「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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経過報告 (47) 「検察取調べ第九回」 9/27/2011 

経過報告 (47) 「検察取調べ第九回」 9/27/2011

本日も取調べが行われました。1時半から7時半。休み明けは検察の雰囲気が変わるかと緊張してしまいます。特に今日もこれまで通りの雰囲気で、良化も悪化も見られませんでした。

先週までで、2005-2007年の給与・賞与(現金・株)の全ての支払い時と源泉徴収時の認識に関して一通り取調べを終え、取調べは今週から佳境に入ったといえます。検察がここは怪しいと思っているところをぶつけてきます。

今日のハイライトの質問は、「確定申告時の申告収入に株式の取得金額が入っていることを知りながら、殊更に過少の申告を行って、『ばれたら税金を払えばいい、ばれなければ払わなくていい』と思っていたのではないですか」でした。これまでのところ、これほどダイレクトに問われたことはありませんでした。

それに対する私の回答は、「1億円以上の脱税を行い、それが発覚することの影響を理解するだけの知性は持ち合わせていたつもりです。1年働けば稼げるだけの経済価値を得ようとして、将来のキャリアを棒に振るリスクを取る程私は愚かではないつもりです。過少申告を意図して行ったということはなく、それは私の誤った思い込みによるものです。正しい申告をしようとする意識はあり、そのためにも税理士を雇って申告を行うというのが通常の年の私の行動でした。また金銭価値だけが私の人生の重要な意味ではないということは十分に理解していたつもりです」でした。

今日は週刊現代の記事に関して、多くの意見を頂き、ありがとうございました。タイトルの副題に関して、あれがかえって目を引き、その実内容を読むと全くニュアンスが違うので印象は悪くなかったという声もありました。なるほど、と思いました。

希望は常に持っていますが、依然予断を許さないという状況には変わりないという認識の元、気を引き締めて臨むつもりです。この時点でも、何を根拠に脱税の故意ありとして、国税局が私を告発し、検察がそれを受理したのかが全く分からない以上、それは単なる掛け声だけではありません。

検察の行動原理には、「クロにできるものが有罪、クロにできないものが無罪」ということがあることは取調べを受けてみて、身をもって感じるところです。検察が真っ黒に塗ろうとする場合においても、完全テフロン加工で真っ白でいるべく頑張っています。私のできることの範囲を越えた「証拠がなくても起訴」ということに不必要な不安を感じないというのが私の希望の在りどころです。「人事を尽くして天命を待つ」ということなのでしょうが、まだ何かできることがあるのではないかと常に模索しています。今日はちょっとそれに気を取られているので、経過報告はここまでにしておきます。

明日も引き続き取調べが続きます。午後1時半からのスタートです。

9/28/2011



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category: 地検特捜部との死闘実況

2011/09/27 Tue. 18:27 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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