「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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フィルム・レビュー 『そして父になる』 是枝裕和監督 

フィルム・レビュー 『そして父になる』 是枝裕和監督

そして父になる

最初に劇場で観た是枝作品は彼の監督第2作目『ワンダフルライフ』(1999年)でした。それ以来フォローしている彼の最新作『そして父になる』観賞。

予告の「魂をゆさぶる感動作」というのは私にとってはあまりにぬるい表現でした。それほど観ていて辛かったものです。私は田舎の商店の長男として生まれました。琉晴の父(リリー・フランキー)に私の父、母(真木よう子)に私の母を見て、自分がどれだけ幸せだったかを思いました。それと共に、仕事に忙殺され息子に自分の価値観を押し付けてばかりいた自分の中の慶多の父(福山雅治)的な部分を自覚し、TOHOシネマズ渋谷を出てから昼間の渋谷の109前で号泣してしまいました。

この映画は家族とは何か、父親とは何か、子供を育てるということは何かを考えさせてくれます。是非、ご覧になってそれらを考えてみて下さい。

あまり客観的には観れなかったものですが、それでも違うなと思った部分もあります。例えば子供とどれだけの時間を使うかが愛情の尺度とされているかのような説明。仕事ばかりのサラリーマンが子供を愛していないかというと、そうではないと思います。確かに時間は作るものなので、一つの目安ではありますが。

また、リリー・フランキー演ずる子供の友達のような父が理想像とされるのも抵抗があります(是枝のメッセージはそうではないと思いますが)。外で稼いでくるのが父親の第一プライオリティーで、子育ては母親がまずは責任者という昔ながらの役割分担的な考え方もあっていいと思います。適材適所ということで。これは負け惜しみ的なところもあるので、強くは主張できませんが。多分、理想の父親像も時代と共に変化しているのだと思います。父の威厳とかってのは古いんですかね。

映画のテーマに即した点では、病院の説明にあった「子供を取り違えられた親のほぼ100%が交換を選ぶ」というのは意外でした。もし自分であれば、そのままなかったことにして(法律的には養子縁組をお互いの家族でするということになるんでしょうか)、子供が判断できるまで教えないということを第一の選択肢と考えて相手家族と相談すると思いました。

相変わらずリリー・フランキー、真木よう子の演技はさえていました。福山雅治は私の中では歌手であって役者じゃないんで、あんなもんかと。

ここをクリック→ 『そして父になる』予告編

(10/25/2013 Facebook より転載)













ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 経緯説明 「真実は一つである」

ここをクリック→ 被告人最終陳述

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―





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category: フィルム・レビュー

2013/10/27 Sun. 07:50 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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