「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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フィルム・レビュー 『プリズナーズ』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督 

フィルム・レビュー 『プリズナーズ』 ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督

プリズナーズ

これはいいです。作品の雰囲気は(『羊たちの沈黙』+『ミスティック・リバー」÷2)にカルトのスパイスを振りかけた感じ。

突如行方不明になった少女2人。その親の一人をヒュー・ジャックマンが演じます。警察の取調べでは嫌疑不十分として釈放になった容疑者を監禁、拷問するというハードな設定。娘をなんとか見つけたい気持ちがほとんど狂気の沙汰という状況まで彼を追い込みます。

とにかくストーリーがいいです。例えば『ユージュアル・サスペクツ』なんかはもう途中で犯人が誰か分かっちゃったりするわけですが、この作品では最後の最後まで騙されました。まあ観て騙されて下さい。「ええっ!そう来るかー!!」でした。

ヒュー・ジャックマンは頑張ってますが、ウルヴァリンの(肉体と共に精神面も)強靭なイメージがあって、もう少し不健康キャラでもいいんじゃないかと思いました。もう一人の父親はテレンス・ハワード。エスタブリッシュのブラックを演じさせればはまり役で好きな役者です(ポール・ハギス監督『クラッシュ』での彼の演技はよかったです)。私の掛かり付けの歯医者の先生に似てます(彼は日本人ですが)。

ヒュー・ジャックマンと同じくらい重要な役割を演じてるのが刑事役のジェイク・ギレンホール。監督も彼の演技を気に行ったのでしょう、次作の「Enemy」でも主演を演じていて、こちらもサイコ・サスペンスといった感じで期待させます(カナダで予告編だけ観ました)。

この映画の重要なテーマがカトリックvsフリーメイソン。刑事ロキの指に大きなフリーメイソンの指輪がはまっているのが何度も映ります。監督は「ノアの方舟」的な自己救済的発想(ヒュー・ジャックマンはカタストロフィに準備する敬虔なクリスチャンという設定)を否定しているのではと感じました。そうしたディープな宗教観は、なかなか日本人である我々にはピンとこない部分もあるのですが。

ドゥニ・ヴィルヌーヴはカナダの監督ですが、注目です。

ここをクリック→ 『プリズナーズ』予告編

(Facebook 5/14/2014より転載)















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表紙1




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category: フィルム・レビュー

2014/05/18 Sun. 17:55 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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