「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (276) 「陳情書ありがとうございました+ハイライトPart3」 3/12/2013 

#検察なう (276) 「陳情書ありがとうございました+ハイライトPart3」 3/12/2013

(強制捜査から1547日、無罪判決から11日)

陳情書、昨日締め切らせて頂きました。わずかの募集期間の間に、なんと249通もの陳情書が寄せられました。

嘆願書は1年で146通、上申書は1ヶ月で60通、陳情書は1週間で249通と、皆さんの声がクレッシェンドで、フォルテッシモになっていることがよく分かります。

検察組織は国益の代表者でありながら、なかなか民意を知る機会がないと思われますので、皆さまの正義を希求する声、変化を求める声を、是非とも彼らに伝えたいと思い、昨日全249通をそのまま検察に提出し、受理されております。

特に今回の陳情書では、私と直接の知り合いでない方々(ブログを読んで事件を知った等)の、身内の身贔屓でない、客観的な視点が注目されます。

震災から2年。日本は今、復興の真っ只中です。そして、一連の不祥事後、検察改革は待ったなしの状況です。この重大な時期に、国家権力の精鋭が、もし民意とかけ離れた保身と私利のために税金と彼らの英知を無駄に浪費するというのであれば、全くもって嘆かわしくゆゆしいことだと思われます。

昨日はこの動画を見て、そんなことを思いました。

ここをクリック→ ハナちゃんにまけるな。

私もハナちゃんに負けないよう頑張りたいと思います。

陳情書ハイライトのPart3を掲載します。

陳情書Y ハイライト

「被告人の裁判に対する私の考えは、恐らく勝てないだろうとのあきらめ感が支配的でした。そして、実際の裁判を傍聴する事無く、 判決を迎えたのですが、その判決内容には、正直かなり驚きました。何の先入観も無ければ、正しい事を正しいと述べた至極全うな判決と思われます が、医療裁判での様々な判決を知ってバイアスの架かった私の脳は、かなり驚いたのでした。そして、感激さえしたのでした。

この正しい事を正しいと述べた至極全うな判決を、このままの姿で残して、後生に残る判決にして頂きたいと切に願います。」

陳情書Z ハイライト

「保身と建前だけの控訴はしないで下さい。これ以上は税金の無駄使いです。」

陳情書い ハイライト

「不毛な裁判はやめようではありませんか。検察は税金を使っているのです。八田氏は経済生産性の高い人物です。再び裁判が始まれば、それは全く国益を損なっているとしか思えません。」

陳情書ろ ハイライト

「実際検察におられる方は組織の論理で「何が正しいか」ではなかなか自分の立場もあり取りずらいのだと思いますがそこに働いている良心ある人にとっては辛いと思います。正しいことを強いながら自分はそれを主張出来ない。不幸なのだと思います。これ以上本来は社会秩序を守るべき立場にある司法がガバナンスが機能せず自己保身で誤った行動を取ってはいけないし思いとどまって頂きたいです。」

陳情書は ハイライト

「私は法律に関しては、詳しくありません。だからこそ、法の裁きというのは、一般人にとり、脅威と感じている部分があります。私自身、造り出す作業の中で、人間としてのマナーは守っていますが、マナーと法律は似ているとこともあり、そうでないことが多々あると感じています。「知らないことはいけないこと」かもしれませんが、「知りえないこと」はいけないのでしょうか。この複雑な現代社会には、素人では知りえないことが沢山あります。知りえるとしたら、みなが法の仕事につけるはずです。人は得意不得意な分野があり、それぞれがその役割を果たしながら社会を形成していると思います。社会人として、最低限の共通マナーと、プロトコールは身につけるべきです。しかし、全てを知ること、学ぶことは現実的に無理です。ロボットではない、人間らしさが、そこにあるのではないでしょうか。」

陳情書に ハイライト

「無罪判決の後の世論も「判決は民意として納得されるものであった」と示されているように感じます。民意からかけ離れた司法では、我々国民は何を指針に生活すればいいのか分からなくなってしまいます。控訴を「断念」するのではなく、「国民とともにある司法」という観点から「無罪確定」という判断をお願いしたくここに陳情するものです。」

陳情書ほ ハイライト

「100年後に日本の刑事司法システムが、”あの時”機能していなかったと後世の人から総括されないよう大局観に基づいて正しく慎重なご判断を重ねてお願いする次第でございます。」

陳情書へ ハイライト

「私にはもうすぐ1歳になる娘がいます。つい先々月1型糖尿病という一生インスリン治療を続けなくてはいけない病を発症し、現在も入院治療中です。連日の病院通いで忙しく、娘の病状が安定していないということもあり、今の状態で陳情書を書くことができるだろうかと少し悩みました。(自分には伝えたいことを素早く文章にする能力があまりないので…)しかし娘のために私ができることは全てしてやりたい、そう思ってこの陳情書を書くことにしました。娘が生きていく社会はより良いものであって欲しいと思うからです。

