「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

06« 2017 / 07 »08
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.

フィルム・レビュー 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 ブラッド・バード監督 

フィルム・レビュー 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』 ブラッド・バード監督

rogue nation

映画『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』鑑賞。

ミッション・インポッシブル・シリーズはトム・クルーズが初めてプロデューサーに挑戦し、自ら監督を選んでいる。1作目はブライアン・デ・パルマ(『キャリー』『スカーフェイス』『アンタッチャブル』)、2作目はジョン・ウー(『男たちの挽歌』)、3作目はJ.J.エイブラハムズ(TVドラマ『ロスト』、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』)と彼のセンスで選んだ尖った監督が作品を監督してきた。そして今作では、前作に続きブラッド・バード監督。

ブラッド・バード監督はアニメ映画の監督であり、『ザ・シンプソンズ』『アイアン・ジャイアント』『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』を手掛け、前作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が初の実写映画監督。

MIシリーズは1~3作目を観て、あまり感心させられなかったことから前作を見逃していたことを、この作品を観て後悔している。

シリーズ物のパターンは1作目のヒットを受けて、続作が製作されるが、1作目を越える作品は生まれないというもの。これは自分の中では確固とした法則だと思っていたが、何事にも例外があるのだということを改めて思い知った。この作品はMIシリーズの最高傑作(未鑑賞の前作は除く)であることは間違いない。

スパイ組織といえば、ジェームズ・ボンドが所属するイギリス秘密情報部(MI6)が横綱級だが、アメリカでといえばやはり1966年から1973年までのTVドラマ『スパイ大作戦』で描かれたCIAの特殊作戦部Impossible Mission Forceだろう(但し、TVドラマではピーター・グレイブスが演じたジム・フェルプス役が作品の「顔」だが、映画版でトム・クルーズが演じるのは彼の部下であるイーサン・ハントというTVドラマにはない役)。

007シリーズがダニエル・クレイグが主演となってから、よりタフでシリアスになって新味を吹き込んだの対し、MIシリーズでブラッド・バード監督が選んだのはコミカル路線。そのために、前作から出演しているサイモン・ペグ(元イギリスのスタンダップ・コメディアンで『ショーン・オブ・ザ・デッド』でブレイク)の存在は欠かせないものであり、完全に主演のトム・クルーズを食っている。

『ハート・ロッカー』でブレイクしたジェレミー・レナーも前作から。そのほかの役者、ルーサー役のヴィング・レイムス(トム・クルーズ以外でMIシリーズに全作出演しながら、前作でなぜかノン・クレジット)とヒロインのレベッカ・ファーガソン(無名ながら、女性のアクションでは『キル・ビル』のルーシー・ルー以外に彼女ほどカッコいいアクションを見たことがなかった位)、それぞれがいい味を出して、作品を「トム・クルーズの映画」に終わらせていない。

とにかく、イーサン・ハントは普通なら10回位死んでもおかしくないアクションの連続で、「え~、マンガだろ~」と言いながら、そのとんでもなさがコミカルな雰囲気にマッチして、上級のエンターテイメントになっている。最後で実在のスパイ組織であるCIAをコケにしているのも実に痛快で風刺が効いている。

最近のアクション物として、シリアス路線なら『サウスポー』、コミカル路線なら『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』がイチ押し。これは観て損はない。

ここをクリック→ 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』予告編

(Facebook 8/6/2015より転載)










ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー

表紙1


ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―

ここをクリック→ #検察なう フェイスブック・コミュニティ






TwitterやFacebookでの拡散お願いします。

category: フィルム・レビュー

2015/08/09 Sun. 01:34 [edit]   TB: 0 | CM: 0

go page top

この記事に対するコメント

go page top

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://fugathegameplayer.blog51.fc2.com/tb.php/895-69c1e60a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top