「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

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フィルム・レビュー 『海街diary』 是枝裕和監督 

フィルム・レビュー 『海街diary』 是枝裕和監督

umimachi diary

監督デビュー作『幻の光』(95)以来フォローしている是枝裕和監督の最新作。舞台は、極楽寺~七里ヶ浜~腰越という普段見慣れた風景(劇中、加瀬亮と長澤まさみが遺言の話をする海岸は、うちから歩いて2分の材木座海岸。私が天気のいい日にトンビに警戒しながらホカ弁を昼飯で食う海岸の橋)。

前作『そして父になる』ほど心は揺さぶられなかったものの、それはやはり男女の差だろう。主要な登場人物はみんな女性であり、祖母から続く女系三代記ともいえるドラマ。四人姉妹のキャラクターの作り込みが絶妙で、特に異母妹の四女の、子供ながらに背負うものの重さに子供時代を奪われているという設定には感じさせるものがあった(最初の泣きポイントは、予告にもある綾瀬はるかが「一緒に暮らさない?四人で」という問いかけに即答するシーン)。

是枝作品で若干気になっているのが、『奇跡』(11)あたりからの「解りやすさ」や「そつのなさ」。完成度は高くなっているのだが、『ワンダフルライフ』(99)や『誰も知らない』(04)の頃の是枝ワールドの「味」は薄くなっているようにも感じる。とは言え、それは無理に難点を見つけようとしているだけかもしれない。喪服のシーンが多いが、上の三姉妹の喪服(四女は学校制服なので)のスカートの丈だけ見てもそれぞれのキャラクターがよく出ているほど、隅々まで心配りが行き届いている作品。

脇役も手堅い。大竹しのぶ、加瀬亮、リリーフランキー、風吹ジュンといった実力派が揃い、その中でも大叔母役の樹木希林はやはりすごかった。唯一、実力を発揮していないのが堤真一。綾野剛との「ドコモ得ダネ」のCMで発揮されている彼のキャラクターは生かされていなかった。

ということで、「女は生きているだけでも大変なのよ」とついつぶやく女性は共感すること間違いなし。男性はまず前作を観てからということで。

ここをクリック→ 『海街diary』予告編

(Facebook 6/22/2015より転載)












ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー

表紙1




ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

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category: フィルム・レビュー

2015/06/28 Sun. 01:05 [edit]   TB: 0 | CM: 0

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