どうかお願いです。控訴することなく、無実の罪を着せられ4年半も戦ってこられた八田さんをいい加減解放してください。この願いは、娘のためにも、幼い子供たちのためにも、未来は明るいものであって欲しいという願いと同義であります。どうか正しい判断が下されますように。ご英断を切に願います。」

陳情書と ハイライト

「検察の方々にとっては、「無罪判決=敗北」となるような報道を見聞きすることもありますが、そうした見方はおかしいと思います。裁判とは双方の当事者が証拠・証言をもとに「真実を明らかにする。」ことが目的のはずであり、双方が努力して真実を見出す場なのだと思います。

裁判を傍聴した者として、今回の裁判を通じて「真実がどこにあるのか」は、検察、被告・弁護人の双方にとって明らかになったと思います。

今回の裁判の目標は達成されました。これ以上無意味に税金を浪費する必要もないし、優秀な人材の時間を浪費する必要もありません。さらに言えば、これ以上八田氏の自由を拘束することは人権侵害にもなりかねないと思っています。

「無罪=敗北だから、当然控訴」といった慣習が今まであったのかもしれませんが、それを断ち切る現検察関係者の英断を強く期待しております。」

陳情書ち ハイライト

「当該の裁判を傍聴してきましたが、判決は貴庁が集められ法廷に提出された証拠を、たいへん公平に概観した上で下されたものという印象を持っています。弁護側の求めに応じて追加で証拠を提出された貴庁の行動は、法の精神に則った極めてフェアなものであり、これからの日本の司法が進むべき道を示す、優れたお仕事であったと考えます。

今回の判決は、貴庁の主張とは異なる内容かもしれませんが、上記の一点においてまた検察も勝利したのだと、一連の冤罪事件等を通じて日本の司法制度の在り方に関心を抱いてきた私は考えます。

強制捜査以来の年月で被告人が被った、回復不能なさまざまの不利益にも鑑み、なにとぞ今回の判決を受け入れ、控訴を断念されることで上記検察の勝利を確実にされんことを、心より願っております。」

陳情書り ハイライト

「この判決を聞き 日本にも正しい事を正しいと分かる言える人がいるのだと思い、まだ日本も捨てたものではないと希望が少し持てました。

これからの日本、それを作っていく若者達・子供の為にも 我々大人が色々な意味で作り示して行かなければいけないと強く思います。」

陳情書ぬ ハイライト

「このような、合理的に無罪と考えられる状態で、検察が控訴をし裁判を続け、被告の貴重な時間を奪い続けることを行うのであれば、それが自分の身に突然降りかかる可能性があるということであり、その点に一市民としてとても恐怖を感じます。制度としては三審制がありますが、現実的には、その間に、被告の貴重な時間を奪っているのが現実です。特に本件は無罪が第一審で明らかであり、控訴はただの時間とコストの浪費でしかありません。

無罪の人間が有罪とされ、人生を奪われることほど不幸なことはありません。どうか、善良な一般市民が普通に幸福に過ごせる社会になりますよう、よろしくお願いします。」

陳情書ち ハイライト

「無罪が「白い紙」だとすると、八田氏が起訴された時点では、黒や灰色の「色」が塗られていたのではないでしょうか。その色を、八田氏は多くの資料、証拠、自分の気持ちを示し、少しずつ色を剥ぎ取ってきたのです。それを裁判長も認め、最終的に「白」という判断を下したのです。

それは、数多くの資料や証拠が、無実であるという事実を示していたからであり、それらが「白」だと語っていたからです。

その事実を、検察側も認めるべきだと考えます。事実は「白」なのであるから、それをいかに取り繕っても、黒にはならないのです。裁判とはそうゆうものではないのでしょうか。

ある意味では、検察のさまざまな証拠も、それが、八田氏が無罪であることを証明するための証拠となっていたのではないでしょうか。無実の者を無実であると証明すること、それは弁護士だけの仕事ではなく、検察の仕事でもあるのです。」

陳情書り ハイライト

「そろそろ、司法システム全体を再構築する必要があるのではないでしょうか。八田君の裁判は一つの良い契機だと思います。世界から尊敬される冤罪を生まない司法システムを皆で作ろうではありませんか。」

そのほかの陳情書はこちら。

ここをクリック→ #検察なう (271) 「陳情書一例」

ここをクリック→ #検察なう (272) 「陳情書途中経過ハイライト」

ここをクリック→ #検察なう (275) 「陳情書最後のお願い+ハイライトPart2」

3/12/2013








ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 「20分で分かる『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』~日本の司法を正す会ダイジェスト版」(動画)


ここをクリック→ 嘆願書まとめ

ここをクリック→ 上申書まとめ






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category: 支援者の方へ、支援者の方から

2013/03/12 Tue. 07:53 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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