「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (329) 「「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』動画」 9/12/2013 

#検察なう (329) 「「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』動画」 9/12/2013

(強制捜査から1731日)

7/25に開催された「日本の司法を正す会」に招かれた際の模様です。文字で読むよりも言葉で聞いた方が分かりやすいということもあるので、是非ご覧頂ければと思います。

会に招かれたのは2回目ということもあり、青木理氏、早川忠孝氏の事件の理解も深まっており、非常に内容の濃い会になったと思います。

ここをクリック→ 「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』 (1)

導入~クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件概要 (3:43動画)

ここをクリック→ 「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』 (2)

一審判決の内容及び、国税局査察官の心証と告発、起訴の背景 (10:49動画)

早川忠孝氏 (一審無罪に関して)
「有罪の立証責任は検察側にあるわけです。「合理的な疑いが生ずる」程度の反証をすれば、推定無罪という原則でやらなければいけない。結局、この程度の立証で故意を認めるわけにはいかないという判断を裁判所がやったということです。裁判所の見方が段々厳しくなっているということは間違いないですね」

ここをクリック→ 「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』 (3)

「一罰百戒」と「否認料」 (13:35動画)

青木理氏 (否認に関して)
「簡単に言ったらお上に刃向う奴はしょっぴくって話でしょ。クレディ・スイスっていう証券会社で億単位の申告漏れがごろごろ出てきたって言うんだったら、場合によっては刑事罰を科すというのはあるかもしれない。ただ公平にやるんだったら、認める認めないに関係なく額の大きい人をやるとか、あるいは全員やるとかね、ま、全員やるというのはさすがに難しいんだろうけど。それならまだ田舎っぽい正義感としての筋が通るけれども、否認してて反抗的でけしからんからこいつをやろうっていうのは昔のお上の発想です」

青木理氏(一審無罪に関して)
「一審の特捜案件で無罪というのは非常に貴重で、国税でということになると初めてになるんですが、聞いてびっくりしたのは、弁護側の訴えを聞いて無罪だと言ったんではなくて、そもそも検察の立証が不十分だと言って無罪にしたというのは、最近の検察不信の中で、検察神話が崩壊した一つの例なのかなという気がするんです」

ここをクリック→ 「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』 (4)

検察控訴趣意書の論理的破綻 (14:23動画)

早川忠孝氏(一審無罪と控訴審に関して)
「無罪になったということはね、やっぱり国税なり検察がどうあるべきかということを投げかけているわけです。だから、そう簡単にひっくり返るとせっかくの地裁の判決の価値がなくなっちゃいますからね。今まで、反省を迫ってきたもの、要するにこんなもので立件してはいけないよ、告発してはいけないよ、やる時には平等でないといけないよというメッセージが消えちゃって、力づくでやるべきだという感覚になるとこれはよくないです」

ここをクリック→ 「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』 (5)

一審佐藤弘規裁判長の説諭 (8:07動画)

早川忠孝氏(捜査、公判が今後に与える影響に関して)
「世の中の流れとして大事なことは、国税の担当者レベルではこれを立件するのは無理ではないかと判断した人がいるということ、裁判所に行った時に、一審の裁判官にこれでは有罪にできないと判断した人がいるということ、この行政と司法の両方にそういう人がいるということを大事にしないといけないですね。それが(世の中を)変えて行くんですから」

ここをクリック→ 「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』 (6)

検察官控訴に関して (4:35動画)

青木理氏(検察官控訴に関して)
「合理的な疑いを容れないところまで立証するのが検察の責任であって、プロの裁判官がただでさえ無罪を書きにくい中で無罪を出したということは、少なくともプロフェッショナルの裁判官が合理的な疑いがあるんだと言ったわけですよ。検察は責任を果たしてないわけじゃないですか。ということは、次にもし逆転有罪だとしても、おかしいっていう判断が残っちゃうんだろうなと。そういう考えから言えば、検察官控訴はないっていう方がいい。疑わしきは被告人の利益にという精神からすれば、やっぱり検察官控訴なんていうのはあるべきではないと僕は思います」

ここをクリック→ 「日本の司法を正す会」 『クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件』 (7)

主宰者村上正邦氏の言葉 (3:23動画)

村上正邦氏(正義に関して)
「無罪判決を出された裁判官は、どちらかというと組織の中でははぐれ烏だよね。でも「これでいいのかよ」という者もたまにはいるんですよ。そしてまた、その判断が正しいんですよ。自分の職を賭してでも無罪にしていこうというね。そういう正義感がどこから来るかと言うと、やっぱり覚悟があるからできるんですよ。そこまで覚悟するというのは、正しいから覚悟できることなんですよ。だから私は、八田さんの事件で無罪判決されたことは正しいことだと思う。しかし司法という全体から言えば、それを無罪にしてはならない組織ですよ」

「正しいことは正しい。だから司法を正していこうじゃないかと。あなたのようなことを一つ一つ積み上げて風穴を開けて行かなくてはならないと私は思うんです」

この「日本の司法を正す会」の模様は、雑誌『週刊金曜日』にも青木理氏の記事で紹介されました。

ここをクリック→ 記事『検察と国税の無謬の砦に穿たれた貴重な判決』

9/12/2013









法廷画が冊子化されました。正(第2回公判~第7回公判、400円)、続(第8回公判~第11回公判無罪判決、500円)の2冊です。代金(実費)は、無償で法廷画を描いてくれた漫画家にカンパされます。ご希望の方は sienhatta@gmail.com までご連絡下さい(送料9冊まで80円、10冊以上160円)。

#検察なう


ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 経緯説明 「真実は一つである」

ここをクリック→ 被告人最終陳述

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―





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category: クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

2013/09/12 Thu. 02:19 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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