「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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フィルム・レビュー 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』 オリヴィエ・ダアン監督 

フィルム・レビュー 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』 オリヴィエ・ダアン監督

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女性にとって、いつか王子様が現れてお姫様になるというのは永遠の夢なのだろう。それをリアルな世界で実現したのがグレース・ケリー。

華やかな表舞台とは異なり、ハリウッド大女優とはいえ一般人がロイヤル・ファミリーの一員になることの苦労話が描かれているんだろうな....と思いきや、いい意味でその期待は裏切られた。

ヒッチ・コックがグレースを訪れ、新作映画の主演女優の役をオファーする。それを演じてみたいとする彼女と周囲との軋轢。という場面までは、想定内。ところがその後、モナコを経済封鎖しようとするフランスからの圧力がモナコを政治的、外交的に窮地に陥れ、グレースの環境も一変するといったところから、映画は急展開し、俄然面白くなる。

結局、ハリウッドに戻ることを断念するグレースだが、それは女優を辞めるということを意味するのではなく、彼女は、政治というおとぎ話の中で、自分の役を演じ切ったのではないだろうか。映画にこそ出演しなかったものの、生涯女優を貫き通したのだと私は感じた。

ハリウッド稀代のクール・ビューティー、グレース・ケリーを演じたのは、現代のクール・ビューティー、ニコール・キッドマン。彼女の作品では、スタンリー・キューブリック監督『アイズ・ワイド・シャット』とラース・フォン・トリアー監督『ドッグヴィル』の演技を高く評価しているが、この映画での彼女も、圧倒的な存在感をもって、先輩大女優の役を見事に演じている。

そのほかの見どころは、言うまでもなくグレースの衣装。本作の中で最も印象的な衣装の一つである白ドレスは、グレースが実際に 1956 年に着たランバンのドレスをもとに作られたもの。ティアラと3連ネックレスは実際にグレースに贈られたものを、カルティエがこの映画のために複現している。そのほかスカーフやバッグはエルメス、靴はフェラガモのアーカイブから、ドレスのデザインはディオールが担当とまばゆいばかりである。

グレースが若干美化され過ぎの感はあるが(レーニエ3世が「指導者としてての資質に欠け、妻を束縛する男」として描かれているのは史実と異なるとして、モナコ公室はカンヌ映画祭オープニング上映の出席を拒否している)それはフィクションとしてよしとし、女子必見!の映画ではないだろうか。

ここをクリック→ 『グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札』予告編

(Facebook 10/27/2014より転載)










ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー


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ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

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category: フィルム・レビュー

2014/11/02 Sun. 16:45 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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