「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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フィルム・レビュー 『悪の法則』 リドリー・スコット監督 

フィルム・レビュー 『悪の法則』 リドリー・スコット監督

悪の法則

『エイリアン』『ブレードランナー』『ブラック・レイン』『グラディエーター』と私の好きな作品の監督ですから期待も大。2000年の『グラディエーター』以来ぱっとしていなかったのですが、前作『プロメテウス』では人類の起源に踏み込むSF映画を越える作品で、今回もクライム・アクションを越えた新境地に挑戦かと思ったのですが。

うーん、残念。映画ではメイン・プロットもさることながらディテールがイケてるということも「あり」です。例えばタランティーノの『パルプ・フィクション』。この映画もメイン・プロット以外に「死」や「セックス」に関して非常に哲学的な洞察が登場人物によってふんだんに語られます。最初はそれが面白かったのですが、徐々にはまるどころか鼻についてきます。いわゆるペダンディック(衒学的)過ぎるんですね。大体、ドラッグ・ディーラーらはそんなに哲学的なはずないしww

一番残念なのは、主人公のキャラ設定。原題『The Counseler』が表すように、主人公はマイケル・ファスベンダー演じる弁護士。これが悪に手を染めるのですが、その動機があまりにも弱い。かみさん(ペネロペ・クルス)もらったから贅沢したい?よー分かりません。ダーク・サイドに落ちるにはそれなりのルサンチマンがないと。これがこの映画の最大の弱点ですね。

豪華な出演者の中でよかったのはブラピ。変わらず彼の魅力を発揮しています。ただ彼の首がチョン切れるシーンでは、血染めの手を映して終わりなのですが、「何で指切れてねえんだ!」と突っ込みたくなりました(その後、海外の友人から「指は切れてる」との指摘あり。私の見間違いか、日本公開では修正ありなのか)。

予告編の緊張感は全く裏切られる退屈な映画です。それでもよければどうぞですかね。

ここをクリック→ 『悪の法則 予告編

(Facebook 11/20/2013より転載)













ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 経緯説明 「真実は一つである」

ここをクリック→ 被告人最終陳述

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―





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category: フィルム・レビュー

2013/11/24 Sun. 01:38 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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