「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (286) 「PC遠隔操作事件に新事実にゃう」 4/8/2013 

#検察なう (286) 「PC遠隔操作事件に新事実にゃう」 4/8/2013

(強制捜査から1574日、検察控訴から27日)

今、日本で一番有名なノラ猫、江ノ島の「グレー」(3月某日、私が撮影)。

グレー「もうこうゆうことに巻き込まないで欲しいにゃ~。情報ある人は江川さんに教えてやってにゃ~」


写真 (3)


今が旬の事件と言えばPC遠隔操作事件。

この事件に関して、私は、容疑者(既に起訴されましたから「被告人」ですね)の祐ちゃん逮捕直後の報道に関して、ツイッタ―及びフェイスブックで推定無罪原則完無視の報道に苦言を呈して以降、むしろ静観していました。

既存メディアがこの事件に関し報道を抑え始めたのは、弁護人の佐藤博史弁護士が積極的に情報発信を始めてからです。そしてネット上では、祐ちゃんが第5の誤認逮捕であるかのように盛り上がっていました。

その前のめりで捜査権力を糾弾する姿勢に、正直、少なからずキナ臭いものを感じていました。もし私が検察官であれば、4人の誤認逮捕の後、これが不退転の失地挽回の最大最後のチャンスであり、それを最大限効率的に利用するため、決め手となる証拠を隠した上で、佑ちゃんや佐藤博史弁護士をハメようとするだろうと考えたからです。

勿論、既存メディアの報道における推定無罪原則の軽視が大問題であることは、祐ちゃんが真犯人であったとしても、何ら変わることはありません。しかし、もし彼が真犯人であれば、世の中の雰囲気としては、警察幹部のリークや人権無視の報道を肯定化するのではないかと危惧していました。

捜査は実に脆弱な間接事実に基づいて行われていたことは確かなようです。この事件での最大の鍵は、祐ちゃんの自宅から押収されたパソコンの解析だと思われます(問題の"IESYS.EXE"と呼ばれるトロイプログラムをプログラミングするには、マルウェアを開発することができるプログラマーで2-3ヶ月かかるそうです。それを土日出勤せず定時に帰宅していた祐ちゃんが、会社で仕事の合間にやることは全く現実的ではないと思われます)。

逮捕後の勾留請求で、検察が罪証隠滅の例として挙げたのは、「所有のパソコンから全ての証拠をほとんど完全に消去した」ことでした。え~、それって最初っから何もなかったんじゃないの?と勾留を認めた裁判官が思わなかったというのはびっくりです。

そして、ここにきて新事実です。

祐ちゃんが江ノ島に行ったのは、1月3日の午後3時前後です。グレーの写真は、数多くの観光客に撮られていますが、同日2時台の写真には首輪がなく、4時台の写真には首輪があることが確認されています。祐ちゃんが、実際に首輪をつけているところの映像はどうもなさそうなのですが(当初の報道では、それがあるかのように言われていたと記憶していますが、いつの間にかそれは立ち消えています)、その首輪の映像は、彼にとって不利な事実だと思われました。

しかし、3日の映像では、つけられた首輪は裏返しであったのに、捕獲された時点の5日の時点では、首輪が表向きにつけられていたということが新事実として分かりました。そして祐ちゃんが4日に江ノ島に行ったという事実はありません。

詳しくは、江川紹子氏のブログを参照下さい。

ここをクリック→ 「猫の首輪は付けかえられていた!」

このことは八木啓代氏のブログでも、実に分かりやすく書かれています。

ここをクリック→ 「猫の首輪の重大な謎」

この事件では、主任弁護人の佐藤博史弁護士の、通常の弁護活動の常識を破る情報発信が注目されています。是非、村上正邦氏主催の「日本の司法を正す会」に招かれた佐藤博史弁護士の熱弁をご覧下さい(3月27日収録)。2時間と長尺ですが、実に見応えあります。特に最後の質疑応答の時間に、木谷明氏(元東京高裁判事)の後進の裁判官を叱咤する部分は実に重みがありました。佐藤博史弁護士も、相当ソフトウェア関連の勉強をしたらしく、実に分かりやすく説明してくれています。

ここをクリック→ 佐藤博史弁護士を招いた日本の司法を正す会

取調べを全くすることなく(取調べを可視化すれば喜んで取調べを受けると言っている祐ちゃんに対し、検察は可視化を拒否しているために、事件の内容に踏み込んだ検面調書は全く作られていません)起訴をした検察の「それでも有罪にしてくれる」と裁判官をなめきった姿勢は、激しく指弾されるべきです。

刑事司法の問題点が凝縮したこの事件。これからも注目です。

4/8/2013











ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 「20分で分かる『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』~日本の司法を正す会ダイジェスト版」(動画)


ここをクリック→ 経緯説明 「真実は一つである」

ここをクリック→ 被告人最終陳述

ここをクリック→ 過去のお勧めブログ記事 Part 5

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ここをクリック→ 嘆願書まとめ

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category: 刑事事件一般

2013/04/08 Mon. 06:34 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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