「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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経過報告 (46) 「週刊現代記事」 9/26/2011 

経過報告 (46) 「週刊現代記事」 9/26/2011

明日、取調べ再開。これまで通り五反田の検察庁分室で、午後1時半のスタートです。

私は知らなかったことですが(普通知らないと思いますが)、検察に関する規律規定には、検察庁法というものがありますが、あくまで検察庁の構造と任命の手続きについてのみ定めています。即ち、彼らがいかにあるべきかというものを明文化したものはこれまでありませんでした。それは彼らが着けるバッジのデザインにある「秋霜烈日」(秋の冷たい霜や夏の激しい日差しのような気候の厳しさのことで、刑罰・権威などが極めてきびしく、また厳かであることのたとえ)をあくまで彼らの自覚に委ねたゆえです。そして、本日報道されたところは、郵便不正事件の不祥事を受けて、最高検が「検察基本規定」なる検察の倫理規定を明文化するとのことでした。そこには「無実の者を罰しないように」であるとか「証拠の冷静な評価と管理を」といった言わずもがなの内容が盛り込まれるようです。

「それでは今までは何だったんだ」という批判はさておき、これを機会に彼らの本来の責務をもう一度問い直してほしいと思います。検察に正義なくして、この世に正義はありません。彼らが正しくあることが、我々全ての利益です。

私は検察に問うてみたいことがあります。そして、それを問う機会は多分訪れないのではないかと思っています。それは、「犯罪のない社会はあなたにとってハッピーですか」ということです。もし彼らが、自分の存在意義を犯罪に対する対立項でしか定義づけできないならば、それはNoということになってしまいます。その場合には、犯罪を自ら作り出しても、自分の存在意義を確認することになるでしょう。彼らの仕事は起訴をすることではないはずです。そうした根本的なインセンティブ付けが過たれた時に、検察による犯罪の創作といった奇天烈なことが起こります。それは郵便不正事件以前のみの状態であったとすべきでしょう。今日の彼らはそうであってはならないと思っています。

本日発売の週刊現代に、私の記事が掲載されました。記事を添付します。「証拠があれば起訴するし、なければしない」というのは担当検事の言葉です。建前なのかもしれませんが、私はこの言葉を信じたいと思います。国税局の取調べでは、私の主張を虚偽だと決めつける捜査官に、「xxさん、国税局の取調べは私をクロにしようとしているようにしか思えない」と言ったところ、彼の返答は、「八田さんがそう思いたいのであれば、そう思って下さって結構です」でした。それでも彼らを信じた私は大甘の甘ちゃんでしたが、検察は違うと思っています。今、私が感じているところは、国税局はとにかく告発さえ受理してもらえれば、あとは100%起訴、100%有罪という歴史が処分してくれると思っていたのではないかということです。国税局の杜撰な取調べを、当時の検察が慎重に検討することはなかったのではないかと思っています。週刊現代の記事は、「スーパーワイドそれぞれの思秋期」というコーナーで取り上げられていますが、隣の記事が「小向美奈子の初めてのAV」で、これってどうなの?と思いましたが、男性諸氏は必ず読む記事でしょうから、目立っていいかなとも思いました(え?読まない?読みますよね)。

夜明け前が一番暗い、と言われます。今は、夜明け前に一筋光が見えてきたのではと思います。それは、検察の「引く勇気」という光です。応援メッセ―ジありがとうございます。本当にうれしく思っています。

9/26/2011

P.S.
検察が倫理規定を明文化するということが随分、頭に残っていたのだと思います。昨晩、その発表に私が立ち会うという夢を見てしまいました。そしてそれを報道陣が取材しているという夢でした。ただ、記者の一人が和服姿の道端ジェシカ似の美人記者でとてもうれしかったのを覚えています(なぜ和服?宮崎あおいが好みの私には、特に道端ジェシカが好みというわけではありませんが)。


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category: クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

2011/09/26 Mon. 17:59 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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