「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

05« 2017 / 06 »07
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.

ブック・レビュー 『中国でたい焼屋を始めたら・・・「彼ら」とビジネスで戦うための27の極意 』 浜田玄冬著 

ブック・レビュー 『中国でたい焼屋を始めたら・・・「彼ら」とビジネスで戦うための27の極意 』 浜田玄冬著

たい焼き

会社後輩・友人の著書である。結構な売行きらしい。

外資系金融に長らく勤めた彼の脱サラ・起業奮闘記。彼から「上海でスイーツの店をフランチャイズ展開する」との事業計画を最初に聞いた時は少なからず驚いたが、北京大学に留学経験もあり、ビジネス・センスも交渉力も長けた彼のことだから、勝算ありなのだろうと思った。

タイトルには「たい焼き屋」とあるが、たい焼きはタイの形をしているから「たい焼き」なのであって、彼が商品とした花をかたどったものは「花形大判焼き」と言うべきであろう。それと抹茶パフェが主力商品であったスイーツ店は、短期間の間に3店まで事業は拡大したが、結局数多くの労働争議を抱えて頓挫することになる。その苦労話を実にウィットに富んだ語り口で書いたものが本書である。

彼の戦略はそうした「日本的なもの」を前面に押し出してマーケティングしたことであり、失敗の最大の原因は尖閣諸島問題に端を発した反日感情の盛り上がりで、日本的なものがパージされたというタイミングの問題であった。しかし本書では、そうした外的要因の叙述は極力抑えられ、経営者である彼と日本人・中国人の雇用者との人間関係の軋轢、特に中国人との文化的衝突がメインに書かれている。

中国でビジネスを起こすことは少なからず難しいとイメージできるものの、ここまですさまじいとは。各章の終わりに「学んだこと」として、彼がビジネスの失敗を通して得たノウハウを記していることから、中国で起業する者のハウツー本として、即戦力となることは間違いないが、そうでない読者にも中国文化や中国人の物の考え方を紹介する読み物として十分に楽しめるものである。

批判的な表現も少なくないが、いまだに現地に残ってビジネス(語学学校経営)をしていることから、中国人や中国文化に愛想を尽かしたわけではないようである。彼には是非この本を中国語に翻訳して出版して、文化の差異に起因する交流の敷居を下げてもらいたいものである。

ここをクリック→ ブクレコ 『中国でたい焼屋を始めたら・・・「彼ら」とビジネスで戦うための27の極意 』

















ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 「20分で分かる『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』~日本の司法を正す会ダイジェスト版」(動画)


ここをクリック→ 経緯説明 「真実は一つである」

ここをクリック→ 被告人最終陳述

ここをクリック→ 「#検察なう」 ツイッタ―bot





TwitterやFacebookでの拡散お願いします。

category: ブック・レビュー

2013/08/11 Sun. 17:27 [edit]   TB: 0 | CM: 0

go page top

この記事に対するコメント

go page top

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://fugathegameplayer.blog51.fc2.com/tb.php/584-0cb7cfc8
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top