「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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#検察なう (332) 「マンガ『囚人リク』」 9/23/2013 

#検察なう (332) 「マンガ『囚人リク』」 9/23/2013

(強制捜査から1742日、控訴審まで53日)

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ある日突如として東京に落下した隕石。その隕石は東京に壊滅的なダメージをもたらします。

それから10年、東京は復興が進みつつありました。しかし、隕石クレーター内は、隕石落下後に多発する犯罪を巨大な壁で囲むことで封じ込められた掃き溜めのような場所でした。復興から取り残され、治安が極端に悪く貧困なスラム街の中で、リクはまっすぐに成長します。それも彼が「おじさん」と慕う交番の警察官のおかげでした。

リクの13歳の誕生日の翌日、彼は「おじさん」が暴行を受けている現場に遭遇します。「おじさん」はスラム街での銃器密売を捜査し、新聞社に情報を流していました。その密売業者の鬼道院は、麻薬密売や臓器売買もする超悪党。その彼が、情報が新聞社に流れていることを知り、その情報源を消しに来たのです。

リクに気付いた「おじさん」は見つからないうちに逃げろ!と心の中で願います。リクは恐怖に凍りつきながらも持ち前の正義感で「おじさん」を助けようとします。それでもおじけづいて一歩が踏み出せないリク。鬼道院がリクを見つけます。その子から離れろと銃を突き付ける「おじさん」の腹を撃ち抜く鬼道院。「おじさん」の頭に銃口を押し付ける鬼道院に、リクが奮い立ちます。

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そして銃弾を発射しますが、それは鬼道院の顔をかすめただけ。鬼道院はリクを蹴り飛ばし、こう言います。
「貴様が死ぬには1発ではもの足りんな」
「貴様にはいずれ特別な絶望を用意する。いっそあの時殺してくれていればよかったと思うほどの絶望をな」

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「おじさん」は明日を信じて生きろという言葉を残して、この世を去りました。そして「おじさん」の死はリクによる凶行とされてしまいます。なぜなら鬼道院はなんと警視総監だったのです。リクは懲役30年の冤罪で、絶海の孤島にある極楽島特急刑務所に収監されることになります。

一度は堅牢な監獄に収容され絶望の淵に立たされたリクは、そこで鬼道院が警視総監であることを知り、ぶん殴ってやらなければ気がすまなくなります。「おじさん」の思いを拳に乗せて届けるため、脱獄を決意するリク。しかし、彼の前には多くの困難が立ちはだかります。

というのが『囚人リク』の始まりです。最近のお気に入りのマンガ(週刊『少年チャンピオン』連載中)です。

13歳のリクが(なぜか)成人用刑務所に収容され、ほかの囚人たちの心を捉えていくところは、単純ではありますが、なかなか痛快です。

刑務所の舎房ごとの抗争という設定は、どおくまんの名作『暴力大将』を思い出します。

暴力大将

冤罪モノということでかなり肩入れして読んでしまいますが、同じくこのマンガを読んでいた友人から、「八田さん、リクに似てるよね」と言われました。

「お、うれしいじゃん。やっぱり熱い?」
「いや、顔が」
「じぇじぇ!」

ふうむ、リクくらい熱く生きたいものです。

そしてこのマンガの単行本を、私が支援している塀の中の友人に差し入れ本として送りました。冤罪モノ、脱獄モノということで検閲ではねられるかと思いきや、さにあらず。無事届いたようです。そして同房の人たちにも大好評らしいです。

先日伝え聞いたところ、差し入れてから随分時間がかかってから届いたことがあり、その時は、一部黒塗りされていたそうです。おー、そう来たか。どの部分が黒塗りされたか実に興味津々ですが、その友人が晴れて出てくるまでそれは謎となりそうです。

単行本では13巻まで出ています。9巻まで読んで差し入れ済みなので、日本に帰ったら残りを読んでまた差し入れしようと思っています。

ということで、機会があれば是非読んでみて下さい。『囚人リク』、お勧めです。

ここをクリック→ Amazon 『囚人リク』

9/23/2013













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category: 刑事事件一般

2013/09/23 Mon. 02:44 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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