「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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フィルム・レビュー 『リスボンに誘われて』 ビレ・アウグスト監督 

フィルム・レビュー 『リスボンに誘われて』 ビレ・アウグスト監督

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ふと観に行って、思いがけずにいい作品に出会うのが映画の面白さ。この作品は、自分にとっては掘り出し物だった。

ジェレミー・アイアンズ演ずる主人公ライムントは、妻に「退屈だから」と言われ離婚して5年になるスイスの高校教師。一人でチェスをするのを楽しむ「平穏=空っぽ」な人生を送っていた彼が、ある朝橋から身投げをしようとする女性を助けたところから、彼の人生は一変する。女性は姿を消すが、彼女のコートには1冊の本が。その本に書かれた哲学的な思索に、彼は心を奪われる。そしてその本に切符がはさまれていたリスボン行きの夜行列車に衝動的に飛び乗ってしまう。リスボンは著者アマデウの生誕地であることを知り、彼に会いにいくことに。そしてアマデウは、独裁政権時代にレジスタンス運動に身を投じ、革命達成の日に病死した貴族出身の医師だったことを知る。

と、映画は最初から不思議な雰囲気を帯び、ストーリーは急展開していく。

映画は、アマデウの昔の仲間をライムントが訪ね歩く現在と、彼らの証言から描かれる過去を交叉して展開。そこから暗い時代に熱く生きた個人の姿を見事に浮き彫りにする。生き残った仲間が現在心に抱えた軋轢をライムトンが解きほぐしていくと同時に、彼自分の人生を見つめ直す様を希望と共に描いている。

リスボンという異国情緒漂う街並みを背景に、社会と個人、現在と過去を巧みに重ねて見応えある映像世界に仕上げた作品。ジェレミー・アイアンズの抑えた演技が実に好印象。

「人生を導くのは偶然だ。残酷さと思いやりと幻惑的な魅力に溢れている」(本に書かれていた言葉の一つ)
やはり色艶のある映画っていいなあ。お勧めです。

ここをクリック→ 『リスボンに誘われて』予告編













ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー


表紙1

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ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

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category: フィルム・レビュー

2014/10/19 Sun. 17:53 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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