「蟷螂の斧となろうとも」 by 元外資系証券マン

クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件(http://goo.gl/v0xQYP)において、国税局査察部告発、検察特捜部起訴の事案で史上初の無罪判決。 著書『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』(光文社)。 ツイッター(@thatta0529)で「#検察なう」の情報発信を続けます。

10« 2017 / 11 »12
1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.

#検察なう (541) 「冤罪が確実に増える刑訴法改正をどう捉えるか Part2~前田恒彦氏による論説」 6/6/2016 

#検察なう (541) 「冤罪が確実に増える刑訴法改正をどう捉えるか Part2~前田恒彦氏による論説」 6/6/2016

前回のブログでは、今までフォローしてきた刑事司法制度改革について私なりに総括し、方向性を示させて頂きました。

ここをクリック→ #検察なう (540) 「冤罪が確実に増える刑訴法改正をどう捉えるか」

先週、この問題に関して語らせれば間違いなく適任者の一人であり、私も講演でご一緒させて頂いた(注1)前田恒彦氏の論説が掲載されました。彼が適任であることについては、それもそのはず、彼こそが全ての出発点の中心にいた人物であり、インサイダーの論理で語れるからです。

その中で、私が個人的に注目したい一文は、

「特に裁判所の意識が変わることが重要だ。」

そこに、不完全な(即ち訴追側に圧倒的有利な)刑事司法制度の下で、特捜部にとってみればあり得ないはずの私の無罪判決が生まれた鍵があるからです。(注2)

そして締めがいい。引用させて頂きます。

「刑事司法制度の「あるべき姿」とは何か―

証拠開示や取調べの可視化、司法取引など、あくまで方法論にしかすぎない。

制度改革にあたっては、各制度のメリットやデメリットを踏まえ、わが国におけるこれからの刑事司法制度の「あるべき姿」まで見据えた議論を行う必要がある。

結局のところ、その方向性を決めるのは、熱心に活動する一部の法曹関係者や学者、ジャーナリストではなく、読者を含めた国民一人ひとりにほかならない。

刑事司法制度は、地味だが国民の生活に重大な影響を与えるものだし、何よりも国民のためにあるものだから。」

全くもってその通りだと思います。皆さんも同じ気持ちを共有して頂ければ幸いです。

是非ともリンクの論説を熟読下さい。これまでも少なからずの識者の方々が指摘してきた点に関し、彼の経験に基づいて議論を深め、過不足なく丹念にまとめています。

ここをクリック→ 前田恒彦氏「中途半端な形で終わった刑事司法制度改革議論の発端となった張本人として思うこと」

(注1)
ここをクリック→ #検察なう (460) 「愛知弁護士会主催「3・7取調べの可視化市民集会」講演全文」

(注2)
この点に関しては、何度もブログに書いてきました。その一つを是非お読み下さい。
ここをクリック→ #検察なう (279) 「時代が判決を導き、判決が実務を変える」

6/6/2016













ここをクリック→ Amazon 『勝率ゼロへの挑戦 史上初の無罪はいかにして生まれたか』 カスタマーレビュー

表紙1


ここをクリック→ Wikipedia クレディ・スイス証券集団申告漏れ事件

ここをクリック→ 八田隆ツイッタ―

ここをクリック→ #検察なう フェイスブック・コミュニティ






TwitterやFacebookでの拡散お願いします。

category: 刑事司法改革への道

2016/06/06 Mon. 00:01 [edit]   TB: 0 | CM: 0

go page top

この記事に対するコメント

go page top

コメントの投稿

Secret

go page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://fugathegameplayer.blog51.fc2.com/tb.php/996-5befb2db
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

go page top