った方向に、正しい方向に、踏み出す。これを「改革」と呼ぶのではないでしょうか。私は、検察の改革、日本の正しい司法、を信じます。」

3/7/2013












ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

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2013/03/07 Thu. 07:58 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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