「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (287) 「氷山の一角 パート3 『ロボスクエア贈賄冤罪事件』」 4/11/2013 

#検察なう (287) 「氷山の一角 パート3 『ロボスクエア贈賄冤罪事件』」 4/11/2013

(強制捜査から1577日、検察控訴から30日)

これまでブログで紹介してきたロボスクエア冤罪事件。一審判決前からフォローしているこの事件ですが、普通のOLが無実の罪で突然逮捕され、7カ月もの間勾留されたという、恐ろしいものです。

一審の有罪不当判決後、控訴審もその不当判決維持となり、現在上告中です。

この度、冤罪被害者の永末康子さんを支援する「冤罪と戦うやすこを応援する会」が発足しホームページが立ち上がりました。是非ご覧下さい。

ここをクリック→ 「冤罪と戦うやすこを応援する会」

応援する会設立の趣旨です。

「日本では、検察が起訴した事件の99.9%が有罪となっています。 彼女が経験したように、否認をすると長期勾留される「人質司法」なる言葉も日本には存在します。 この日本の有罪率の高さや人質司法は世界でも問題視されており、「冤罪大国 日本」とまで言われているのです。

検察はいつも正しいのでしょうか? また、裁判所の判断が本当に間違っていないと言えるのでしょうか?

彼女を救うため、また彼女のような冤罪被害者をなくすため、この事件を皆さまに知っていただくことが、日本の司法を変える原動力になるのではないかと考え、応援する会を立ち上げました。」

発起人の思いを紹介します。

「以前は「警察は市民の安全を守ってくれるもの」と思っていましたが、この事件をきっかけに認識が大きく変わりました。「警察は自己の建前や点数稼ぎのために一般の善良な市民さえも犯罪者に仕立て上げる組織である」、これが私の認識です。いつ私自身が逮捕され犯罪者にしたてあげられて命を奪われてもおかしくない社会なのだと思うと恐ろしくてしかたありません。

私には6歳になる娘がいますが、娘が過ごすこれからの社会をつくるのは今を生きる私たちであると感じています。どうか、正しいことを正しいといえる社会であってほしい、だれかを陥れようとする人を裁く社会であってほしい、真実を真実として受け止める社会であってほしいと切に願っています。」

「冤罪は国家権力の暴走だと思います。やってもいない人間を罪に問うなど基本的人権も何もあったものではありません。彼女がこのような事態に巻き込まれて初めて知りました。 罪を犯していなくても、認めてしまった方がどれだけ楽な道のりであるかということを。新聞やTVでも冤罪事件は多く報じられていますが、もしかしたらそれらは実際に起きているもののごく一部、氷山の一角なのかもしれません。冤罪被害者の多くはやってもいない罪を認め、泣き寝入りをしてしまっているのかもしれません。それほどに冤罪の汚名を晴らす闘いは、タフなのです。

このような事態となり康子さんやご家族は日々苦しみの中にあります。どうか公正な裁判が行われ、無罪判決を勝ち取ることができるよう応援してください。無罪判決が出たからと言って、失われたもの全てが元に戻るわけではありませんが、せめて一日も早く彼女の名誉が回復され、一家に明るい笑顔が戻ってくることを強く祈るばかりです。」

私のこの事件を紹介したブログも「リンク」のコーナーで紹介されています。

私は、この事件を、世の中に累々と作られる冤罪の「氷山の一角」と紹介したものですが、この事件を始めとする冤罪を知るに至って思うことは、検察官や一部の裁判官の裁く側が何か大きな勘違いをしているのではないかということです。

善悪の基準は、時代や文化が違うと変ることもあります。しかし、人を傷つけていけないということは人として最低限のあるべきことだと思います。検察官や一部の裁判官はそうした人の心を失っているのではないでしょうか。

もし彼らの良心に頼ることができないのであれば、制度面で担保するしかないのかもしれません。例えば、現在の裁判官の弾劾制度は、裁判外の非違行為だけが対象となっています。しかし、結果的に冤罪であることが明らかになった誤判を弾劾の対象とするよう検討する必要があるではないでしょうか。

刑事司法をより正しい方向に導くことは、我々全ての利益であり、責任でもあります。みんなで考えてみることが必要です。

4/11/2013










ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

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category: 冤罪事件に関して

2013/04/11 Thu. 07:00 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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